2024年09月01日

(甲辰/きのえたつ8月の雑感)葉月は去った

残暑、という言葉が出てこないほどの盛夏の続いた8月でしたね。

そして月の最後には、迷走ノロノロ台風10号がやってきました。 九州や、遠く離れた東海・関東が豪雨で東海道新幹線が計画運休などで大変なことになっていましたけれど、幸いにも実家の大阪市内や自宅のある奈良市では晴れ間も多く、たまに雨が降る程度、当方は難を逃れました。

その台風10号が発生した22日頃、母親をショートステイに預けて、約1年ぶりに高知にいました。
無事に戻って来れるのかなぁ、と心配していましたけれど、それから1週間かけてからノロノロと台風がやってきて、しかも勢力は衰えていました。 暴風よりも、台風に向かって巻き込まれる南からの暖かく湿った空気による豪雨災害が顕著ですね。 スーパーコンピューターを駆使、過去の膨大なデータ持ってしても予測が難しいというのは、やはり地球温化による気候変動ちゃうか、などと思ってしまいます。

さてこの8月、奥さんは3日〜11日まで高知に行き、長女も20日か高知に行き、当方と奥さんも21日から高知に行って、当方のみ23日に帰着、長女と奥さんは台風での変更もあるけれどいまだ高知。 確かに台風直撃としても、高知の住居(マンション)ほうが奈良の中古住宅(一軒家)よりは安心ですもね。 当方も過去に高知で台風直撃を味わいましたしね。 あとは南海トラフ巨大地震との駆け引きかな・・・ 奈良は、過去に巨大地震はないといっても、今どきどこで何が起きるか解らないものなぁ。 高知は住みよいところなので、残り少ない人生、高知での生活がいいかもね。

そう思ってみても、当方は介護など時間的制約もあるわけで、昨年は不要な家財道具の廃却メインでしたが、今回は寝具などを取り揃えて、収納するための要員派遣みたいな感じ。 でしたが、高知大学教育学部特別支援学校がやっている「菓子工房 hocco sweets(ホッコスイーツ)」に行けて良かった。

ここは、ドイツ国家資格の製菓・製パンマイスターの、ハインツ・ウルリヒ・エンゲルハートさん監修による本格的なドイツ菓子が、安価かつ清潔で落ち着いたイートインでも味わえるのですね。 「プチ焼菓子セット」など、4種類のお菓子がちょっとずつ味わえてドリンク付きで 450円(ドリンク類は単品 250円)と、とってもリーズナブル。 店内にはクラシック音楽が、CDラジオで密やかに流れていて、行ったときはゴールドベルク変奏曲でしたね、それも空間にマッチして良い時間が流れていました。 いのちの洗濯しました。

とにかく8月、自身も高知に行ったこともありますが、奥さんが2回高知に行き、長女も高知に行くなどの手配。 お盆のための対応、叔父さん夫婦+従弟もやってくる、台風で誰もいない自宅の戸締りなど、ドタバタと準備などで動き回っていたみたいな感じでした。 月末31日も自宅に戻って郵便受けを確認、台風もやって来なさそうなので早々に引き揚げて、大和文華館に行ってきました。

「レスコビッチ・コレクションの摺物」後期展示は、9月1日までですが、前期と後期では、全作品を入れ替えていたみたいです。
ハルカス美術館「広重 ―摺の極―」が全作品を入れ替えることはと知ってましたが、大和文華館も同じだったようですね。
さすが両館の館長である浅野秀剛さん(国際浮世絵学会会長)だなと感心させられることしきりです。

何はともあれ、敬愛するみうらじゅん師匠の言葉
「老いるショック(オイルショック)!、 人は死ぬんだって!」
老いるショックで、残り時間を少しでも有意義に過ごしたいと思うのこの頃であります。

皆さまも、老いるショックにも心をはせてみられてはどうでしょうか。
また来月もこのような駄文が書けるように・・・
posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 24-雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする