2010年09月28日

ポール・パレー、サン=サーンス/交響曲第3番

マイブームのポール・パレー(Paul Paray)の第2弾

uccp7050.jpgマルセル・デュプレのオルガン
ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団による
サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」

1957年10月デトロイトでの録音ながら
パレーらしい、きっちりとした剛毅な演奏を堪能。

この録音も左右はっきりと切り分けられたステレオ効果なのは
マルチ・チャンネルになる前の3トラックによる収録であるからでしょうが、
ここでは、パレーの録音には珍しく、第2ヴァイオリンを右に振り分けていて
より一層、生々しい演奏が耳にでき、驚かされました。

フランスの重鎮マルセル・デュプレのオルガンも重厚感ある音で収録。
演奏ももちろん素晴らしいけれど、この時代の録音と思えないですね。

ここまで書いて気づきましたが
このCDジャケット、ネットから今のを拾いましたけど、
この写真、かつてはラフマニノフとフランクの交響曲が収録されたものです。

ラフマニノフの交響曲第2番はどこに行った??

こちらのラフマニノフ、最近では流行らないカット版による演奏なので、
第1楽章が16分で早く終わることもありますが、やはりストレートな表現、
ぐいぐいときて、カッコ良く感じる好きな演奏なのですけどね。

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posted by fronte360 at 05:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
安田さん、こんにちは。

サン=サーンスの「オルガン」交響曲も、確かシャルル・デュトワのCDしか持っていなかった気が…。実演も1度きり…。まだ語るレベルには達していないようです。ただ、デュトワはフランスの作曲家の曲、あるいは歌唱が入った曲には力を発揮します。なので、お時間がありましたら、聴いてみてください。
Posted by 岩崎 高宗 at 2010年09月28日 16:54
岩崎高宗さん、コメントありがとうございます。

サン=サーンスのオルガン交響曲、どこかドイツの純音楽嗜好になってしまうようで、当方もなかなか縁のない曲でしたが、アマオケながら実演も2度接して、足元から響いてくる第2楽章の魅力を知りました(他にももう1回あったと思うのですが。。。思い出せません、気のせいかも)。

デュトワ、N響の茂木さんの著作で読むと、録音となるととても厳しい要求を出し続ける方、響きには完璧主義な方なようですね。 これから勉強していきたい数少ない指揮者のひとりですので、オルガン交響曲また試してみたいと思います。

それでは 
Posted by 安田裕隆 at 2010年09月29日 17:59
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