
ダイエットも兼ね、昼メシも食わずに出立です。
上野の東京藝術大学大学美術館の
「狩野芳崖・悲母観音への軌跡」
狩野芳崖の絶筆「悲母観音」見たさに
行ってきました。
また今日は第2土曜日なので国立西洋美術館の常設展示も無料
ここも寄ってきました。
まず前者、
同じ構図で先に描かれたフーリア美術館の「観音」の複製や多くの下図、
とても見応えのある展示でした。
下図では観音様の背中に天使の羽根があったりと
かなり苦労(無理)をしていたのかもしれませんね。
それにしてもハーフトーンを使った見事な表現の「悲母観音」に
しばし見入ってしまいました。
蛇足ですが、
自分の時代には中学の美術の観賞用の教科書に載っていたんですよね。
長女の時代は「ゆとり教育」だそうで何も載ってないそうです。
次は高橋由一の「鮭」を見たいものです。 これも載ってましたしね。
ずいぶん以前、東京国立近代美術館で見た記憶もあるのですけども・・

なおココの3階の敦煌莫高窟壁画模写の展示も見ましたが、
これも卒業制作の模写と思えない、しっかりした作品でした。
線に勢いや力が感じられるのは、原作もさることながら
若いアーティストの迸る熱気と解釈しました。 こちらも見応え充分です。
そして後者、
美術館のハシゴなんて、20歳代まではよくやりましたけど
この年齢になると、けっこうキツイものがありますね。
でもしっかりと国立西洋美術館の常設展示も見てきました。

こちらに単身赴任して4回目?
とくに展示内容に変更はありませんけどね、お気に入りのゴーギャンやら
クールベ、その他のお馴染みの名画を鑑賞してまいりました。
日頃使わない脳ミソの一部の刺激になったでしょう。
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