2022年04月26日

入学式の代替動画配信を見て

4月2日(土)に予定されていた奈良大学の入学式、学科単位で行なわれたそうですが、通信教育学部は中止となっていました。
健康や安全を第一に考えてとの措置であるとのことでしたが(高齢者が多いですものね)、この代替として通信教育学部では、今津学長と渡辺通信教育学部長からのメッセージと渡辺学部長によるミニ講義「特別史跡・世界遺産平城京」の動画配信がありました。

すでに教科の勉強を初めてますが、早くも勉強に煮詰まってきた感がちょっと出てきました。
初心忘れるべからず、動画配信でも見ようかな、と配布されていた資料をみたら4日から配信されていて、なんと明日27日まで。 慌てて見ました。

祝辞はともに7分ほど。 若い頃ならなんか喋ってるな程度で聞ゃぁしないのでしょうが、この年齢になると決意も新たにしなくちゃ、なんて思ってしまうものですね。
それに学長先生の話によると、奈良大学って今年の入学生は全体でも 762名だったそうですが、そのうち通信教育学部は 246名とのこと。 数だけでは一番多いようですが、年齢も 10代〜80代までいらっしゃるそうです。 80才になっても勉強しようとする方がいらっしゃるなんて、すごいですね。 すでに煮詰まっているのなんて恥ずかしいですね。 これだけでも動画を見て良かったです。

そしてミニ講義、1時間の講義でしたがこちらもよく纏まっていて良かったな。
別に学術的な難しい内容ではなく、解りやす概略的な平城宮跡の紹介みたいな感じでしたが、いつも近鉄電車の車窓からよく眺めている平城宮跡ですけれど、身近にあっても知らないことって多くあるのだな、と感じたしだい。

さあて学科の勉強、しょっぱなに選んだのは美術史概論(4単位)、得意な仏像史でした。
6400字のレポートは5日で完成、好きな分野なので書きすぎて8000文字超え、内容を刈り込むのに1日かけてしまいました。 ちょっと熟成させてから提出するつもりです。

続いて東洋史概論(4単位)、東洋史というけれど内容は中国史。 これがしんどい。
300ページのテキスト2冊(合計600頁)を読まねばなりませんが、冒頭の古代でつまづいています。
何がって、漢字が難しいのにルビはほとんどなく、図版や地図もなし。 40ページほど読んでこれから春秋戦国時代に入りますが、眼は文字を追っていてもサッパリ頭に入ってきません。 歴史なのに事柄の内容はおろか地理関係も見当つかなく・・・現役受験生の頃は世界史を選択して毎回ほぼ満点を取る得意科目だったのですけどねぇ・・・これではレポートに纏めるどころではないなぁ、と煮詰まったのでした。

とりあえず今日午前中、ご近所図書館に行って(徒歩5分で行けるのが有難い)、参考になりそうな書物4冊を連れ帰ってきました。 まずはこちらの本で関係する個所を先に読みだしました。 こちらでは難しい漢字にはルビがふってあるし、地図もあり、内容も解りやすく書かれています。 こちらで頭の中を整理してから、詳細なテキストに戻りましょう。

そして思ったのですね、これが本来の勉強なんでしょうね。
書いてある事柄・年号などを覚える受験勉強でもなく、また興味ある事項や事件が面白く書かれている歴史の本を拾い読んでトリビアに浸るのとは違う勉強なんですね。 地道に中国史を追いかけましょう。

posted by fronte360 at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 奈良大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする