2022年04月01日

ヤマツツジかしら

サクラがあちらこちらで満開、咲き誇ってますが、
大渕池公園の中でひっそりと咲く紫色が目を惹きました。
ヤマツツジかしら? 心が落ち着きますね。
20220401_111719.jpg20220401_111733.jpg
posted by fronte360 at 11:35| Comment(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(壬寅3月の雑感)一月往ぬる二月逃げる三月去る

一月は行く、二月は逃げる、三月は去る、のとおり3月も行ってしまいました。

1月より有給休暇消化で会社に行かなくなって早や3ヵ月、あっという間に過ぎてしまいました。
会社員だった頃の年末年始休暇、GWやお盆休みが、特に何かをやったという意識のないままに過ぎ去っていったように日々は過ぎ、あっという間の3ヵ月でした。 このままだと、年だけどんどんと取ってゆくだけで一生が終わってしまう、そんな危機感も強く持っているこの頃です。

ところで昨年3月のこの項を読み返すと、以下のように書いてました。

> さあ新しい年度、かつ会社生活の最後の年度となりました。 鬼が笑うかもしれませんが、来年度へのステップのために今年度を使えたらいいな、と思っています。

そして1年間考えましたが、決意というほどのものではありませんけれど、思いは変わらなかったので、4月より新しいステージに進むことにしました。

約40年ぶりに大学生に復帰します。
奈良大学 通信教育部 文学部 文化財歴史学科 3年次に編入。
通信教育なので無試験ですから、必要書類を出してお金払えばOK、何のことはありませんけれど・・・
乏しい年金生活で金銭的な余裕は決してありません。 でも、せっかく奈良に住んでいるし、これまで働いてきた自分へのご褒美としました。 これまで興味のあった寺社仏閣や仏像など、文化財についての勉強を系統的にやってみようと思います。 無試験入学ですが正規の大学生なので、美術館や博物館には学割が使えるのは楽しみです(奈良や京都の国立博物館はキャンパスメンバーで無料で入館できますし、正倉院展などの企画展も 400円ほどで入館できます)

ただ今から不安なのが、卒論が書けるのか、ということ。 実はこの卒論が書けるか、ということが1年間躊躇していた主な理由でした。 約40年前、卒論そして修論も書きましたけれど、理系大学って所属する研究室のテーマがあって、それにそって実験してデータを集め、参考文献を探して対照させながら論を立ててゆけば格好がつきましたものね。 文系では自分でテーマを定めるところから始めないとダメですよね。 だからこの1年間、色々な書物を読んでみましたが、結局のところ結論が出ないまま・・・ 見切り発車ですけれど、ボケ防止として頑張ることにしました。 とにかく2年間、これまでとは違うステージで頑張ります。

さて高知に行けなくなってもう4ヵ月。
4月こそ行きたいのですけれど、どうなりますやら・・・ でも4月以降は忙しくなりそうです。
これも上記に書いた奈良大学の通信教育。 通信教育と侮ることなかれ、単位取得のためのシラバスを読み込むほどに、当たり前ながら真面目にテキストおよび参考文献を読む込まなくてはいけません。 通学生のように、授業に出ていればなんとかなる、というものではありませんね。 スクーリングもあるので、実家通いも含めて、時間の使い方を考え直さないといけないようです。 高知で息抜き、そんな風になると良いのですけれど・・・高知でも勉強でしょうかねぇ・・・でも4月は高知に行きたい。

そして世間に目を向けると、テレビではウクライナ情勢一色ですけれど、これは別途述べるとして、依然収まらない新型コロナウイルス感染症。
先月のこの項で、母親が通うデイサービスでコロナ陽性者が(2/26に)出たとの連絡があったと書きましたけれど、3/19にも職員の感染が発覚したとの連絡がありました。 そして母親は都合3回目のPCR検査を受ることに(陰性でした)。 本当にどんどんと新型コロナ感染が身近になってきていますね。
世間では、まん延防止対策は解除されましたけれど、オミクロン株の猛威が続くのは必至であって、新規感染者数は高止まり傾向というより増加傾向にもなってきて、沖縄では第7波との声も聞こえてきてますよね。
以下は昨年3月のこの項で書いたこと。

> 新型コロナウイルス感染症、非常事態宣言が解除されて、予想通り大阪では第4波だと言い始めてますね。
> この人の移動の多い時期に解除するから当たり前? ただ、宣言を継続していても、自粛疲れもあって感染者は増加に転じるだろうし、施政者側も積極的な対応取りたくないし、このまま続けてても何のための宣言なのか形骸化してしまう・・・ 増加は折り込み済みのて早めの解除だった、と予想します。
> 施政者は、経済優先ですものね、本気で封じ込る気あるのか。 菅・小池・吉村を始めとする行政の対応に疑問を感じていますが、とにかく、自衛の戦いを続けるしかありません。

withコロナというステージに入ったとか、新規感染者数の増減を論じるのは意味がない、などの論調でスリ替えていますけれど、ほんま学習してないですね。 オミクロン株の潜伏期間は短いので感染機会が増加しているってこと自明ですし、特効薬の無い現状ではもっと危機感を持つべきではないかと。
同じことを繰り返して早や2年・・・ 住民も慣れっこになっているのでしょうけれど、願わくばコロナ対応のリーダーシップである行政の刷新を期待したいところです。

読書については今月も昭和史です。
継続して半藤一利の半藤史観に触れていて「世界史の中の昭和史」 そして「B面昭和史」。 いずれもページ数が多くて(詳細に書かれていて読むのに時間がかかりますが)勉強になります。 ロシアというかプーチンのウクライナ侵攻、大阪維新の会の勢力拡大などなど、色々と思うところとかぶる史実が昭和初期に散見されます。 とても勉強になります。 歴史は繰り返す、ですから。

そしてひとつの昭和史の本として新井喜美夫「転身 瀬島龍三の「遺言」」。
瀬島隆三をご存知でしょうか。 旧日本陸軍参謀にて、11年に及んだシベリア抑留後に入社した伊藤忠商事では副社長・会長へと登り詰め、第二次臨時行政調査会(土光臨調)では土光敏夫会長の参謀役、中曽根政権では影のフィクサーとして政財界に影響力を持った人物ですね。 山崎豊子の小説「不毛地帯」の主人公・壱岐正中佐(実はこれで初めてこの人物の事を知りました)、「沈まぬ太陽」では龍崎一清のモデルであるともいわれていて、興味ありました。 やっぱり昭和史は面白いなぁ、と思った次第です。

ご近所美術館の話題。
先月の予告どおり10日に松柏美術館に行き「未来につなぐ日本画展 松柏美術館公募展大賞受賞作家の現在(いま)」を鑑賞。 皆さん大賞をとられただけあって、画力がありますね。 見応えがありますけれど、描き過ぎのような感じもするのは欲張りでしょうかね。 コロナで公募展が開催されなくなっての企画ながら、色々な作風を感じさせてもらえる良い機会であったと思いました。

会員になっている大和文華館には27日に行って、展示物は見ずにお庭のお散歩を楽しみました。 会員になっているからこその贅沢。 本館前にある枝垂れ桜「三春滝桜」をはじめとして、遅咲きの梅やら、ボケの花、木蓮の花ほか、お庭の散策で心休まるひと時をすごさせていただきました。 当初は美術講座などを目的としての会員入会でしたけれど、コロナで人が集まるのは忌避していることもありますが、植物に関心が移ってきたこともあって、松柏美術館もそうですけれど、お庭の散策が楽しみになりました。 

音楽は、このブログのメインテーマであったはずですが、最近かなり低調です。
この最大の原因は、お気に入りのアンプ SANSUI AU-D707X DECADE の不調。 電源投入後に保護回路が働いて音が出なくなってしまいます。 内部清掃やスピーカーケーブルの引き直しで復活させていますが、症状がぶり返してます。 生き残っているサンスイ・アンプの正統サポート会社に問い合わせましたが、返答なく、再依頼をかけようか思案中。 単身赴任中に中古で購入した SANSUI AU-D707F は、別のチューニングも行なう会社に修理依頼したら、経年劣化で修理不能、との返事で廃棄しました。 けれどこのアンプは、自身30歳の誕生日の自分へのプレゼントですので、大事に使いたいのですね。 修理かなうかしら・・・

音楽が無い生活になってしまうと、かえって音楽を聴きたくなるのも人情というものです。
家人がCDを聴きたい、とかいって買ったのに放置されていた PIONEER ミニコンポ X-EM12 を利用、スピーカーを純正品より Technics SB-X1 に繋ぎました。 純正品のスピーカーもSB-X1も同じ 6Ωですし、15w+15w のアンプなので、それらしく鳴ってくれています。 ただ、お気に入りや気になったアナログレコードが聴けないですものね。 CD棚を漁って、ああっこんなCD持っていたんや、というのを発掘しながら時おり聴いています。 しかしゴミのようなCDばかり 2,000枚・・・PILZ探検隊としての宝さがしで集めた遺物ですね。

そんなこんなで2022年度となります。
新型コロナ、都市部では第7波に巻き込まれないよう充分に注意して、4月以降もまたこのような駄文が書ければと思います。 皆さまも新型コロナにくれぐれもご注意ください。

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 22-雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする