ちょっと遅めの「ニューイヤーコンサート」形式での演奏会でした。
いきなり新世界交響曲で幕を開け、休憩後に「こうもり」序曲、「カルメン」第1組曲、美しく青きドナウという構成。
しかもアンコールが3曲もつくという盛り沢山な内容にほぼ9割近く埋まっていた客席は大満足でした。
いつもは古典派の演奏をされているそうですが、新年、新たな夢と希望をもって「新世界」を演奏して一年のスタートを切る、とパンフレットに書かれていましたけど、その言葉どおりの力強い意志を感じた演奏。
指揮者の湯浅篤史さん、縦振りが基本でぐぃぐぃと曲を進め、要所をぐいっと押さえ込むように力を漲らせてました。 本当に力入ってましたね。
休憩後の「こうもり」序曲、こちらはゆったりと進め、やはり要所を力をこめた演奏。 時に止めたりして、メリハリつけてました。
「カルメン」第1組曲、これまでと違って瑞々しい演奏でしたね。 弦楽器も艶やかに鳴って、管楽器も気持ちよかったなぁ。 これが一番気に入りました。
「美しく青きドナウ」ってアンコールかな、と最初は思ってましたけどこれがラスト。 テンポを揺らしながら、メリハリもつけて纏めて幕。
そしてこのあとなんと3曲のアンコールも楽しませていただき、本当に幕。
続々とお客さんが詰め掛け、最終的には9割ほど埋まっていたでしょうか。 子供さんや年配の方も多く、皆さんとともに、気合のこもった演奏を楽しませていただきました。
2006年02月05日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック
【感想】オーケストラ・アンサンブル京都 第5回定期演奏会
Excerpt: 2006年2月5日(日) 14:00 京都府長岡京記念文化会館 ドヴォルザーク
Weblog: アマオケ大好き、クラシック音楽大好き
Tracked: 2006-02-11 19:41