2泊3日はしたいところですけれど、予定と懐がついてゆけません。
朝6時、朝ごはん前、今回も荒船海岸へ散歩に出かけました。
満潮ですが、寄せては返す波を見ているだけでもリフレッシュします。

朝食、温泉に浸かり(そうここは冷泉ですが天然温泉なんですよ)、
精算を済ませてから、宿の目の前にある海水浴場へ。

綺麗、ほとんど貸切状態ですよ。
今年はアサリを見つけて喜んでいましたね。
正午の電車で紀伊田辺行きに乗るつもりでしたが・・・
時間を間違えて電車に乗り損ねてしまいました(ゴメンなさい)。

紀伊田辺駅の壊れて動かない乗車証明書発行機が待ってました。
最初に来た頃は、ちゃんと動いていたんですけどね。
1時間後の串本行きに乗り、名残惜しい車窓を見ながら串本へ。
ほんと、綺麗な車窓ですよね、海岸列車ですよ。

そして、串本でも1時間ちょっと時間があるので途中下車、
いつものマーケットで食材を購入して、お腹を満たします。
当然、当方はお酒ですけどね、とにかく、紀伊田辺に到着しました。
今回は、紀伊田辺を散策するつもりでしたけれど、
電車に乗り遅れたので駆け足となって残念でしたが、いい街ですね〜
まずは、南方熊楠顕彰館

いろいろな資料が手に取れて、ワクワクしますね。 興味倍増ですよ。

母屋、親切な職員の方がにこやかに応対してくださいます。

そして離れになった書斎、この縁側で寝転んでいたのだとか

離れの隣の蔵の中はこんな感じでした。
5時になったのでここを辞し、南方熊楠さんも通ったという「辻の餅」

天保年間より創業されているお餅屋さんです。
添加物なしのお餅が美味しく、しかも何より安い。
みたらし団子は3本200円ですけど、注文してから焼くのでアツアツ!
お餅も3種300円で、上品な甘さで何個でも食べられそう!!
酒呑みながら、お菓子も好きな当方としては、紀伊田辺、侮れません。

駅に向って歩くと道標、道分け石、というのだとか
「右きみゐ寺」「左くまの道」かしら
さらに進むと、蟻通神社
日本第一知恵の神 紀州田辺湊 蟻通神社 と書かれた
「蟻通しの由来」の説明板もありました。

大きな木の下には牛もいて天満宮のこって牛かな、と思いましたけど、
奥まったところにあるのが社殿ですね。
偶然ここに来れたのも何かのおぼしめしかも・・・お祈りします。

紀伊田辺、懐の深い街という印象です。 今度はもっと探索しましょう。
とにかく、今回もまたいい旅行でした。
私も学生時代に、紀伊半島一周旅行をしたことがありますが、「橋杭岩」とかいうのは、まだあるのかな?あそこで相当時間をかけてのんびりしたのが、懐かしい!串本?