2006年06月22日

アブラヴァネル、マーラー/交響曲第4番

いつもながら何がなんだか分からないほど忙しいんですが・・・
文書情報管理士検定試験セミナーの分厚い資料が届いてました。

別件で個人情報保護覚書締結のための説明と押印依頼やってね、ISO14001の目標設定の見直しやってね、なんてのも新たに加わりましたけど、本業であるCMMIレベル3教育(これは実施する側)で潰れたんで、な〜んにも出来てません。 どんどん仕事が溢れ返ってゆきます。 困ったものだ・・・

さて、このところ続けているアブラヴァネルマーラー交響曲第4番となりました。

ovc4007.jpgこの演奏、これまでのとちょっと違って少々気負い気味じゃないか、って思えるんですけど、どうでしょう。 
第1楽章の冒頭から余韻を残さず、スパスパっと次に駆けてゆくような感じでどんどんと進めてゆくよう。

でも第1楽章や第3楽章で、ヴィオラのパートがぐっと浮かび上がるような感じなのがいいですね。 しっかり鳴らしてますが、豊穣な響きにまで至ってないのは録音のせいか、メモリプレーヤの性能のせいでしょうか。

あと第4楽章のソプラノは Netania Davrath という人。 主にアメリカで活躍した人だそうですけど、ポーランド生まれのロシア人でしょうか。 デュッセルドルフ、イスラエルと、ジュリーアド音楽院で学んだ、なんて書いてますね。

チャーミングな声質だと思うのですけど、演奏も含め、誠実でやや教科書的な丁寧な歌唱で、こちらもせっせと歌い進めてゆく感じかな。 ただ後半は伸びやかに歌って綺麗やなぁ、なんて思える瞬間もあるんですけどね。

なおこのCDには録音データが記載されてて、1974年録音だそうです。
アブラヴァネルのマーラー・シリーズでは最後のほうの録音でしょうか。 これまでののんびりした感じとはちょっと違うように思えました。

posted by fronte360 at 05:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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