今朝も6時20分にウォーキング出発。
ただし今日は、用事があるため1時間ほどしか歩けないので、いつもの秋篠川の源流付近より更に遡ってみることにしました。
いつも秋篠川源流付近といっているのは「秋篠川源流を愛し育てる会」が建てたプレートの「Start」地点より下流に向う道沿い ⇒ ココ のページにある写真の付近で、だいたい800メートルほどなんですが・・・
今回は、逆方向に遡ればどこに行き着くのか・・・と、以前からの疑問を解くために歩いてみました。 地図では、しばらく歩くと川の線が消えているんですね。
幹線道路沿いに建つ家族を現している彫刻には「登美が丘住宅地」の銘があり、近畿日本鉄道創業50周年記念、昭和35年10月23日とも書かれていました。 ここからいざスタート。
ほとんど住宅地なんで今日もメモリプレーヤ持参で音楽を聴きながらのウォーキングです。
これも先日録音しておいたムーティ/ウィーンフィルによるシューベルトの交響曲第4番「悲劇的」・・・あまり意味はないのですけどね。 シューベルトの初期の交響曲が好きなんです。
話をちょっと巻き戻し、彫刻の建っている手前の鶴舞橋の上から秋篠川を上流に向って写したのが
コレ → → → → →
川というよりも排水路といった感じなのがちょっと悲しくもあります。
とにかくそんな川沿いの道を第1楽章を聴きながら、ずんずんと歩いてゆきました。
いい調子で歩くのですけど、川幅というか溝の幅が狭くなってゆきます。 そしてついに住宅地の裏手に入るあたりで暗渠に・・・
(暗渠排水なんていうの学生時代に習ったんで=農業土木学=暗渠なんていう言葉知ってます)
あとで地図を見たら、地図上ではこのあたりで川の線が切れているところでしたけど、暗渠にしたコンクリートの上を探検気分で歩いてゆくとまた水が見えました。
このあたり、片側は藪(竹林)で片側は住宅。
道路の幅員が狭くて、自動車の通り抜けはできない旨の看板もありますが、徒歩なので難なくこれを抜けると・・・
なんと県立大渕池公園の裏手の門のところに出てきました。 なるほどね〜
大渕池公園には、なんとカブトムシやクワガタムシもいるんですよね。
そして、出てきたこのあたり、盆地のようなところに田畑が(言葉は悪いのですが)取り残されるように残っていて、ちょっとタイムスリップしたような気分を覚えるスポットです(写真は帰り道に撮影したもの)。
じつは昨年もここにウォーキングで来たことあります・・・っていうか、迷ってここに出て来たんですけどね。 里の雰囲気が残っていて吃驚した記憶があります。
このあたりで音楽は第2楽章になって自然と歩みも緩くなりました。
ムーティのこの演奏、特にこの第2楽章は遅めのテンポが心地良いのですね。
しかもとてもよく歌うカンタービレ。 これが特徴的です。
不思議とこの音楽と、長閑なこの農村風景ともマッチしていて楽しめました。
ところで肝心の川なんですが、やはりコンクリートの排水溝のまま。
そして案の定またしても暗渠に入ってしまいました・・・
今度もコンクリートの上を歩きますが、この先には「雨水」と書いたマンホール。
そしてこの道がニ名中学校のグランドの土手(崖)が聳え立っていて急な昇り坂に・・・
足元の金属のスノコごしに下を見てもほとんど水が見えません。 とりあえずここで探索終了としました。
水がこんこんと湧き出ている泉なんてないやろな・・・とは思ってましたけど、やっぱりなんか淋しい結末でした。
でも来た道をひきかえし、大渕池公園の中に入ると、うっそうと茂る木立。
樹木に囲まれて、鳥のさえずりや、昨年から落ちているクヌギやシイの落ち葉を踏みしめる音がするので、ここからは音楽はナシ!!
大きく息を吸って森林浴の気分を楽しみました。 あ〜 気持ちいいですね〜
なんたってまだ7時前ですものね、
早起きは三文の得・・そんな得なんてしてないと思いますけど、酸素をいっぱい体内に吸い込んで戻ってきました。
2006年05月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック