2007年01月03日
リンデ・コンソート、J.S.バッハ/コーヒーカンタータ
なんとなくのんびりとしてきたかな、と思ったらもう休みも終わりです。
元日は早朝から起きて(年寄りですからね)昨年末に行った演奏会感想文のサマリ5本を公開したあと大阪の実家詣。 しこたまお酒を飲み、ほぼ終電で帰宅。
2日も早朝より起き、一歩も家から出ることなしに家事をやりながらなんとか感想文を2本書いたら、疲れちゃいました。 高知で仕入れた日本酒の土佐鶴と司牡丹を頂いたら眠くなって1日がお仕舞い。
そして3日の今日もまた早朝より昨日の感想文に手を入れてようやく公開。
勢いつけてもう1本感想文を書き上げたので、ようやく落着きました。
これでもまだ2本残っているのですが・・・
そんなこんなで休みというのに、ほとんど音楽を聴いてませんでしたが、
ようやくゆっくりとコーヒーを飲みながら、安易ですが、バッハのコーヒー・カンタータを楽しんでいます。
お気に入りのリンデ・コンソートによるレコードですね。
今年もまた自宅で聴く音楽は黒い円盤のLPレコードです。
音をうんぬん言えるようなステレオではありませんし、耳もともなってませんが、ターンテーブルにレコードを載せ、アームをゆっくりと降ろして音楽を楽しみます。
この所作(儀式とも言う)が馴染んでしまってます。 どこかまだ味気ない感じのするCDを自宅のステレオではあまり聴く気になりません。
CDの置き場とスレテオが離れたところにあるし、CDプレーヤがレーザディスク兼用なので動作が遅く、LPレコードのほうが手っ取り早く聴けるなんて、まぁ時代錯誤もはなはだしいのですが・・・
さてこの演奏、古楽器を使っていても、恣意的にそれを強調したり、新しい解釈を押しつけてくるような演奏として翻弄されるようなところが無いのがいいですね。
クルト・レーデルさんがもし古楽器演奏に出会っていたらこんな風に演奏をしていたのではないか、なんて思いながら聴いています。
ソプラノのローズマリー・ホフマンさん、暖かな声での歌いっぷりが気持ちいいですよ。 またバスのグレゴリー・ラインハルトさんもまた暖かな声で、全体的に暖かな響きがよくマッチした演奏に心休まります。
でも、ああっ、休みが終わってしまう・・・
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