2010年02月28日

常徳寺〜白山神社〜小石川あたり

午前中は冷たい雨が降っていて、時に雪も混じっていたのではなかったかな、
退屈だったし、ブログのデザインをちょっといじってみました。
そして昼過ぎ、陽射しがようやく出てきましたので、
津波の被害が出なければ良いと思いつつ、小石川図書館に出発です。

今日は一歩も外出してなかたので、寄り道などしながら図書館に向かいます。
まずは、常徳寺

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いつもこの前を素通りしていますが、中に入ると石仏が沢山置かれています。

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これは六地蔵

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そして身代地蔵尊

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江戸時代の地図には大きく「身代地蔵」小さく「常徳寺」と書かれていたほど
霊験あらたかだったそうですが、第二次大戦で大きすぎて運び出せず焼失・・
これは、西暦2000年に再建・復興されたものとのこと。
お堂のガラス越しの拝観がちょっと残念ですね。

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白山上の交差点で信号待ち
旧白山通りのこの坂の中腹に、都営地下鉄三田線の白山駅がありまして、
今から25年前、高校時代の同級生が向丘2丁目のアパートに住んでおり、
この坂を登って、度々訪れたことが、昨日のことのように思い出されます。
これがきっかけとなり、東京に住むなら文京区、と決めた場所でもあります。

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さて坂の中腹を右に折れると白山神社が見えます。

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本殿と狛犬、この写真ではわかりませんが、狛犬の目は金色ですよ。

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境内をすすんで本殿を振り返るとこんな感じ。
文京・花の五大まつりの一つ「あじさいまつり」の頃はもっと綺麗でしょう。

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河津桜が葉桜となり、雨上がりの空に映えているのを観て階段を降り
白山通りを渡って小石川植物園にぶつかりました。
ちょいと運動不足だし、天気もよくなったので、遠回りしましょう。
網干坂を下りました。

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千川通りを渡って窪町東公園、天気がよくなったので散歩の人もちらほら

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そしてこの公園の中腹より、占春園

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水戸徳川家2代光圀の弟松平頼元の屋敷内の庭園の名残だそうですが、
今は、筑波大学附属小学校の自然観察の場となっています。
東京は武家屋敷が多かったこともあり、都心部に緑が多いですねぇ。

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そして明治以降は首都だったこともあり、明治大正期の史跡も多くあって
この自動車の止まっているビルのところが、石川啄木の終焉の地です。
ビルの入口に案内板が掲げられています。

さて、小石川図書館では以下を捕獲しました。

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バーニー・ケッセル/ジャスト・フレンズ
バーニー・ケッセル/オン・ファイアー
ケニー・バレル/ア・ナイト・アット・ザ・ヴァンガード
ジム・ホール/ジャズ・ギター

ブラームス/交響曲全集(アンセルメ/スイス・ロマンド管)
フランツ・シュミット/7つの封印の書(アーノンクール/ウィーンフィル)
伊藤君子/スタンダーズ・マイ・ウェイ
ウルフルズ/ベストやねん

やはりレコードはすべてジャズ、今回はギタリストばかりとしました。
落着いた大人の夜をすごしましょう。
posted by fronte360 at 19:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
安田さん

 アンセルメのブラームス交響曲全集は、2枚で4曲全部を聴ける貴重なセットですね。この種のものは、他にカラヤン新旧、ケンペ、ヴァント、ワルターNYP、サヴァリッシュVSO、カイルベルト等がありますが、アンセルメのは値段も安く、便利そうです。アンセルメという人は、ある時期、ドイツ音楽に積極的に取り組んだんだそうで、その時期の産物がベートーヴェン、ブラームスの交響曲全集やドイツレクイエムなんだそうですね。
 私が子供の頃、アンセルメ・スイスロマンドが来日し、ブラームスの交響曲第4番をやったのですが、テレビで見ていたら、第4楽章が終わってもシーンとしていて、しばらくしてからまばらにパチパチと拍手があったのを覚えています。その他のラヴェルやドビュッシーでも、レコードの演奏(音!)とのあまりの違いに、「ロンドンレーベルって言うのは、録音が凄く上手い事が解った!」などということになったのを思い出しますね。(これは全然褒めていない!)
 安田さんが借りられたブラームスの全集は、どうですか?40年以上前の実演の記憶から言って、このオケは技術は大したことないのかな?
 日本酒は、いかがですか、今日は。ところで、安田さんは、3日ぐらいで一本飲まれているのかな?お嬢さんが帰省されて、奥さんに、安田さんは大酒を飲んでいる、と報告されたんですか?はあ。まあ、どこからを大酒と言うか。
Posted by 安倍禮爾 at 2010年02月28日 21:44
安倍禮爾さん、コメントありがとうございます。

アンセルメのブラームスの交響曲全集、オケの技術の問題はおいても、これは現代に通じる演奏だと思いました。 いわゆる独墺系の重厚長大とは一線を画したものですね。 オケが機能的だとより現代的なのでしょうが・・・

ロンドン・レコードのffssという録音方式ですね。 当時の再生装置に合わせたグラマラスな音造りが特徴なので、現代の装置で聴くと少々華美に聴こえたりものします。 が、当方はまだかつての装置を利用してますので、丁度良い感じです。

日本酒については、本日のブログにも記載しました。
ご明察、だいたいそんな感じです。 実際には、焼酎、ウィスキーなども飲みますけどね。 そうそう、一昨日には紹興酒も買ってしまいました・・・
Posted by 安田裕隆 at 2010年03月05日 21:57
はじめまして!
よく常徳寺の前を通られるようですね。
お参り頂きありがとうございます。
これからなるべく身代わり地蔵尊堂のガラスを
はずすようにします。いつでもお参り下さい。

                    合 掌
Posted by joutokuji juusyoku at 2010年05月27日 17:23
常徳寺住職さま、コメントありがとうございます。

また、思わぬコメントに恐縮しております。
当方、単身赴任で動坂下あたりに住むようになって2年ちょっとが経過しました。
勤務先は川崎なのですが、住むならば文京区と決めて住居を探しましたが、本当にここは正解でした。
今度の休日は奈良に帰省しますが、来週末から白山神社のあじさい祭りもありますので、常徳寺さまにもお参りさせていただきたく思います。

それでは・・
Posted by 安田裕隆 at 2010年05月27日 20:14
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