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2007年12月09日

喜歌劇楽友協会 第53回定期公演にて

kikageki-g_53th.jpg「20回目のこうもり」と題された公演、しかも3回公演の中間、マチネということもあってリラックスした雰囲気が漂うなか、手馴れた演出とオケ伴奏で楽しみました。

この公演では、アイゼンシュタイン役の金丸七郎さんの演技と歌、それにこうもり博士ファルケ役の近藤修平さんの演技と台詞回しが素晴らしいかったですね。
金丸七郎さん、細かな動作や表情までも、一つ一つがツボを得ていてさすが、巧いなぁ、と感心させながらも楽しませてもらいました。 そして近藤修平さん、歌舞伎役者ばりの堂々とした台詞回しが見事。 舞台をきりっと引き締めていました。 パンフレットによると近藤さんは音大出身ではなく法学部出身、大阪ガスセキュリティサービス勤務と書かれていましたけれど、まったくもって落ち着いた歌と演技にそんなこと忘れて見入っていました。

女声陣も奮闘していました。 ロザリンデ役の山田維久子さん、アデーレ役の蘆田まり子さん、ともに第1幕は少々硬さも感じられましたが、徐々に調子を乗せていったようです。 第3幕では伸び伸びとされていたのではないでしょうか。

そしてこの第3幕での楽しみは和田垣さん、看守フロッシュははまり役ですね。 今回もまた時事ネタをたっぷりと入れたスパイスの効いた台詞。 笑わせてもらいました。 それと刑務所長フランク役の澤一孝さんもサービス精神旺盛で、第2幕ともども金丸七郎さんとの絡みがハマっていました。 アルフレート役の角地正直さんもまた美声でしたけれど、第3幕のほうがのびのびとしていたように思いました。

この公演を支えた井村さん指揮によるエウフォニカ管弦楽団。 プロオケに言うのも失礼ですが、とてもよく纏まってた演奏が素晴らしく、中でもまろやかな金管の響きに魅了されました。 柔らかな打楽器とともに舞台に華やかさを添えていました。

なお副題に「2大オペレッタを同時に楽しめる」と書かれていたのは、第2幕の舞踏会で「メリー・ウィドウ」を出し物として挟み込んでいたからですね。 華やかな舞台をたっぷりと楽しませていただきました。
posted by fronte360 at 20:49| Comment(2) | TrackBack(1) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
喜歌劇楽友協会のこうもりとはなつかしいですねぇ。私もかつて通っていて、こうもりを楽しみました。時事ネタが入ったりして、華麗な舞台で吉本新喜劇風のギャグもあったりと楽しい演出でした。
また、最後の乾杯の歌を繰り返し歌われる為、最後の盛り上がりがすごく、ウィーン辺りでもそういう演出になっているのかと思っていたら、案外そうでもないみたいで、こっちの方がグッドだなぁと思ったりしています。私のときは森之宮のなんとかいうホールでしたが、今もそこですか?
これからの私の予定は甲南大学文科会交響楽団、大阪センチュリー交響楽団定期、若林顕たった一人の第9・・・です。がんばって聞いていこうと思っています。
Posted by 我太呂 at 2007年12月09日 22:28
コメントありがとうございます。

今でも森之宮ピロティホールで演っていまして、今日も行ってきました。
でも、喜歌劇楽友協会とともに主催していた財団法人大阪市勤労福祉文化協会(OKB)、大阪市の外郭団体で森之宮ピロティで文化事業をしていた団体なのですが、来年3月で解散されるため、次回公演はどこで演るか・・・不透明な感じなのが淋しいですね。

ちなみに森之宮ピロティって、安田の通っていた小学校の校区にあって、地元なんですね。 懐かしい場所でもあります。

さて安田は、甲南大オケ、天理の第九、京都フィロムジカに行く予定で、うまくするともう一つ第九も行けるかな・・ 実は今日も神戸コープの第九も行けたのですけど・・・ごめんなさい・・・年末は仕事もさることながら忙しくて・・
Posted by 安田裕隆 at 2007年12月09日 23:32
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【感想】喜歌劇楽友協会 第53回定期公演
Excerpt: 2003年12月9日(日) 12:00 森之宮ピロティホール J.シュトラウス2
Weblog: アマオケ大好き、クラシック音楽大好き
Tracked: 2008-01-02 23:19