ミキ300-103号に偶然乗り合せました。
廃線になった三木鉄道より譲り受けた最終列車だったそうで、
この日、ひたちなか海浜鉄道初お目見えとのこと。
車内では職員のお姉さんが、揺れてかつ混みあう車内で乗車記念証の配布を
頑張ってやっておられました。
さて勝田到着後、いったんは改札を出ましたけど、
とくにめぼしいものは見つからず、常磐線に乗って水戸11:30着。
向こうのホームにフレッシュひたち(E653系)を模したキオスク
ボリュームありますね。

水戸駅北口を出て、駅前の地図で方向を確認
徳川斉昭(列公)が開設した水戸藩の藩校、弘道館へと進みました。
190円を払い、中にはいると、大きな建物が、正庁だそうです。
玄関の広い式台が風格ありますね。

これを上がったところの間にかかる「尊攘」という書も豪気です。

武術の試合をした対試場、それを見る正席も立派で、
また廊下を渡ったところにある藩主の休息所・至善堂
ここでは大政奉還した慶喜も謹慎していたのだとか。
説明も判りやすく、資料室もなかなか充実していましたよ。
ここを辞し、いったん水戸駅に戻ると北口の歩道橋の上に居ました!
水戸黄門と助さん格さんの銅像ですね。

さてさて、ここから線路添いに西に進んで偕楽園を目指します。
水戸というと、偕楽園ですものね。
ここに来た常磐線の中で思ったのですが、
水戸駅構内には、機関車がごろごろといますね。
EF81、見えているだけで5台ですし、向こうにはディーゼルも2台

さらに進むと、ぽつんと荷物車が置かれてました。 使っているのかな。

そしてその先には、新型のディーゼル車
手前にコンテナの台車が置かれているので足周りの見え方が変ですけど・・

しっかし偕楽園は、思っていたよりも遠いなぁ。 てくてくと歩きます。
線路を越え、千波湖を眺めながら・・・

ようやく、偕楽園駅。
臨時駅だそうです、電車で来たかったなぁ。

偕楽橋でまた線路を渡り、まずは常磐神社

ここは光圀公(義公)と斉昭公(烈公)祀ってます
その手前の東湖神社

ここは幕末の水戸学の大家・藤田東湖を祀ってますが、
常磐神社は明治、東湖神社は昭和に入ってから創建なので、ご挨拶のみ。
さて、歩みを進めて偕楽園の中に入ります。

梅・・・この時期、ただの木ですが、梅林の中を雰囲気だけ味わって
好文亭、そして吐玉泉・・・ですが、なんか歩き疲れました。

好文亭を外から眺めて戻ります。
偕楽園、烈公が「よく学びよく遊ぶ」との精神のもと
弘道館が学ぶ場、偕楽園では心を癒す場として造られたとのこと。
そして偕楽園は庶民にも開放されたそうですね。 萩が綺麗に咲いてました。
ちなみに偕楽園から水戸方面を見ると、こんな感じ。 広々としてます。

帰りはバスで・・と、ひよってバス停を見つけましたが・・・
バスが来るまでに30分待ちだし、乗車時間も20分ほどかかるので・・・
気分を整え、また歩いて水戸駅まで戻ることにしましたよ。
千波湖沿い、5キロのジョギングコースになっているようです。
走っている方やウォーキングしている方に混じって駅へ向います。
しかし、ここには水鳥がたくさんいますね〜
コクチョウでしょうか、コースに出てウォーキングしてましたよ。

千波湖に別れを告げ、今度は桜川沿いに歩みを進めて水戸駅南口、
バスより早く着きましたね。
14:04発の水戸線の出る時刻に間に合い、小山に向かいます。
2時間の那珂湊、2時間半の水戸、いずれも駆け足でしたけれど
いずれもいいところでした。
水戸線で小山駅に到着、E501系電車に乗りましたけどね

JRの電車はどこにいっても同じ顔、車内で面白くないなぁ。
お行儀悪く、車両隅の3人掛を占領して足伸ばしてましたけど、
車窓もまた面白くありません。
広い関東平野だからでしょうね、田畑が続いて変化に乏しいんですよね。
小山駅より宇都宮線(東北線)で戻りますが
1本やりすごし、駅内を探索するも、なんか特徴ないですねぇ。
地酒のワンカップでも、と探しましたけど、都内でも買えるものだけ・・・
発泡酒を買い、やはり車両隅の3人掛を占領して一息つけて戻りました。
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