今回もまた、いやそれ以上に素晴らしい演奏に度肝を抜かれました。

エルガーの「エニグマ」変奏曲
このような感動的な演奏を聴いたことはなかったのではないでしょうか。
美しくもあって、ファンタスティック、そんな充実した響きが満載、言葉もありません。
そしてお目当てのシューマンの交響曲第2番
こちらもまた充実した演奏、
覇気に満ちて輝かしくあり、
終楽章フィナーレのティムパニのキリっとした打音にシビレました。
この集中力が全曲に満ち満ちていました。
大好きなこの曲をこのように演奏してくださって、
エルガーともども幸せでした。
まずは簡単ですが・・・
単身赴任、帰省して早々に感動を伝えます。
昨日は仕事の関係で土曜から徹夜していたため、紫苑交響楽団はじめ、西宮響、芦屋響ともども聴くことが出来ませんでした。
シューマンの2番はあまり有名ではありませんが、大好きな曲のひとつです。有名な曲から少しずれたシベリウスの1番とか、ドヴォルザークの7番とか、かえって味わいが深く、私にとって音楽の隠れ家的存在です。
この曲を聴きたさに戻ってきた・・・ということではありませんが、
3つの演奏会では、ご縁のある紫苑さんに行ってきました。
1年半ほど前のプログラムに拙文が掲載されていたりします。
今回はそんなこととは全く関係なくシューマンの2番が聴きたかったんですね。
いい演奏会でした。 満足しましたが・・・ ああ戻りたい・・・
私も招待状をいただいたので、その演奏会、聴きに行ってました。
行く前は、「たかが、アマチュアのオーケストラ」なんて思っていたのですが、
オープニングの数小節で、そんな偏見は、軽くぶっ飛んでしまいました。
エルガー、とてもすばらしい演奏でした。 雄渾にしてチャーミングという印象。
イギリスにも、すごい作曲家がいるんですねー!?
変奏曲って、主題がいろいろとアレンジされていく形式の曲なんでしょ?
イマイチ、どれが主題なのかつかめませんでしたが、それが「エニグマ」なんですか?
感動は共有することで増幅する − なんて言われていますので、
とりあえずコメントさせていただきました。 朝早くから失礼いたしました。
当方も早朝より起きております。 わざわざコメントありがとうごさいました。
アンコール曲もエルガー、たしか、行進曲「威風堂々」第4番。 こちらも堂々とした演奏でしたね。
エニグマについては、2つの謎があって、プログラムにも書かれていましたが、各変奏曲にはイニシャルが書かれてあって、それが誰なのかの謎・・・これは解明されていますね。
もう一つは、変奏曲の一番最初に演奏される主題とは別の第2の主題があるそうで・・・それが第2の謎。 その謎は解かれていません。
ま、我々にとってはそんな謎ときではなく、純粋に音楽を聴いて楽しめればいいんですよね。 紫苑交響楽団の演奏は、本当に素晴らしいものでした。
ここ数年、紫苑交響楽団を聴かせてもらっています。 当初は団員減で解散の危機にありましたけれど、最近は団員も増え、演奏も好調ですね。 関係者ではありませんけれど、嬉しい限りです。