2006年02月12日

アントン・ナヌートのベートーヴェン

先週中盤にメモリプレーヤの録音の大半を入れ替えました。
このところシューマン、モーツァルトのアニヴァーサリーとして、これらを集中的に入れていたのですけど、今回はバッハやシューベルトなどを適当にチョイスしてましたが・・・

このとき、アントン・ナヌートのフォルダが気になって、ここからベートーヴェンの交響曲を加えました。 交響曲第1、3、5、6、7番。 この5曲しか手許にないのが本当に残念です。

21027.jpg
特に交響曲第1番、しなやかでありながら構成感のしっかりとした名演奏だと思います。

たっぷりと息を長くとったオーソドックスな演奏ながら、躍動感があって、実に手馴れた演奏といった感じかな。 
重厚感ある開始から一転して躍動的な終楽章など、若いベートーヴェンらしい気概も感じさせますね。

ところでこのCD、第2番とのカプリングですが、こちらはショルツ指揮ロンドン交響楽団の名義となっています。 しかもCDジャケットの表紙には、ショルツの名前しか書かれていない怪しいCDなんです。 ちなみに第2番もしっかりした演奏ですよ。

旧ユーゴスラヴィアでは、優れたベートーヴェンの解釈による演奏で国家賞も受賞したというアントン・ナヌートさん。 どこかにベートーヴェン交響曲全集がないかしら?

posted by fronte360 at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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