2005年06月25日
関西大学交響楽団 第28回サマーコンサートにて
精力的な演奏会でしたね〜
年寄り臭いけど、若いって素晴らしいなぁ〜 って思ってしまうような演奏会でした。
若手イケメン指揮者の高谷さんによるドヴォルザークの交響曲第8番。 スタイリッシュに指揮で、要所をバシッバシッと決めて進めてゆきました。
もちろん、抑えるべきところはじっくりと構えた恰幅の良い演奏。 オケも見事に反応していました。
少々お腹いっぱいになった感じもするほどでしたけれど・・・若さがはちきれてましたね。
でもこの日、もっと精力的だったのは学生指揮者の織田映子さんでは?
なんと1曲目の「オベロン」序曲で、2ndヴァイオリンのトップサイドを弾いてから「ペール・ギュント」の指揮台に立ってました。
おまけにこのあとドヴォルザークの交響曲第8番は1stヴァイオリンのトゥッティ・・・若いから疲れ知らずなのかしら・・・
しかも「ペール・ギュント」は有名曲なんで耳馴染みよく、裏を返せばアラも見えやすい曲なのですけれど、お世辞抜きに、6曲ともとても素晴らしい演奏を披露してくださいました。
指揮姿は、前半はちょっと腰高で安定感を欠くように見えたのですけれど、とても情感のこもった見事な演奏に惹かれっぱなしでした。
後半になると、本来の持ち味である指揮のキレのよさも出て、オケを引張ってこれまた見事。 もちろん、オケへの信頼感もあるでしょうし、オケも充実した演奏内容で指揮に応えて素晴らしかった。
これが学生指揮の演奏かと思うほどの見事な間合いの取り方、説得力ある演奏に参りました。
ますます織田さんの演奏から目が離せなくなりました。
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【感想】関西大学交響楽団 第28回サマーコンサート
Excerpt: 2005年6月25日(土) 19:00 吹田市文化会館メイシアター・大ホール
Weblog: アマオケ大好き、クラシック音楽大好き
Tracked: 2005-06-30 05:55