2005年03月26日
おおさか元気・文楽 にて
文楽、BUNRAKUとして世界遺産に認定されましたけど、やっぱりよかったですなぁ。 人形浄瑠璃。
恋女房染分手綱の道中双六の段、重の井子別れの段。
後者の、母親と名乗れない事情があって別れて育った11歳の子供とのやり取り・・・泣かせます。
壺坂観音霊験記の沢市内より山の段。
お里・沢市の物語、♪「3つ違いの兄さんと・・・」三人奴の漫才も耳に残っていますけど、本物はまた格別ですな。
冒頭のお里の裁縫の仕草から、人形の動きに惹き付けられました。
人間以上に人間らしい動き、凛とした人形使いの動きに人間の内面を見るようです。
もちろん義太夫も迫力ありました。 語り、台詞そして太棹の三味線とも一体となった総合芸術。
堪能しました。
道頓堀の朝日座にて初めて観た文楽・・・いつの時代やねん、ってところですけど、今度は国立文楽劇場にも行きたいな。 ほんま文楽、面白いんですわ。
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