2021年05月05日

ラクロワ、J.S.バッハ/クラウンザン協奏曲

新型コロナウィルス感染、変異ウィルスによって第4波、3度目の緊急事態宣言!
おとなしくお家で良い音楽を♪

小雨模様、今は雨音が聞こえますけれど、雨粒がまだそんなに落ちてこず、そぼ濡れながらも傘をさすほどでもなかった朝6時過ぎより今日もご近所散歩に出かけました。 今朝も約2時間 12,000歩強を歩き、一昨日 33,123歩、昨日 20,411歩、足は疲れ気味ですけれど、歩けば天気は悪いものの気分は晴れます。

シャワーを浴び、さっぱりとしてからのレコード鑑賞。 昨日はクルト・レーデル師匠でしたので、今日はフランソワ・パイヤール師匠を色々と聴いています。 モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲も彼らしい華やかな演奏ですね。

さてパイヤール師匠を聴いていると、その伴奏者としてよく目(耳)にするのが、クラウザン奏者のロベール・ヴェイロン=ラクロワさん。 フランス語ではクラウザン、英語だとハープシコード、ドイツ語だとチェンバロですね。

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P5053086 posted by (C)fronte360

エラート1000シリーズ バロックの大作曲家たち5

Side A.
 J.S.バッハ/クラウザン協奏曲第5番 へ短調 BWV1056
 J.S.バッハ/2台のクラウザンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060 *

Side B.
 J.S.バッハ/イタリア協奏曲 へ長調 BWV971
 J.S.バッハ/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903

 ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(clavecin)
 アンヌ=マリー・ベッケンシュタイナー(clavecin)*
  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮 パイヤール室内管弦楽団

峻厳な大バッハ、カール・リヒターの演奏に刷り込まれているせいか、そんなイメージを持ってしまいますので、ラクロワさんの演奏はしっかりとしていながらも線の細さを感じます。 逆にいうと繊細でかつ知的な演奏なのですね。 クラウザン協奏曲でのパイヤール師匠との息のあった演奏がいいですねぇ。

半音階的幻想曲とフーガは、熱っぽさ奔放さとは真逆。 刺激的なフレーズの浮きあげなど皆無、オーソドックスというのかなぁ、落ち着いて真摯に曲と向き合うような演奏ですね。

ジャケットの写真、小さくで分かりにくいかと思いますが、フェルメールのヴァージナルを弾いている婦人ですね。 ヴァージナルもクラウザンと同様な発音機構を持った楽器ですね。 箱型であることが多く、弦が鍵盤と並行(長辺)に張ってあったりします。
posted by fronte360 at 11:07| Comment(0) | 21-LP/CD音楽(Clasical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする