通信教育は、「テキスト科目」と「スクーリング科目」の2つの授業方法があります。
「テキスト科目」について、レポートが合格したあとの、科目修得試験について書きましたが、蛇足かもしれませんが、勉強方法・試験対策についても書きます。
試験問題は『設問集』で予め10問が示されています。
テキストを読み、レポートが合格したので、科目修得試験のために『設問集』を開いて問題を見て、解答を考え始める・・・
当方も最初そうしていましたが、時間の無駄と気付きました。
レポート課題と科目修得試験の範囲は別です。
科目修得試験のため、またテキストを最初からめくって、このあたりに解答が書いてあったはず、と読み始めるのですが、案の定、一度読んだはずなのに覚えていない・・・ また読み始める。 確かにこれも勉強ですけれど、情けない自分に気付くのもまたやるせない気分。
そこで、以下のようにしました。
テキストを読む前、まず『サブサテキスト』を読んで学習の狙いを確認する。
レポート課題として何が示されているのか、それをメモ用紙に書込む。
次に『設問集』を開き、そこに示された問題10問を確認する。
それを別のメモに書込み、テキストのどの章に書かれているを推測する。
事前にこれをすると、後回ししたい科目や、先に取組みたい科目も見えて、勉強気分も合わせて、効率的な勉強ができると思います。
とにかく、自分の興味だけで、いきなりテキストを読むのではなく、何が求められているのかをまず知って、それをかなえるように行動する。
これってビジネスも同じでしたね。
ビジネスライクに単位習得することではなく、違った側面、自分では思い浮かばない面からアプローチすることで、自分の世界を広げること、それに繋がると思います。
とにかく、この2つのメモ用紙を「しおり」代わりとし、テキストを読み進めてゆきますが・・・
『設問集』の解答とおぼしき所があったら、その時点で「科目修得試験」の解答案を作成してゆくと、より理解も深まりますし、試験対策も出来るので、一石二鳥。
テキストを読み終えてレポートを書く前ですが、『科目修得試験』の解答案は、ほぼ出来上がっていたりもしました。 当方の場合、「在宅特別科目修得試験」だったので、試験のときは、事前に作ったこの解答案を使い、解答用紙に手書きで書き写す作業時間になっていました(ノート持込み可の状態ですね)。
通常試験の場合であれば、試験会場で、頭の中にある記憶だけを頼りにし、解答用紙に書込むことになります。
連日の大量飲酒でボケが始まっている当方には、これは大変不利でシンドイ作業です。
このこともあって「在宅特別科目修得試験」を望んでいるのですが、これが無くなった場合、というか、本来の制度に戻った場合、その対処方法として、以下2つを提案します。 じつは入学前、コロナ禍になっていなかったので、事前に対策を考えていたのでした。
10問の解答を事前に頭に詰め込む方法として・・・
とにかく解答案を何度も読み、頭に詰込む、忘れないようにこれを繰返すのが一般的でしょうが・・・
これって、本を読んだとしても後では覚えていない、そんなと同様で効率悪いようです。
解消法のひとつとして、
オーケストラの指揮者が楽譜を覚え、楽譜を見ずに演奏する暗譜をする方法として言われているのが、楽譜を目で覚える方法があります。
つまり、写真で撮ったかのように、楽譜を頭の中にイメージで記憶する方法です。 このあたりはこんな事が書いてあり、続いてこうなる、と画像イメージで記憶するのですね。 つまり、解答案の文面を読みながら、内容と字面イメージを連結させて画像として覚える方法です。
あとひとつは、ある方がブログに書かれていましたが、音声で覚える方法です。
解答案を読み上げて録音する、または解答案を音声変換ソフトなどを使って音声情報にする。
これをメモプレーヤか、スマホに入れ、通勤時なども含めて、空き時間に繰り返しイヤホンで聴く。
コロナ禍で試験方法も変更となり、採点基準が異なる、大学もそう言われていますが、何より文章としておかしくない日本語で、誤字脱字は禁物です。 堂々と書けば、あとは結果しだいと思います。
2024年01月30日
2024年01月28日
奈良大学 通信教育について (4) テキスト科目B
通信教育は、「テキスト科目」と「スクーリング科目」の2つの授業方法があります。
「テキスト科目」については、テキストを読んでレポートを書いて提出するところまで書きましたので、レポートが合格したあとの、科目修得試験について書きたいと思います。
まず試験内容について
各科目毎に、あらかじめ10題の問題が出されています。
それらが記載された『設問集』は、入学時、また年度初めに年度用のものが配布されています。
実際の試験では、この中より1題のみが出題され、
その解答を50分間で答案用紙に書いて提出します。
試験会場は、
全国10都市(奈良大学、東京、横浜、さいたま、静岡、名古屋、岡山、広島、福岡)で、
予め定められた土曜・日曜・祝日の 10:00〜14:50 の間に各日最大4科目ぶんが実施されます。
また、スクーリング開校日の放課後 16:20〜18:10 の間に2科目分が実施されます。
同一科目を同じ日に複数の時限で受験申込すること、同一科目を同時に複数の試験日や複数の試験会場で受験申込することはできません。
となっていますが・・・
コロナ禍で「在宅特別科目修得試験」となりました。
当方は上記方法では1回も受験したことがありません。
2024年度も「在宅特別科目修得試験」なのか、大学の判断を待つことになりますが、「在宅特別科目修得試験」についても一応書いておきます。
在宅試験なので、自宅等での受験となります。
試験当日、試験時間になると、大学通信教育部HPにその時限の出題番号(1つ)が発表されます。
その番号をパソコンまたはスマートフォンで確認し、『設問集』より該当する設題番号の解答を、事前に配布された解答用紙に直接手書きで書込みます(ワープロ印刷したものを貼付するのは禁止、不合格になります)。
解答用紙は、事前に何日の何時限に何の科目を受験するのかを記載した受験申込書を提出用封筒(切手84円貼付)で郵送します。
すると、大学より受験許可書・答案用紙・答案用紙送付用封筒が郵送されるので、解答用紙はその科目の受験専用となっています。
書き上げた答案は、答案用紙送付用封筒に入れ(15円切手必要、100gまで)、その日のうちに最寄りの郵便ポストに投函します(土日営業している郵便局への持ち込み不要)。
この方式ですと、試験時間(50分間)以上の時間を使って解答できますし、テキストや参考資料の持込み可能(本来の試験では科目によりますが原則不可が大半)なので、以下の注意がされています。
答案を採点する各科目の担当教員は、こうした受験形態であることを勘案したうえで採点します。
テキストやサブサテキストの文言をそのまま書き写した答案の場合、受験生のテキストの理解度、学習の到達度がわかりませんので、不合格の評価となります。
個人的には、この「在宅特別科目修得試験」で助かりました。
入学後、大阪の実家にて介護をすることになり(入学したとき、こんな状況になるとは予想だにしてませんでした)、科目修得試験を受けるために奈良大学まで行くとなると、母親を前日から1泊のショートステイに預けないといけませんでした。
介護はともかく、遠隔地にお住まいの方にとっては全国10都市で実施とはいえ、交通費(時には宿泊費)もかかるでしょう。
この「在宅特別科目修得試験」の制度は残して欲しいと思っています。
「テキスト科目」については、テキストを読んでレポートを書いて提出するところまで書きましたので、レポートが合格したあとの、科目修得試験について書きたいと思います。
まず試験内容について
各科目毎に、あらかじめ10題の問題が出されています。
それらが記載された『設問集』は、入学時、また年度初めに年度用のものが配布されています。
実際の試験では、この中より1題のみが出題され、
その解答を50分間で答案用紙に書いて提出します。
試験会場は、
全国10都市(奈良大学、東京、横浜、さいたま、静岡、名古屋、岡山、広島、福岡)で、
予め定められた土曜・日曜・祝日の 10:00〜14:50 の間に各日最大4科目ぶんが実施されます。
また、スクーリング開校日の放課後 16:20〜18:10 の間に2科目分が実施されます。
同一科目を同じ日に複数の時限で受験申込すること、同一科目を同時に複数の試験日や複数の試験会場で受験申込することはできません。
となっていますが・・・
コロナ禍で「在宅特別科目修得試験」となりました。
当方は上記方法では1回も受験したことがありません。
2024年度も「在宅特別科目修得試験」なのか、大学の判断を待つことになりますが、「在宅特別科目修得試験」についても一応書いておきます。
在宅試験なので、自宅等での受験となります。
試験当日、試験時間になると、大学通信教育部HPにその時限の出題番号(1つ)が発表されます。
その番号をパソコンまたはスマートフォンで確認し、『設問集』より該当する設題番号の解答を、事前に配布された解答用紙に直接手書きで書込みます(ワープロ印刷したものを貼付するのは禁止、不合格になります)。
解答用紙は、事前に何日の何時限に何の科目を受験するのかを記載した受験申込書を提出用封筒(切手84円貼付)で郵送します。
すると、大学より受験許可書・答案用紙・答案用紙送付用封筒が郵送されるので、解答用紙はその科目の受験専用となっています。
書き上げた答案は、答案用紙送付用封筒に入れ(15円切手必要、100gまで)、その日のうちに最寄りの郵便ポストに投函します(土日営業している郵便局への持ち込み不要)。
この方式ですと、試験時間(50分間)以上の時間を使って解答できますし、テキストや参考資料の持込み可能(本来の試験では科目によりますが原則不可が大半)なので、以下の注意がされています。
答案を採点する各科目の担当教員は、こうした受験形態であることを勘案したうえで採点します。
テキストやサブサテキストの文言をそのまま書き写した答案の場合、受験生のテキストの理解度、学習の到達度がわかりませんので、不合格の評価となります。
個人的には、この「在宅特別科目修得試験」で助かりました。
入学後、大阪の実家にて介護をすることになり(入学したとき、こんな状況になるとは予想だにしてませんでした)、科目修得試験を受けるために奈良大学まで行くとなると、母親を前日から1泊のショートステイに預けないといけませんでした。
介護はともかく、遠隔地にお住まいの方にとっては全国10都市で実施とはいえ、交通費(時には宿泊費)もかかるでしょう。
この「在宅特別科目修得試験」の制度は残して欲しいと思っています。
2024年01月26日
2024年01月24日
奈良大学 通信教育について (3) テキスト科目A
通信教育は、「テキスト科目」と「スクーリング科目」の2つの授業方法があります。
まず「テキスト科目」は、配布されたテキストを読んでレポートを書く。
そのレポートが合格したら、科目修得試験が受験できる。
その試験に合格すると(60点以上ならば)その科目の単位が修得できる、そのような流れですね。
前回は、レポート作成について書き、今回は科目修得試験を書こうと思ってましたが、少々書き忘れたことがあったので、レポートの延長戦をします。
実際のレポート作成について書きたいと思います。
レポートは、入学時に配布される「通信教育部レポートセット」に、以下の物が入っています。
・レポート用紙
・レポート提出票
・レポート提出用封筒
・質問票
・質問票送付用封筒
・科目修得試験受験申込書
・科目修得試験受験申込書・スクーリング受講申込書等送付用封筒
ワープロが使えない方用の手書きのレポート用紙ですが、こうやってネットを見ることができる環境の方ならば、パソコンでレポートを作成し、オンラインでレポート提出や、質問票の提出をすることができます。
レポート用紙や質問票の雛型は、通信教育部のサイトから、WORD形式ファイルがダウンロードできるので、これを利用します。
https://www.tsushin.nara-u.ac.jp/news/20190401169/
レポートは、2単位科目だと 3,200文字、4単位科目なら 6,400文字を書くことになりますので、文字数カウントが必要です。
当方は、以下サイトを利用し、レポート分量を調整していました。
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
レポートは、単にテキストや参考資料の内容を纏めるものだけではなく、@ABで流れを作って自論を述べるものもあり、レポート内容の起承転結、それぞれの文字数(分量)にも配慮するほうが良いので、文字数カウントは頻繁に利用していました。
なお、レポートは書けば通る、というのもあるでしょうが・・・
なかなか通らないものもあります。
レポートは、先生方のコメントが付いて戻ってきます。
真剣に読まれていて、誤字なども赤ペンで修正され、レポート設題に合致しない点があれば、不合格、となります。
「平安文学論」は、指摘された内容について、図書館から借りた参考文献で補った再提出でなんとか通りましたけれど、「江戸文学論」は再提出したものもまた不合格になり(指摘された内容を加味して書き直したつもりでしたが)、卒論を優先させるために断念しました。 井原西鶴の「日本永代蔵」は面白かったのだけれど、先生との面白さのベクトルが違っていたようですね・・・
ということで、適当にレポート書いて出せば通る、とならないこともあるので、心してテキストや参考文献を読み、レポート作成する。
これが本当の「高等教育」なのだということが分かりました。
まず「テキスト科目」は、配布されたテキストを読んでレポートを書く。
そのレポートが合格したら、科目修得試験が受験できる。
その試験に合格すると(60点以上ならば)その科目の単位が修得できる、そのような流れですね。
前回は、レポート作成について書き、今回は科目修得試験を書こうと思ってましたが、少々書き忘れたことがあったので、レポートの延長戦をします。
実際のレポート作成について書きたいと思います。
レポートは、入学時に配布される「通信教育部レポートセット」に、以下の物が入っています。
・レポート用紙
・レポート提出票
・レポート提出用封筒
・質問票
・質問票送付用封筒
・科目修得試験受験申込書
・科目修得試験受験申込書・スクーリング受講申込書等送付用封筒
ワープロが使えない方用の手書きのレポート用紙ですが、こうやってネットを見ることができる環境の方ならば、パソコンでレポートを作成し、オンラインでレポート提出や、質問票の提出をすることができます。
レポート用紙や質問票の雛型は、通信教育部のサイトから、WORD形式ファイルがダウンロードできるので、これを利用します。
https://www.tsushin.nara-u.ac.jp/news/20190401169/
レポートは、2単位科目だと 3,200文字、4単位科目なら 6,400文字を書くことになりますので、文字数カウントが必要です。
当方は、以下サイトを利用し、レポート分量を調整していました。
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
レポートは、単にテキストや参考資料の内容を纏めるものだけではなく、@ABで流れを作って自論を述べるものもあり、レポート内容の起承転結、それぞれの文字数(分量)にも配慮するほうが良いので、文字数カウントは頻繁に利用していました。
なお、レポートは書けば通る、というのもあるでしょうが・・・
なかなか通らないものもあります。
レポートは、先生方のコメントが付いて戻ってきます。
真剣に読まれていて、誤字なども赤ペンで修正され、レポート設題に合致しない点があれば、不合格、となります。
「平安文学論」は、指摘された内容について、図書館から借りた参考文献で補った再提出でなんとか通りましたけれど、「江戸文学論」は再提出したものもまた不合格になり(指摘された内容を加味して書き直したつもりでしたが)、卒論を優先させるために断念しました。 井原西鶴の「日本永代蔵」は面白かったのだけれど、先生との面白さのベクトルが違っていたようですね・・・
ということで、適当にレポート書いて出せば通る、とならないこともあるので、心してテキストや参考文献を読み、レポート作成する。
これが本当の「高等教育」なのだということが分かりました。
2024年01月23日
奈良大学 通信教育について (2) テキスト科目@
通信教育は、「テキスト科目」と「スクーリング科目」の2つの授業方法があります。
まずは「テキスト科目」について書きたいと思います。
その名のとおり、履修した科目で指定されたテキストが送付されてくるので(授業料に含まれていますので)、それを読んでレポートを書き、レポートが合格すると、次に科目修得試験を受け、これに合格することで単位が認定されます。
レポートは分量が決まっていて、2単位の科目は 3,200文字、4単位の科目だと 6,400文字となっています(プラマイ1割程度が許容範囲のようです)。
レポート課題は、入学後に配布される「サブテキスト」に記載されていて、さらに言うと「サブテキスト」には各科目のシラバスが詳細に記載されています。
・テーマ
・到達目標
・事前・事後学習
・評価方法・基準(レポート)
・評価方法・基準(科目習得試験)
・履修上の注意事項等
さらに「サブテキスト」には、授業概要、学習指導として、学習上の留意点や要点、参考文献なども書かれています。
そして、「レポート設題」「設題の解説」も記載されています。
つまり、送付されてきたテキストを漫然と読んでレポートを書くのではなく、学習目標が達成できるようにテキストを読み込み、時には参考文献にも目を通したうえで、「レポート設題」に沿ったレポートを書くことになります。
ある科目では、注意点として・・・
レポート作成時は、テキスト以外に三点以上の文献を参照し、レポートの最後に参考文献として明記すること。明記されていないレポートは評価の対象外とする。
参考文献は図書館で調達すれば無料です。
参考文献うんぬんと書かれていない科目でも、テキストが難しくて理解しづらく、中高生向けの書物を図書館で借り、先ににそれを読んで脳内イメージを造ってからテキストを読み進めたこともありました。
ほんと、ご近所図書館には大いにお世話になりました。
またある科目では、設題の解説で・・・
本書をよく読むこと。市井で流行している小説や面白本などから得た一面的でいささか時代遅れとなった見解が疑問なく羅列されている場合は無条件で単位を認定しない。また、テキストの丸写しは認めない。
レポートの最初に、@なぜそのテーマを選んだかレポートの目的を明確に述べ、Aテキストとそれ以外の文献(使用した場合は註をつけ、註はレポートの枚数に含めない)を明記しながら、B各種資料から自分なりに妥当と思われる結論を導く構成をとっていることが評価基準となる。
これも大変そうに思えますが、卒論を書くための準備と考えれば、@ABの流れは納得できますね。
これまで興味を持った本を、好きなように読んでいましたけれど、目的を持って本を読むことで、また違った世界が開かれてゆくようでした。
レポート作成でここまで書いてしまったので、
科目習得試験についてはまた改めて記載したいと思います。
まずは「テキスト科目」について書きたいと思います。
その名のとおり、履修した科目で指定されたテキストが送付されてくるので(授業料に含まれていますので)、それを読んでレポートを書き、レポートが合格すると、次に科目修得試験を受け、これに合格することで単位が認定されます。
レポートは分量が決まっていて、2単位の科目は 3,200文字、4単位の科目だと 6,400文字となっています(プラマイ1割程度が許容範囲のようです)。
レポート課題は、入学後に配布される「サブテキスト」に記載されていて、さらに言うと「サブテキスト」には各科目のシラバスが詳細に記載されています。
・テーマ
・到達目標
・事前・事後学習
・評価方法・基準(レポート)
・評価方法・基準(科目習得試験)
・履修上の注意事項等
さらに「サブテキスト」には、授業概要、学習指導として、学習上の留意点や要点、参考文献なども書かれています。
そして、「レポート設題」「設題の解説」も記載されています。
つまり、送付されてきたテキストを漫然と読んでレポートを書くのではなく、学習目標が達成できるようにテキストを読み込み、時には参考文献にも目を通したうえで、「レポート設題」に沿ったレポートを書くことになります。
ある科目では、注意点として・・・
レポート作成時は、テキスト以外に三点以上の文献を参照し、レポートの最後に参考文献として明記すること。明記されていないレポートは評価の対象外とする。
参考文献は図書館で調達すれば無料です。
参考文献うんぬんと書かれていない科目でも、テキストが難しくて理解しづらく、中高生向けの書物を図書館で借り、先ににそれを読んで脳内イメージを造ってからテキストを読み進めたこともありました。
ほんと、ご近所図書館には大いにお世話になりました。
またある科目では、設題の解説で・・・
本書をよく読むこと。市井で流行している小説や面白本などから得た一面的でいささか時代遅れとなった見解が疑問なく羅列されている場合は無条件で単位を認定しない。また、テキストの丸写しは認めない。
レポートの最初に、@なぜそのテーマを選んだかレポートの目的を明確に述べ、Aテキストとそれ以外の文献(使用した場合は註をつけ、註はレポートの枚数に含めない)を明記しながら、B各種資料から自分なりに妥当と思われる結論を導く構成をとっていることが評価基準となる。
これも大変そうに思えますが、卒論を書くための準備と考えれば、@ABの流れは納得できますね。
これまで興味を持った本を、好きなように読んでいましたけれど、目的を持って本を読むことで、また違った世界が開かれてゆくようでした。
レポート作成でここまで書いてしまったので、
科目習得試験についてはまた改めて記載したいと思います。
2024年01月22日
奈良大学 通信教育について (1) はじめに
母親が床について一日の介護が終わってから、
夜な夜なパソコンに向かっていた卒論も終わってしまいました。
卒論ロス状態、飲酒とDVD鑑賞などで紛らわせているのですけれど、当ブログの訪問者のなかに「奈良大学通信教育」で来られた方も散見・・・
そうですねぇ、当方もまだ社会人だった入学前には同様な検索をし、実際に入学されている方のブログが大いに参考になりました。
ついてゆけるのか、などなど悩んでいたことなど、思い出しました。
そこで、ここから奈良大学の通信教育学部のことについて、思いつくままに書いてゆきたいと思います。
最初は、概要と学費について
奈良大学は、その名前から国立大学をイメージしますが、奈良に存在する国立大学は、奈良女子大学と奈良教育大学の2校です。
奈良大学は私立大学ですが、古墳などの発掘調査や、文化財・歴史に関する点では実績が積み重ねられた大学で、先生方もまたその道では一流の方や気鋭の先生方もおられます。
大学のHPで、自分が興味ある分野にはどのような先生がおられて、どのような講座を担当されているのかを、大学にメールで質問するのも良いかもいれませんね。
50年近く前、とにかく大学に入ることが目的でしたけれど・・・この年齢ですから、大学に入って何をしたいか、何ができるか、が重要。
それを確認することは大切なことだと思います。
学費の詳細は、大学HPに記載されているので、詳細は省きますけれど、授業料は年間19万円(通信教育のテキストとなる書籍も含む)ですが、卒業に必須なスクーリング科目(1単位 8,000円)もあるので、そのぶんが必要になります。
それでも同じ通信教育の早稲田大学は、1単位35,200円。
京都芸術大学はオンラインで1単位8,000円、対面講義は10,500円、対面演習になると16,000円ですから破格といえます。
そもそも奈良大学の前身は正強学園、大正14年に勤労青年のために奈良薬師寺境内に設立した夜間制「南都正強中学」を始まりとしていて、社会に貢献する人材育成を目的とする学校の伝統が息づいているようです。
カルチャーセンターなどで勉強することを考えるのならば、正規の大学教育を受けることで学位も取得でき、スクーリングでは、奈良の史跡も先生と同学の志と巡れる機会もあるのはお得かも、ですね。
もっとも、どこに基準を置くかで・・・
奈良大学通信教育部に座席されている方の6割は関東圏らしく、(昨年のスクーリングもそんな感じで、関東・東北の方が多くいらして奈良在住は当方のみだったかも)、スクーリングで奈良に来て勉強したい、そのように余裕ある年金生活者の方も目立ちますけどね。
夜な夜なパソコンに向かっていた卒論も終わってしまいました。
卒論ロス状態、飲酒とDVD鑑賞などで紛らわせているのですけれど、当ブログの訪問者のなかに「奈良大学通信教育」で来られた方も散見・・・
そうですねぇ、当方もまだ社会人だった入学前には同様な検索をし、実際に入学されている方のブログが大いに参考になりました。
ついてゆけるのか、などなど悩んでいたことなど、思い出しました。
そこで、ここから奈良大学の通信教育学部のことについて、思いつくままに書いてゆきたいと思います。
最初は、概要と学費について
奈良大学は、その名前から国立大学をイメージしますが、奈良に存在する国立大学は、奈良女子大学と奈良教育大学の2校です。
奈良大学は私立大学ですが、古墳などの発掘調査や、文化財・歴史に関する点では実績が積み重ねられた大学で、先生方もまたその道では一流の方や気鋭の先生方もおられます。
大学のHPで、自分が興味ある分野にはどのような先生がおられて、どのような講座を担当されているのかを、大学にメールで質問するのも良いかもいれませんね。
50年近く前、とにかく大学に入ることが目的でしたけれど・・・この年齢ですから、大学に入って何をしたいか、何ができるか、が重要。
それを確認することは大切なことだと思います。
学費の詳細は、大学HPに記載されているので、詳細は省きますけれど、授業料は年間19万円(通信教育のテキストとなる書籍も含む)ですが、卒業に必須なスクーリング科目(1単位 8,000円)もあるので、そのぶんが必要になります。
それでも同じ通信教育の早稲田大学は、1単位35,200円。
京都芸術大学はオンラインで1単位8,000円、対面講義は10,500円、対面演習になると16,000円ですから破格といえます。
そもそも奈良大学の前身は正強学園、大正14年に勤労青年のために奈良薬師寺境内に設立した夜間制「南都正強中学」を始まりとしていて、社会に貢献する人材育成を目的とする学校の伝統が息づいているようです。
カルチャーセンターなどで勉強することを考えるのならば、正規の大学教育を受けることで学位も取得でき、スクーリングでは、奈良の史跡も先生と同学の志と巡れる機会もあるのはお得かも、ですね。
もっとも、どこに基準を置くかで・・・
奈良大学通信教育部に座席されている方の6割は関東圏らしく、(昨年のスクーリングもそんな感じで、関東・東北の方が多くいらして奈良在住は当方のみだったかも)、スクーリングで奈良に来て勉強したい、そのように余裕ある年金生活者の方も目立ちますけどね。
2024年01月20日
こうもり、夜な夜なオペラ
卒論ロスで、夜な夜なパソコンに DVD をセットして映画を観たり、オペラを観ています。
酔いに任せて、LDでは持ってはいるけれど、バイエルン国立歌劇場1986年公演、カルロス・クライバー指揮のをオークションで落としてしまいました。
第2幕終盤のポルカを踊る場面、何度観ても楽しい。
幸せになります。
クライバーの踊るような指揮姿でまた、心も踊ります。
R.シュトラウス「ばらの騎士」もまた欲しくなってきました。
酔いに任せて、LDでは持ってはいるけれど、バイエルン国立歌劇場1986年公演、カルロス・クライバー指揮のをオークションで落としてしまいました。
第2幕終盤のポルカを踊る場面、何度観ても楽しい。
幸せになります。
クライバーの踊るような指揮姿でまた、心も踊ります。
R.シュトラウス「ばらの騎士」もまた欲しくなってきました。