新型コロナウィルス感染、変異ウィルスによって第4波、3度目の緊急事態宣言!
おとなしくお家で良い音楽を♪
今日は天気下り坂、曇りのち雨の予想だったと思うけれど、早朝より日差しもさして気温も20℃ほどあったでしょう、ワーキングシャツ1枚で早朝ご近所散歩。 朝9前に戻ってきたら 13,000歩ちょっとでした。
シャワーを浴び、体重計測をすると、出かける前と後では 0.5Kg の減量。 汗をかく季節になりました。 さて、今朝のレコード鑑賞は、フランソワ・パイヤール師匠より、ヴィヴァルディの四季をチョイス。 師匠らしい、気張ったところのない上品で典雅な「四季」ですね。
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ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」op.8
ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団
ジェラール・ジャリ(vn)
1970年3月 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会 録音
1970年当時、イ・ムジチ(独奏アーヨ)による「四季」がベスト・セラーでしたね。 世は「四季」ブームといえる状況、ミュンヒンガー、マリナー、カラヤンも四季を録音し、イ・ムジチはミケルッチを新たな独奏者として新盤を録音したのは 1969年だったようです。
そんな状況のなか、日本コロムビアによる要請を受け仏エラートの協力を得て録音されたのがこのパイヤール盤である旨がジャケット解説にも記載されてますね。 そしてインレートカードとして、パイヤール師匠による楽曲解説が付録として付いてます。 もっとも時代考証を武器に丁々発止とした古楽器演奏が出る前なので、楽典的なことよりも曲想イメージによる解説になってます。
そういつの間にか、小難しい古楽器演奏に慣れてしまったようですが、改めてパイヤール師匠で「四季」を聴くと、落ち着きます。 イ・ムジチで刷り込まれてしまっているせいもあるでしょうが、イタリアの陽光輝く溌剌とした「四季」のような沸き立つような感情は抑えられていて、優雅に典雅に流れてゆく「四季」ですが、整理整頓された音楽の上をジェラール・ジャリによるヴァイオリンの美音が絡んで綺麗です。
さわやかな5月に似合う演奏ですね。