自由に時間を使えるようになったら音楽聴き放題・・・
なんて思っていた頃もありましたけれど、変わらず、アンプになかなか火が入りません。
ステレオのある部屋に暖房器具がありませんしね。
そんな悪い条件下ですが、時おりここ数年聴いてなかったであろう盤を探しては、
ターンテーブルに載せていたりします。
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ドビュッシー/交響詩「海」
ドビュッシー/夜想曲
エデュアルト・ベイヌム指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
アムステルダム音楽院女声合唱団
日本フォノグラム・フォンタナレーベルのグロリア・シリーズ、定価 900円。
レコード番号 FG-46 ながら厚紙ジャケットの初期盤ですね。
中古で捕獲したことは間違いありませんが、いつどこで捕獲したかは覚えてないなぁ。
指揮者のベイヌム、メンゲルベルクのナチス協力による追放の受けてコンセルトヘボウ管の指揮者に昇格、華やかな印象はなくて、1959年に心臓麻痺で急逝して、いまや忘れられた指揮者かもしれませんけれど、実力者ですね。
ベイヌムのフランス音楽、均整のとれた演奏ですね。 繊細さや華麗さを纏っていてどこか掴みどころのなさもあって、個人的にフランス音楽は敬遠気味なのですけれど(でも掴みどころのないイギリス音楽は好きだったりするのですけれど)。 そんなドビュッシーの音楽をきちんと整理して、でも内に秘めたロマンは失わず、抜群の平衡感覚で目先の煌びやかさの奥底に流れている音楽の良さを届けて下さいますね。
久しぶりに聴きましたが、いい演奏ですね。