新型コロナウィルス感染、第3波の非常事態宣言下、お家で良い音楽を♪
暖房のない新ステレオ部屋、昼前の室温が17度なので今日もステレオ装置に火を入れて、レコード鑑賞。 アントニオ・ヤニグロと手兵ザグレブ室内合奏団による「四季」、清澄かつ気持ちの籠った弦楽合奏が真摯に心に響く、隠れた名演奏ですね。
ヴァイオリンのソロは、レコード盤にはクレジットされていませんが、ヤン・トマソウ。 アルゼンチン生まれでヨーゼフ・シゲティとカール・フレッシュに師事し、シカゴ交響楽団やボルティモア交響楽団のコンサートマスターを歴任、と wiki に書かれてあります。 このソロがいいですね。 ピンと張った響きながら艶があって暖かく、ザグレブ合奏団の響きとよく調和しています。
キング・レコードの「世界の名曲1000シリーズ」からの1枚。 ヴァンガード原盤。 1970年10月発売ですが、wiki によるとトマソウが 1961年没ですので、録音は50年代末か60年代初でしょうか。 しかしながら、とても現代的でスマートな名演奏です。
冒頭に収められているモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」もまた各弦楽器の響きが雄弁でありながらもよく纏まった良い演奏です。 弦の国ザグレブ、そんな言葉を彷彿とさせますが、こちらもスマートな解釈で心地よいですね。 この曲自体、久しぶりに耳にしましたけれど、こんなに良い曲だったかのかとも再認識したしだい。 良い演奏だと、良い曲に思えるという典型でしょう。
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(C)fronte360モーツァルト/セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ヴィヴァルディ/合奏協奏曲「四季」-*
ヤン・トマソウ(Vn)-*
アントニオ・ヤニグロ指揮 サグレブ室内合奏団
posted by fronte360 at 12:06|
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21-LP/CD音楽(Clasical)
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