
あまり聴く機会が無いといえば、男声合唱団。 音楽を聴き始めた頃などドン・コサック合唱団などが活躍していましたけれど、現代ではやはり珍しいと思います。 男性合唱の大曲「富士山」、久しぶりということもあってこちらも堪能しました。 平均年齢60歳を超えるとのこと、やはり押し出しの強さなど素人っぽさも感じましたけれど、柔らかなハーモニーに年輪を感じさせる奥行きの深さはなかなかのものでした。
そしてお目当ての高谷光信さん指揮によるグリーン交響楽団による「くるみ割り人形」、高谷さんらしく華を感じさせるゴージャスで熱い演奏でした。 全15曲のうち「雪片のワルツ」を除く全14曲が演奏されました。 唯一バレエで観たことのあるプログラムですが(マリインスキー劇場の公演だったはず)、すっかり忘れていますね。 新鮮な気持ちで楽しみましたけど、高谷さんらしくスタイリッシュにカッコ良く決め、すっきりしつつも熱くてゴージャス。 さすがロシアで勉強された高谷さんとがっぷりと組んで素晴らしい演奏を繰り広げたオケに大きな拍手を贈りました。
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2008年3月22日(土) 14:30 森ノ宮ピロティホール
第1部 グリーンブラスオルケスタ (指揮:井上 学)
■音楽でつづる平成の歴史
美空ひばりメドレー
おどるポンポコリン
ラブストーリーは突然に
ジャズアップKOBE
男はつらいよ
タイタニック
夜空ノムコウ
(アンコール)千の風になって
第2部 男声合唱団「ネクスト」 (指揮:阿部良行、伴奏:松浦亜季)
草野心平作詞、多田武彦作曲:男性合唱組曲「富士山」
河島英五作詞・作曲:「酒と泪と男と女」
第3部 グリーン交響楽団 (指揮:高谷光信)
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」
ホルンでしょう。
ホルンのグリッサンドが何箇所か
ありました。
関係者の方ですか?
安田はトロンボーンに聞こえたんですよね・・・