母親が床について一日の介護が終わってから、
夜な夜なパソコンに向かっていた卒論も終わってしまいました。
卒論ロス状態、飲酒とDVD鑑賞などで紛らわせているのですけれど、当ブログの訪問者のなかに「奈良大学通信教育」で来られた方も散見・・・
そうですねぇ、当方もまだ社会人だった入学前には同様な検索をし、実際に入学されている方のブログが大いに参考になりました。
ついてゆけるのか、などなど悩んでいたことなど、思い出しました。
そこで、ここから奈良大学の通信教育学部のことについて、思いつくままに書いてゆきたいと思います。
最初は、概要と学費について
奈良大学は、その名前から国立大学をイメージしますが、奈良に存在する国立大学は、奈良女子大学と奈良教育大学の2校です。
奈良大学は私立大学ですが、古墳などの発掘調査や、文化財・歴史に関する点では実績が積み重ねられた大学で、先生方もまたその道では一流の方や気鋭の先生方もおられます。
大学のHPで、自分が興味ある分野にはどのような先生がおられて、どのような講座を担当されているのかを、大学にメールで質問するのも良いかもいれませんね。
50年近く前、とにかく大学に入ることが目的でしたけれど・・・この年齢ですから、大学に入って何をしたいか、何ができるか、が重要。
それを確認することは大切なことだと思います。
学費の詳細は、大学HPに記載されているので、詳細は省きますけれど、授業料は年間19万円(通信教育のテキストとなる書籍も含む)ですが、卒業に必須なスクーリング科目(1単位 8,000円)もあるので、そのぶんが必要になります。
それでも同じ通信教育の早稲田大学は、1単位35,200円。
京都芸術大学はオンラインで1単位8,000円、対面講義は10,500円、対面演習になると16,000円ですから破格といえます。
そもそも奈良大学の前身は正強学園、大正14年に勤労青年のために奈良薬師寺境内に設立した夜間制「南都正強中学」を始まりとしていて、社会に貢献する人材育成を目的とする学校の伝統が息づいているようです。
カルチャーセンターなどで勉強することを考えるのならば、正規の大学教育を受けることで学位も取得でき、スクーリングでは、奈良の史跡も先生と同学の志と巡れる機会もあるのはお得かも、ですね。
もっとも、どこに基準を置くかで・・・
奈良大学通信教育部に座席されている方の6割は関東圏らしく、(昨年のスクーリングもそんな感じで、関東・東北の方が多くいらして奈良在住は当方のみだったかも)、スクーリングで奈良に来て勉強したい、そのように余裕ある年金生活者の方も目立ちますけどね。