昨夜は23時半に帰宅、さすがに週中に23時過ぎになるのは疲れます。
いくら疲れてても 5時前に起きてしまうのもまた困ったもんですが・・・
さて、この前から通勤時に繰返し聴いている第3番行きましょう。
録音の関係でしょうか、非常に見晴らしのいい演奏ですね。
更に精度の高いオケであるならば、解剖学的な演奏だといえなくもありませんけど、そこはアブラヴァネルの表現には冷たさは感じません。
ほんとキチンと演奏しているなぁ〜って感じです。
第3楽章など端正で、まったく演歌っぽさなどありませんし、終楽章に至ってはビシッバシッと切り込んで進めて熱く燃えたあと、熱さを残しつつ消え入るのですが・・・迫ってくるようなものをあまり感じません。
なんだろうな、響きの余韻がないせいでしょうか、フレーズも歌わせていませんしね。
この曲はバルビローリがウィーンフィルを指揮した歌う演奏が身体に染み込んでいるせいかもしれません。
スィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンのもまた聴いたのですけれど、こちらは堂々としてじつに貫禄あります。 大人と子供・・・というと言いすぎで、アブラヴァネルのは青年って感じでしょうね。
でも端正な演奏を好まれる方にはいいかもしれません。
2006年07月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック