リニアトラッキングのお気に入りプレーヤ Techinics SL-6 を壊してしまったので、TRIO KP-7300 を復活。 カートリッジは STANTON 500-II で、圧しの強いサウンドが魅力的。 細かな分解能よりも雰囲気で聴かせるタイプです。
今宵はジャズのレコードをとっかえひっかえかけていますが、豪放磊落なソニー・ロリンズと相性が良いようですね。 スピーカーもサブの Techinics SB-X1 、ナローレンジながら、定位の良さと雰囲気の良さ(というよりも学生時代より耳に馴染んだ心地良さ)が心に滲みます。
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ソニー・ロリンズとコンテンポラリー・リーダーズ
ソニー・ロリンズ(ts)
ハンプトン・ホース(p)、バーニー・ケッセル(g)、
ルロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(ds)
ヴィクター・フェルドマン(vib - ユーのみ参加)
Side A
小星に語らん
ロッカバイ・ユア・ベイビー
ハウ・ハイ・ザ・ムーン
ユー
Side B
いい娘をみつけたら
アローン・トゥゲザー
月下のチャペル
歌こそは君
ロリンズの豪快なテナーサックスの音と歌心と、バック・メンバーの気の利いた演奏。 録音は、名録音技師ロイ・デュナンだそうで、1958年録音ながら、見事な音で捉えられています。
このレコード、過去にもこのページで採り上げていたので検索をかけてみたら、当時のことをまざまざと思い出しました。
単身赴任時代、前半は営業の真似事もやっていて、埼玉の法務局に入札説明会に行っていたり、後半では社内システムの担当として、月末決算処理で深夜残業をやっていたこと(管理職だったので残業代もつかないタダ働きなったのにな)などなど、でもいずれも仲間(そのときの部下)や上司に恵まれていたから乗り越えてきたことなども。 今の振り返ると、仲間には恵まれているけれど、そろそろ自分のことを考えると、お暇の年齢だということも感じますね。 65の手習いをやってみるかな、と。
とにかくこうやって書き残していたからこそ、思い出すことも多いものなのですね。