ジャン=ジョセフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル
(Jean-Joseph Cassanea de Mondonville 1711-1772)
ヴェルサイユ宮殿の音楽上の総帥ドラランドと
人気を二分した宗教音楽の作曲家。
エラート・バロック宗教音楽名盤選のレコードを聴いています。
バロック宗教音楽に少々興味をお持ちの方ならば
ドラランド、カンプラなど、けっこう有名人だったりするのですけれどね、
このモンドンヴィルについては、ほぼ無名でしょう。
当方もこのレコードを買ったので知っている・・・ そんな感じです。
モンドンヴィルの宗教曲は
コンセール・スピリチュエル(演奏会)で
27年間に39曲、510回の演奏記録があって
ドラランドの
45年間に31曲、421回と双璧を成しています。
コンセール・スピリチュエルとは、
宗教音楽との意味ですが、
宗教上の休日に、年に32回催された演奏会のことで、
フランス革命の翌年(1790年)まで、1280回も開催されたとのこと。
市民に音楽が提供される場であったようで、
ハイドンやモーツァルトの作品も演奏されたようです。
そんなレコードの解説を読みながら、今日は、魂の安息日です。
テレビを消し、早朝より、宗教曲を聴いてます。
ルイ・マルティーニ指揮パイヤール管弦楽団、フランス青少年合唱団ほか
清楚で洗練された華やかさがあっていかにもフランス的(意味不明ですが)
とにかく美しい演奏です。 安息日の朝によく似合っております。
2010年01月31日
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