アンドレ・カンプラ(1660〜1744)
パリ・ノートルダム大聖堂の楽長でもあった人で
ルイ15世の摂政オルレアン公フィリップの後盾を得て活躍した
いわゆるヴェルサイユ楽派で音楽家。
すべてはジャケット解説の受売りなんですけれど、
受験の時には世界史をとったこともあり、
オルレアン公=オレンジ公・・
って習ったよな、そんな興味も持ちつつ
ジャケットの解説も読み込んでしまいます。
その彼が一番栄光に満たされていた1723年
旧約聖書の詩篇をテキストに書いた賛歌です。
終曲にはレクイエムが付いていて
これにより葬儀が始まるときの曲であるとのこと。
表題の「深き淵より」より、
なんだか暗く陰鬱な感じがしますけれど
意外と馴染みやすく、明るく力強いアリアもあって
最後は小規模の合唱によるフーガの流れが明るく
そして美しく包み込むようにして終わります。
このレコード
社会人になって3年目、ようやく大阪に戻ってきたころ
連日足しげく通った、堂島ワルツ堂にて捕獲した中古レコードです。
このレコードより宗教音楽のレコードを集めたものです・・・
といっても直ぐにアキましたけれど、ね、
今回の帰省では、
その頃に集めたものを中心に、12枚のレコードを持ってきました。
またクラシック以外のCDを6枚持ってきました。
自宅のサンスイのアンプ(AU-D707X DECADE)
肝心のPhono入力が調子悪いんです、修理に出さないと・・・
そんなことで今回の帰省では音楽はまったく聴かず(CDは聴けますけどね)
音盤の移動がこれからも加速しそうです。
2009年06月20日
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