レコファン渋谷BEAM店に寄らないわけにはいきません。
ほぼ2時間かかって、100円のゴミ箱同然のダンボール箱をサルベージ

10枚捕獲して連れ帰ることに、これで 1,000円ですね(当たり前ですが)。
■テイチク モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」、第8番 イエルク・デムス(p)、コレギウム・アルレウム合奏団(ULS-3126-H:100円)
(p)1978 ハルモニア・ムンディ 録音:1970年フッガー城糸杉の間
■キング 華麗なるラッパの響き/バロック・トランペット名曲集 H.ヴォービッシュ(tp)、A.ホラー(tp)、J.ヘル(tp)、アントニオ・ヤニグロ指揮ザグレブ室内合奏団ほか(GT-1173:100円)
(p)1977 バロック名曲1300シリーズ
■キング バッハ/カンタータ2大名曲「目覚めよと呼ぶ声あり」「イエスよ、汝わが魂を」 フェリックス・プロハスカ指揮ウィーン国立歌劇場管、バッハ・ギルド管ほか(GT-1151:100円)
(p)1977 バロック名曲1300シリーズ
■キング モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲、ブルッフ/スコットランド幻想曲 イーゴリ・オイストラフ(vn)、ダヴィッド・オイストラフ(va,vn)、キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル、J.ホーレンシュタイン指揮ロンドン響(GT-9027:100円)
(p)1975 何かのシリーズもの
■日コロムビア モーツァルト/ピアノ、クラリネット、ヴィオラのための三重奏曲、ベートーヴェン/ピアノ、クラリネット、チェロのための三重奏曲「町の歌」ほか R.V.ラクロワ(p)、J.ランスロ(cl)、C.ルキアン(va)、R.ベクス(vc)ほか(RE-1023-RE:100円)
エラート1000シリーズ
■日コロムビア ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲変ロ長調「大公」 スーク三重奏団(J.スーク(vn)、J.フッフロ(vc)、ヤン・パネンカ(p))(OS-553-S:100円)
(c)1965.11 見開きジャケット スプラフォン室内楽シリーズ スコア付き
■日ビクター パリ・バロック・アンサンブル/ヴィヴァルディ名曲選 J.P.ランパル(fl)、P.ピエルロ(ob)、R.ジャンドル(vn)、P.オンニュ(fg)、R.V.ラクロワ(hpsi)(ERA-1026:100円)
(p)1975 フィオーリ・ムジカーリ 音楽の花束/エラート1300
■日フォノグラム ベートーヴェン/交響曲第8番、シューベルト/交響曲第8番「未完成」(*) パウル・ファン・ケンペン指揮ベルリン・フィル、ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ(*)(FCM-37(M):100円)
(p)1973 クレモナ・シリーズ 録音:1965年ベルリン、1957年アムステルダム
■日フォノグラム ジャズ・セバスチャン・バッハ・アンコール スイングル・シンガース(BT-1316:100円)
(p)1997 マーキュリー・レーベル スイングル・シンガース国内盤11枚目
■日ポリドール 高中正義/虹伝説(36MK9101〜2:2枚組:100円)
(c)1981 キティ・レコード
なかなかのラインナップ
少々埃っぽいものもあるので、カートリッジをピカリングのに換装
針圧3.5グラムかけてトレースして溝掃除も兼ねて聴いてますが、いずれもGood!!
また良いものを捕獲してきましたね。ランスロとかピエルロとかの演奏の感想を教えて下さい。当代随一の名手たちが集まってますからね。
オイストラフ親子の盤というのは、正直言ってあまりアタリは多くないでしょう?以前、ヴァイオリン:イーゴリ・オイストラフ、ダヴィド・オイストラフ指揮ウィーン交響楽団という、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の中古CDをお茶の水で300円(?)で売っていたんで買ってきて聴いたのですが、「!」というか「?」というか・・・。現代なら音大の上手い子ならこれくらいの演奏はできるんじゃないかな?、などと、生意気にも思ったので。
さすが、お目が高いですね。
帰省も近いので、とっかえひっかえ聴いていますが・・・
■日ビクター パリ・バロック・アンサンブル/ヴィヴァルディ名曲選 J.P.ランパル(fl)、P.ピエルロ(ob)、R.ジャンドル(vn)、P.オンニュ(fg)、R.V.ラクロワ(hpsi)(ERA-1026:100円)
これは大当たりでした。
ピエルロのオーボエの艶やかな音色もさることながら、個人的には裏方ともいえるオンニュのファゴットに魅さられました。
ジェケットの淡い青色が綺麗だったので連れて帰りましたが、ジャケットの綺麗なレコードは中味も素晴らしいのは多い、そのとおりでした。
ところでオイストラフ親子のはまだ聴いていませんが、
これはスコットランド幻想曲のホーレンシュタイン狙いなんですよね。
ヤッシャ・ホーレンシュタイン、セラフィムの1,000円盤でのマーラーの交響曲第4番より、注目の指揮者になっていたりします。
なお今は、デムスとコレギウム・アウレウムによるモーツァルトのピアノ協奏曲を聴いています。
初めて聴いた時、プロレスラー・天龍源一郎の入場テーマ曲「THUNDER STORM」が収録されていることがわかってびっくりしました。
このアルバムの中では、「ONCE UPON A SONG」と「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」が気に入っています。
第二弾が1997年に発売されてますが、こちらはレコードで発売されておらず、またCDも廃盤となっているのが残念です。
ヤッシャ・ホーレンシュタイン!もう私なんかが何を言う必要もないほど、隠れた名指揮者ですね。ブルックナーもマーラーも、まさに「聴かせて」くれますからね。うちにも、昔のモノラル録音ですが、ブルックナーの第8があり、聴いたら、「!!!」と聴き進む演奏でしたよ。ただ、モノラルで、しかも音が悪いので、たとえば超美麗録音・演奏のカラヤン・VPOなどと比べると、明らかに、一般的には不利ですね。
てつさんもさすがお目が高い。 いいですよね。
それに虹伝説は、帯広の学生時代なんですよ、貧乏だったのでレコード買えなかったけど、TVでライブが放映されていたのを見た記憶があります。
いまこれが100円で捕獲できて嬉しいのと、これが100円で、しかも3つもあって(一番状態の良いのを持ち帰りましたけど)、なんか複雑な心境です。
ホーレンシュタイン、かつて誰も知らない指揮者だと思ってレコード店で見送ったら、翌日行ってみると無くなっていて・・・悔しい思いをした記憶があります。
コアなファンが多くいる指揮者だと思い知ったしだいです。
個人的にはマーラーの交響曲が好きで、特に第3番かな。
振幅が大きく耽美的な音楽造りがマーラーによく合っていると思っています。