一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、のとおり1月が行ってしまいました。
昨年は行けなかった初詣、元日朝8時まで無料で開放されている東大寺大仏殿へ。 寝ている母親を横目で見ながら実家を抜け出し、奈良まで移動しました。
同居も1年3ヶ月、齢90歳となって横になっている時間も多くなったし、生活パターンも掴めてきたようなので、早朝に抜け出したのでした。
今年は良いことがありますようにと思っていたら、夕方に能登半島の地震があり、翌日は羽田空港の事故などなど、大変な1年の始まりとなってしまいました。 いかに平穏な日々こそが大切なのだ、と思ったしだいです。 被災された方々にも平穏な毎日が早く戻ることをお祈りいたします。
さて当方、昨年1月から中断していた奈良大学での学業をなんとか再開しましたが、今年1月になんとか卒業論文を提出するに至りました。 学業について感慨深い1年でした。 昨年1月時点でも、卒論を履修できる最低限の単位取得(概論2科目、専門10科目)は出来ていましたが、夏までに出来るだけの科目を修得しつつ卒論準備を始め、8月中旬より卒論に集中して執筆を初め、5ヶ月間かけて校了。
論文として足りない部分は山ほどありますが、卒業論文としての体裁は整わせたものを提出したつもりです。 とても良い勉強になりました。 あとは結果を待ちたいと思います。
卒論をレターパックで郵送した15日以降、卒論ロス状態。 母親が床について介護から開放された夜、いつものようにパソコンに向かってもするがことなく、手持無沙汰に動画を観たり、映画やオペラのDVDをパソコンにセットして観ていました。 でも徐々にそれを脱却し、いまは夜は読書の時間へと舵を切りました。
これからどうするか・・・
当面、わざと残している2単位で留年、奈良大学生を続ける予定ですけれど、追加で博物館学芸員資格修得をする道もあるのですけどねぇ・・・ 実習やガイダンスなどで大学や博物館に行かねばならず、介護と両立するためには、母親を都度ショートステイに預けねばなりません。 勉強は面白そうですが、今さら博物館学芸員資格取得してもねぇ(この年齢でも博物館で働けるのなら別ですが)・・・なんて思ってしまうわけです。 どないしたものか、この1年間ゆっくり考えたいと思います。
ということで、今月前半は卒論、後半は卒論ロスに入りながらも介護の日々。
奥さんが高知に行ったので、自宅ポストを確認するために自宅との往復も続けて、慌ただしく過ぎてしまいました。
その間隙を縫うように、26日には自宅ご近所の大和文華館に行き「やまと絵のこころ」を観てきました。
中国の山水画などとは趣を異にする親しみやすさと優美さが心地よかったですね。 あと会員証の更新もしましたが、こちらは奈良大学の学生証を提示して学生会員となれたので、800円お得に継続できて良かったな。
とにかく新しい1年が始まりました。
能登半島地震も大変ですが、新型コロナ感染も増加しているようで、入院者も昨年末から倍増しているのだとか。 マスクをしていない若者が多いので、若者には近寄らず、またマスクせずに談笑している方々からも遠のくようにしています。
そして、外出から戻ると手洗いうがいは欠かしませんが、必ず着替えをし(土足のまま自宅に入ることがないように外出時の衣服も着替えます)、さらに人の多い所から戻ったときには必ず頭からシャワーを浴びていて、今でも感染しないような配慮を欠かしていません。
インフルも含め、感染症には充分に注意して、2月もまたこんな駄文が書けるようにしたいと思います。 では皆さまもご注意ください。