2009年11月08日

アーム換装・カートリッジ交換

ずっと前から気になっていたんですが
アナログ・プレーヤのカートリッジ交換を実施しました。

いえね、今のカートリッジ、オーディオ・テクニカ AT-F3U
気に入っているんですが、優等生ですが、パンチ不足な感じもしてました。
アンプのMCポジションがそんな感じなのかもしれませんがね。

ということでカートリッジ交換ですけれど・・・

今のアームは、オーディオ・テクニカ AT-1100 のストレートパイプで、
シェル交換なんてできませんし、かつてリード線を切った前科もあって、
躊躇してました。

でも今宵、酔いにまかせて(このパターンが非常に多い、小心者ですから)
アームごと換装することにしました。

091108_08.jpg

まずは、現状こんな華奢な高感度なアームなんですね。
これを、アーム、アームベースも分解して外します。

091108_09.jpg

細心の注意を払い、リード線を切らないよう、カートリッジを外しました。
カートリッジはまた買える、と思ってましたけれど
いま調べたら、AT-F3Uは生産終了になったようですね。 うー、残念。

091108_10.jpg

外したカートリッジはユニヴァーサル・シェルに装着(中央)
これからは、右側のアメリカ製 ピカリング V-15 microW/AT を使います。

それよりも先、プレーヤにもともと付いていたアームを装着。
六角レンチを使って、アームをベースに固定しますが、
2箇所あったんですね・・・
忘れてしまってて、ここで難航しましたが、装着完了。

091108_11.jpg

太いパイプ、ウェイトのところにゴムのクッションもかまされていて、
共振予防なんですが、そもそもの精度の低さをゴムで分散させる戦法・・
でも、もとからそんなに精度の高いプレーヤではないので似合ってるかもね。

シェルもオリジナル、トリオのマーク付きのアルミ・ダイキャスト
シェルを付けてバランスをとりますが、
感度が高くないので、すんなりと決まりました。 3.5グラム。
5グラムまでかけられると思いますが、このあたりにしときましょう。

中域に特色があって、ガッツある力強いサウンドが魅力的です。

おとなしいスピーカのテクニクス SB-X1 にはこちらが似合いますよ。
ステレオ感、そして量感のある低音が耳あたりもいい感じかな(自画自賛)。

優等生の国産もいいけど、個性的な舶来品がやっぱり面白いですね。
当時5,000円ほどだったかしら、購入してからすでに30年ほど経ってますけど
いまだに使っていられることが、ほんと嬉しいですね。

なお本体のアナログ・プレーヤ、トリオ(現ケンウッド) KP-7300
これも個性的で好きですよ。 コンクリートで固めた重量16キログラムで、
普及品ながら、大慣性質量ターンテーブル・高剛性キャビネットの先駆者。

091108_12.jpg

そしてこれが当初附属していたカートリッジ。
オーディオテクニカからのOEMではないでしょうか。
これも復活・・・ それはないと思うけどれど、ちゃんと持ってますよ。

l-12531.jpgなお、聴いているのは中森明菜さん
1982年のファーストアルバム、
プロローグ」だったりします。

歌謡曲を聴くためのアーム換装
いいじゃないですか、
音楽に貴賎はありません。
posted by fronte360 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜09-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック