2008年01月14日

今年初めてのLPレコード捕獲

ちょっと寒い朝でしたが昨日に引き続き休日出勤
会社の近所の広告塔では気温「3度」を示していました・・・が
帯広の寒さ(氷点下20度)を思えばチョロいもんですわ。

昨日は40分ほど遅く出社しましたが今日はしっかりと定時出勤
やり残していた診断評価を午前中でなんとか完了させて
なんとか年貢を納めることが出来ました。

昼から雑多な用件をこなして14時前にとっとと退散し
今年初めての中古レコードの探索。

このところ購入を控えていることもあって
中古レコード屋に足を向けることも少なくなっていましたが、
昨年6月以来の捕獲、コンサートホール盤に至ってはほぼ1年ぶり
2枚のレコードを連れて帰りました。

■日コンサートホール: ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第19番「ソナチネ」、第21番「ワルトシュタイン」 リリー・クラウス(p)(SMS-2221:100円)
手にとって、アレ?と思って引き上げると・・やっぱり Concert Hall のマークが付いてました。 個性的で魅力あるジャケットデザインがコンサートホール盤の魅力でもあります。 これが100円ですからね、見過ごすわけにはいきません。
盤質も最初はチリチリノイズがありますけど気になりません。
それに何よりリリー・クラウスの演奏が素晴らしいですものね。

sms2221.jpg


■日コロムビア: シベリウス 交響曲第5番、交響詩「フィンランディア」 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団(OS-3093:300円)
100円のだけ持ち帰るのも何なのでエラート盤と天秤にかけた末に、生誕100年のカラヤンを持ち帰りました。 フィルハーモニア時代のEMIへの録音。 EMI STEREOPHONIC RECORDING のマークが付いていますが、1962年6月発売品で、当時は日本コロムビアよりリリースされていたので COLUMBIA のマークも付いてます。 ペラ・ジャケットながら美麗盤。
盤質も驚くほど良いものですが、やはり演奏が素晴らしい。
若きカラヤン、覇気をもってこの曲を堂々と演奏していますね。
これも掘り出し物でした。

os3093.jpg


なお、昨年の記録を漁ってみると
レコードは結果的に3回の捕獲であって
合計10枚を捕獲(うちクラシックは6枚)でした。

3年ほど前までは年に100枚超は捕獲していたのですけどね。
今年もやはり増えることは少ないでしょう。 場所がありませんから・・・

posted by fronte360 at 18:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 05〜11-LP/LD/CD/DVD音源捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
安田さん、こんばんは。

お仕事、大変みたいで。そういえば、私の師匠も昨日、日曜出勤だって嘆きのメールが入っておりました。

>リリー・クラウス

リリー・クラウスさんについて、簡単に解説をお願いできますか?

カラヤンさんとフィルハーモニア管弦楽団だと、結構昔のものですね。音質などは問題ないのでしょうか?

それから、収納場所ですが、私もよく母に怒られていますよ(苦笑)。「整理できる程度に買え」って。でも、お店で「おっ、これ良さそう!」と思うと買ってしまうのでありました…

どうぞ、よろしくお願いいたします。
Posted by 岩崎 高宗 at 2008年01月14日 21:34
岩崎さん、おはようございます。 早朝覚醒の安田です。

さてリリー・クラスウさん、ネット検索しても経歴が出てきませんね。
往年のクラシック音楽ファンにとっては驚くべきこと・・忘れ去られた存在なのでしょうか。

簡単に略歴をば・・

リリー・クラウス(1903-1986)
ブタペスト生まれのハンガリー人、20才の若さでウィーン音楽院の教授に招かれた女流ピアニスト。 後年はアメリカに在住。
第2次大戦の前 1936年から、1963、1964、1967、1971、1974、1978年の7回に渡って来日し、日本人に愛され日本を愛したピアニスト。
モーツァルト、シューベルト、ベートーヴェンの演奏に定評があり、特に最高のモーツァルト弾きとして一世を風靡した。

「リリー・クラウス讃」については、本屋さんにて講談社現代新書993「名演奏のクラシック」(宇野功芳:著)を立ち読みしてくださいね(笑)
安田は、ブックオフの100円コーナで捕獲しましたよ。

あと古いLPレコードの録音ですが・・・

後年に何度も再リリースされたものは、スタンプ原盤やマスタテープの劣化によってかえって音質劣化するのですね。
だからLPマニアの方は、海外などで初版リリースされたレコードを求めるものなのですよ。

今回のフィルハーモニア管とのレコードは国内盤ですが、いわゆる初期盤と言えるもので、抜けも良くけっこう腰のある響きで瑞々しくもありました。 EMI録音なんで、重低音ってのとは違いますけども。

音源集め、出会いであって、これを逃すともう会えない・・・
そんな意識ですよね♪ 
Posted by 安田裕隆 at 2008年01月15日 05:07
安田さん、こんばんは。やっと、仕事が決まりました。でも、決まったことが大事なのではなくて、何ができるかが大事なのですよね。

リリー・クラウスさんのCDですが、2次面接の帰りに、高田馬場駅前のCDショップでいろいろ見つけて参りました。新宿のタワーレコードにも確か置いてなかったと思いますが、意外な場所で見つかるものです。

>抜けも良くけっこう腰のある響きで瑞々しくもありました

良い買い物をされましたね。LPでクラシック…いつか楽しめる日が来るのを待ちたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
Posted by 岩崎 高宗 at 2008年01月15日 21:22
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