書誌学のレポートを5月末に提出したので、今月は「平安文学論」にチャレンジすることにしました。 この教科も、テキスト「平安朝の結婚制度と文学」が今年限り。 来年から変更となる予定なので(本当は今年度変更予定だったのが来年に先送りされたようですね)、とにかく早めのスタートが肝要との判断です。
平安朝の文学というと王朝日記文学ですけれど、テキストに「結婚制度」とあるように、文学そのものの鑑賞ではありません。平安朝の文学に描かれている結婚した女性の背景にある人間関係、これが一般にイメージされている一夫多妻ではなく、一夫一妻(一夫一婦ではありません)、つまり妻は一人だけれど、妾が複数人いたりすることを、蜻蛉日記や源氏物語などから引いて論じられています。
これはとても興味深い内容ではあるのですが、肝心の源氏物語の登場人物の知識が、高校の古典で習って以来なので、それ誰?って感じで迷子になってしまいます。 蜻蛉日記は、昨年NHKラジオの古典講読で聴いたので、ストーリや登場人物は理解できるのですけどね。
とにかくレポート作成や単位修得試験問題の解答はまったく暗中模索状態からのスタートです。
今日何とかテキストは一通り目を通しましたけれど、これから再度内容を確認しながら読み込まないとサッパリですわ、、、 あ〜先は遠そうですが、これも勉強ですね。 勉強にチャレンジできることはシアワセだと思って頑張ります。