爽やかな秋の朝
お気に入りのリンデ・コンソートによる管弦楽組曲を久しぶりに出してきました。、古楽器演奏とはいえ、ピィとかキィとか鳴ったりせず、小編成のアンサンブルでの爽やかな演奏に心穏やかになる演奏です。
独EMIによる輸入盤。 1983年のデジタル録音(DMM)ですので各楽器の音がよく分離して聴こえてきますが、ハンス・マリティン・リンデの意思がよく浸透しているのでしょうね、刺激的な響きになることなく、調和のよくとれたアンサンブルが楽しめます。第1番のファゴットのアンサンブルやオーボエの音色が落ち着いていますし、第2番ではもちろんリンデがフラウト・トラベルソを吹いていますが、これがまた実に控えめなソロです。
第3番でのティムパニは復元モデルのようですが羊の皮を使っているのでしょうね、とても柔らかな打音にトランペットは1730年のものを使っているようですが華美にならない暖かな音色と絡んで、リラックスしてこの曲を楽しめます。 有名なアリアも透明感のあるヴァイオリンが刺激的にならずに慈しみを感じさせます。
第4番も同じ感じで、暖かで活き活きとした演奏で締めくり、あっという間にレコード2枚を聴いてしました。

