最近の記事

2020年06月20日

クライバー/バイエルン国立管弦楽団、ベートーヴェン/交響曲第4番

新型コロナウィルス感染拡大防止のために外出を控えて、お家で良い音楽を♪

カルロス・クライバーによる1989年のニューイヤー・コンサートを聴いたので、クライバーのCDを漁ってベートーヴェンの運命と第7番、シューベルトの交響曲第3番など立て続けに聴き進めました。 運命など素晴らしい推進力ですし、その他もいい演奏に違いないのですが、やはり脳裏をかすめるのが1982年にカール・ベーム追悼のための演奏会でのベートーヴェンの交響曲第4番の演奏ですね。 これについては、CDでは持っていないので、アナログLPでの鑑賞となりましたが、ライブならではの臨場感と生命力のあふれた演奏を久しぶりに堪能しました。

1982年5月3日、ミュンヘンの国立劇場でマチネーとして催されたカール・ベーム追悼演奏会。 ベートーヴェンの交響曲第4番と第7番が演奏され、そのうちの第4番のみがオルフェオ・レーベルよりLPレコードで発売されました。 このLPレコード、プリンツレゲンテン劇場改修基金のチャリティだったのでクライバーが販売を許諾したようですね。 第7番は販売が許諾されず長くお蔵入りとなってましたが、クライバーの死後、2006年にオルフェオよりCD化されていました(これは知らなかった)。

このレコードは、1986年にクライバーがバイエルン国立歌劇場管弦楽団との来日公演に併せた来日記念盤として 1,000円で売られていたもの(リアルタイムで堂島ワルツ堂にて捕獲)。 オルフェオの輸入盤に日本語の帯+解説を被せたもので、一部のネットで書かれている「ここでカルロス火を吹いた!」とのキャッチコピーは見当たりませんね。

さてベートーヴェンの交響曲第4番、シューマンが「2人の北欧神話の巨人の間(第3番と第5番のこと)にはさまれたギリシアの乙女」と言ったように、どちらかというと大人しい曲のイメージですよね。 でも当方はこの曲を、メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管(1940年4月25日ライブ)で初めて聴き、そしてスリ込まれたので、弱っちい演奏はダメなんですね(同様に第8番も剛健でないといけません)。

その点、このクライバーの演奏はそのような心配は無用。 細部まで神経を尖らせていながらも、猛烈なスピード感を伴った演奏で満足させてくれます。 演奏について、当方が書かなくても、皆さんあちこちで書かれているのも参考にされながら、実際に耳で聴いて頂けたらと思います。 NAXOS MUSIC LIBRALY で聴くことができます。 また第7番も NAXOS MUSIC LIBRALY にありました。

P6192997
P6192997 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/交響曲第4番
   カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団
    録音:1982年5月3日、ミュンヘン、国立劇場(ベーム追悼演奏会ライヴ)


posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

クライバー/ウィーンフィル、ニューイヤー・コンサート1989

新型コロナウィルス感染拡大防止のために外出を控えて、お家で良い音楽を♪

今日は新型コロナ対策で急きょ付与された特別休日を取得して臨時休業です。

カラヤンによるウィーンフィルの「ニューイヤー・コンサート」を聴いたのならば、クライバーが1989年に初登場したときもエポックメイキングでしたね。 ワクワクしながら画面を食い入るように見ていたものです。 この時の実況録音盤も取り出してきました。 カラヤンも素敵ですが、クライバーはより自由というか楽しい演奏ですね。 オケも指揮者も楽しんで演奏しているように思えます。 

ニューイヤー・コンサートの指揮者、カラヤン以前はロリン・マゼール、その前はウィリー・ボスコフスキーが連続して担当していましたが、カラヤンが指揮した1987年以降は毎年指揮者が変わるようになりましたね(2年連続出演は無し)。 1988年はアバドでしたが、記憶になく(見てもいないはず)、翌 1989年のカルロス・クライバーの登場に、大きな期待を持ってテレビの前に座ったことを思い出します。 当時のカルロス・クライバー、年に2、3回しか演奏会に登場せず、しかもその演奏会もいつキャンセルされるかもしれず、それでいて人気抜群のカリスマ指揮者でした。

収録曲、カラヤンのと違ってマイナーな曲も散りばめられていますが、ども曲も生命感を伴っていて、クライバーの魔術にかかったように楽しめますね。 そしてカラヤンの時よりも、曲を聴いているとクライバーが指揮する映像が脳裏に浮かんでくるのは当方だけでしょうか。 はにかんだような笑顔で右腕をヒラヒラさせながら曲を進めてゆき、興を乗せてスピードアップするときは左腕がグルグルと回り、オケが走って演奏を続けるのを指揮台の枠にもたれながら指揮するのを止めて眺めてる・・・などなど、いかがでしょうか。

カラヤンとクライバーのニューイヤー・コンサート、どちらが巧い、好き、という問題ではなく、双璧でしょう。 ともに聴いて楽しい、幸せな気分になれます。 これを超えるニューイヤー・コンサートはもう現れないのような気がします。

この1989年のニューイヤーのレーザーディスクも持っていますが、カラヤンのと同様に1階に引っ越したステレオ装置とは切り離されて2階の物置同然の所に置いてあります。 こちらも復活させたい。

ちなみに今回調べてみて知ったのですが、クライバーが2回目に登場した 1992年のニューイヤー・コンサートは、当初バーンスタインが指揮者だったそうですね。 バーンスタインの死去により代役としての登場であったとか。 またクライバーとバーンスタインは親交もあったと Wikipedia には書いてました。

P6132996
P6132996 posted by (C)fronte360

CD−1
ヨハン・シュトラウス2世/加速度ワルツ 作品234
ヨハン・シュトラウス2世/田園のポルカ 作品276
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「わが家で」 作品361
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・マズルカ「とんぼ」 作品204
ヨハン・シュトラウス2世/喜歌劇「こうもり」序曲
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「芸術家の生活」 作品316
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「風車」 作品57
CD−2
ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「ハンガリー万歳!」 作品332
ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「クラップフェンの森で」 作品336
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「春の声」 作品410
ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス/ピチカート・ポルカ
ヨハン・シュトラウス2世/オペラ「騎士パズマン」チャルダーシュ
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「おしゃべりなかわいい口」 作品245
ヨーゼフ・シュトラウス/ジョッキー・ポルカ 作品278
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314
ヨハン・シュトラウス1世/ラデツキー行進曲 作品228

   カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     録音:1989年1月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月18日

大阪散歩20200523_大阪城公園の戦跡巡り・中部軍司令部防空作戦室跡

新型コロナの緊急事態宣言、大阪などが解除された週末、
いつもの大阪の実家に向かう前に大阪城公園に寄り道しました。

大阪日日新聞の「戦跡を巡る 戦渦を超えて75年」で、大阪城公園の戦跡を実際に見ておきたくなったのでした。
今は綺麗な公園として整備されている大阪城ですけれど、まだ戦争の傷跡がいくつか残っていること、平和が維持されている今こそ見ておきたいと思ったのでした。

P5232907
P5232907 posted by (C)fronte360

中部軍司令部防空作戦室跡

P5232908
P5232908 posted by (C)fronte360

第二次世界大戦の末期、陸軍の中部軍司令部防空作戦室の施設が大阪城本丸の南側に建造された。時期は昭和18年(1943)と考えられ、ここを拠点に防空作戦の立案、敵機飛来の感知や目標値の予測、迎撃命令の発令、管区内への空襲警報発令などが行われた。構造は地上3階、地下1階のコンクリート製、地下1階から地上2階までの内部は吹き抜けで、壁は爆撃に耐えられるよう1メートル以上あった。空爆による破壊をまぬがれて戦後に至ったが、公園整備の一環として昭和45年に解体撤去された。堅牢だったため工事は難航をきわめたという。

P5232909
P5232909 posted by (C)fronte360

今は何もない広場のようになってます。

P5232911
P5232911 posted by (C)fronte360

南側、桜門の外に豊国神社。 豊臣秀吉をお祀りした神社。

P5232910
P5232910 posted by (C)fronte360

こちらは修道館。 いわゆる、武道館ですね。

P5232912
P5232912 posted by (C)fronte360

振り返って北側に天守閣を見て、ここを出て日本庭園に戻ります。


posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月17日

大阪散歩20200523_大阪城公園の戦跡巡り・日本庭園、送水管

新型コロナの緊急事態宣言、大阪などが解除された週末、
いつもの大阪の実家に向かう前に大阪城公園に寄り道しました。

大阪日日新聞の「戦跡を巡る 戦渦を超えて75年」で、大阪城公園の戦跡を実際に見ておきたくなったのでした。
今は綺麗な公園として整備されている大阪城ですけれど、まだ戦争の傷跡がいくつか残っていること、平和が維持されている今こそ見ておきたいと思ったのでした。

P5232904
P5232904 posted by (C)fronte360

本丸広場、かつて露店っぽい食堂などがありましたが、一掃されて、その後方に庭園があったのですね。
「日本庭園」

P5232902
P5232902 posted by (C)fronte360

昭和6年(1931)の大阪城天守閣復興にあわせ、大阪市の手により、当時東側に残っていた紀州御殿の庭園として整備された純日本式庭園である。中央の池は面積約300坪の鶴翼形、背景に築山をめぐらしている。池の南側からは、天守を借景として庭園のたたずまいが楽しめるよう工夫がなされている。

P5232903
P5232903 posted by (C)fronte360

P5232905
P5232905 posted by (C)fronte360

おっと、戦跡巡りでしたね・・・
西側の石垣の上より西の丸庭園を眺めます。
天守閣と西の丸庭園を繋ぐ送水管が見えますね。

P5232906
P5232906 posted by (C)fronte360

これは、大阪砲兵工廠において製造された送水管で、今でも現役で使われているものです。
あとでまた見にいってみましょう。


posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

大阪散歩20200523_大阪城公園の戦跡巡り・タイムカプセル

新型コロナの緊急事態宣言、大阪などが解除された週末、
いつもの大阪の実家に向かう前に大阪城公園に寄り道しました。

大阪日日新聞の「戦跡を巡る 戦渦を超えて75年」で、大阪城公園の戦跡を実際に見ておきたくなったのでした。
今は綺麗な公園として整備されている大阪城ですけれど、まだ戦争の傷跡がいくつか残っていること、平和が維持されている今こそ見ておきたいと思ったのでした。

P5232895
P5232895 posted by (C)fronte360

大阪城天守閣前の本丸広場。 見慣れないものが続きましたが、コレは知ってます。

P5232896
P5232896 posted by (C)fronte360

万博を記念して埋められたタイムカプセル!

P5232897
P5232897 posted by (C)fronte360

「人類の進歩と調和」をテーマとした日本万国博覧会を記念して毎日新聞社、松下電器産業株式会社の両社は同じ内容のカプセル2個を完成し、この地下15mに埋設しました。
日本をはじめ世界各国の人びとの協力を得て選んだ20世紀の文化所産2098点が、最新の保存技術によって特殊金属性容器んい収納されています。
私たちは限りない世界の平和と繁栄を信じて、5000年後の人類にこれをのこします。
上部のカプセルは毎世紀初頭に、下部のカプセルは6970年に開封していただくことをここにお願いします。
1971年3月15日
カプセル  形状 球形休憩  内容積 50万?  内径 1m  重量 2.12t

P5232898
P5232898 posted by (C)fronte360

タイムカプセルの容器は、大阪歴史博物館に置いてましたね。

P5232899
P5232899 posted by (C)fronte360

上記説明板にも書いてあったように、今世紀初頭に点検のために開封(その後また埋め戻し)されたタイムカプセルの論文を見つけました。

タイム・カプセルEXPO'70の開封 - 表面分析研究会 SASJ

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

大阪散歩20200523_大阪城公園の戦跡巡り・本丸

新型コロナの緊急事態宣言、大阪などが解除された週末、
いつもの大阪の実家に向かう前に大阪城公園に寄り道しました。

大阪日日新聞の「戦跡を巡る 戦渦を超えて75年」で、大阪城公園の戦跡を実際に見ておきたくなったのでした。
今は綺麗な公園として整備されている大阪城ですけれど、まだ戦争の傷跡がいくつか残っていること、平和が維持されている今こそ見ておきたいと思ったのでした。

P5232888
P5232888 posted by (C)fronte360

大阪城天守閣前の本丸広場。 天守閣前に「残念石」が置いてます。

P5232889
P5232889 posted by (C)fronte360

こんなん、いつからあったっけ?

P5232890
P5232890 posted by (C)fronte360

「残念石」
両横に鎮座しているこの石は元和六年(1620年)から始まる大阪城修復の時、天領小豆島(香川県)で割られたまま、用材石としての念願がかなわず、いまなお数多く残されていることから「残念石」と呼ばれている。
この大きな石は、筑前黒田長政の石切丁場でみつかり、小さな石は豊前細川忠興の手になるものである。
これらの石を、小豆島青年会議所が創立五十周年記念事業として、「島は一つ」の社会活動の実践に、大阪青年会議所は商都大阪の復権を願い「なにわの知恵」の再考にと、両会議所が共同事業として当時を再現し、小豆島よりこの地に運び据えたものである。
 昭和五十六年七月十九日
  (社)大阪青年会議所
  (社)小豆島青年会議所

そして振り返ると、こんな石碑もありました。

P5232891
P5232891 posted by (C)fronte360

「大阪城・上田城 友好城郭提携 記念碑」
大阪城は豊臣秀吉によって創築され、上田城は豊臣方の武将として大坂冬の陣・夏の陣で、奮戦した真田幸村の父昌幸によって創築され、両城は真田幸村を通じた深い関係があり、共に広く市民に愛され親しまれている。
今後、両市の歴史・文化に基づいた幅広い友好関係を築き、ますますの発展をはかるため、ここに「友好城郭」としての提携することを宣言する。
 平成十八年十月十日
  大阪城管理者 大阪市長
  上田城管理者 上田市長

P5232892
P5232892 posted by (C)fronte360

天守閣の入口には「検温所」が設けられていました。

P5232894
P5232894 posted by (C)fronte360

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月14日

カラヤン/ウィーンフィル、ニューイヤー・コンサート1987

新型コロナウィルス感染拡大防止のために外出を控えて、お家で良い音楽を♪

カラヤンがウィーンフィルを鳴らし切るほどドライブした「惑星」をわくわくしながら楽しみましたが、カラヤンとウィーンフィルというと、1987年1月1日、最初にして最後に出演したウィーンフィルの「ニューイヤー・コンサート」。 この実況録音盤を取り出し、美しくもまた楽しい演奏をうっとりと楽しみました。

帝王とも呼ばれたカラヤン、1989年没。 1983年のザビーネ・マイヤー問題を機に主兵ベルリンフィルとの関係がぎくしゃくし始め、ウィーンフィルとの関係が深まってゆきました。 この頃からカラヤンの晩年が始まったように思います。 そんな中でのウィーフィルのニューイヤー・コンサートへの初登場は大きな話題でしたね。 アンチ・カラヤンを標榜していた当方も、大きな興味を持ってテレビ画面を見ていて、感銘を受けた記憶があります。

また収録曲がいいですね、ポピュラーな曲が並んでいます。 ごく最近のニューイヤー・コンサートは興味もありませんが、これ以降のニューイヤーでは隠れた名曲かもしれませんが、こんな題名の曲があるんや、といったものが散見されますよね。 カラヤンは、耳慣れた曲ながら、躍動感や生命力をともなって流れる音楽がとても自然。 ウィーンフィルの人達も演奏している楽しさを存分に味わっているのではないでしょうか。 それにキャスリーン・バトルを連れてきて歌わせた「春の声」、清楚で可憐なんでしょう。 カラヤン好みがこんなところにも表れているように思います。

そしてこれらの演奏もまた NAXOS MUSIC LIBRALY で聴くことができます。
このニューイヤーのレーザーディスクを持っていますが、1階に引っ越したステレオ装置とは切り離されて2階の物置同然の所に置いてあります。 こちらも復活させたいけどなぁ。

P6132995
P6132995 posted by (C)fronte360

ヨハン・シュトラウス2世/喜歌劇「こうもり」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」作品235
ヨハン・シュトラウス2世/アンネン・ポルカ 作品117
ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「うわごと」作品212
ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「観光列車」作品281
ヨハン・シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス/ピチカート・ポルカ
ヨハン・シュトラウス1世/アンネン・ポルカ 作品137
ヨハン・シュトラウス2世/ポルカ「雷鳴と電光」作品324
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「春の声」作品410 -*
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「憂いもなく」作品271
ヨハン・シュトラウス2世/ワルツ「美しく青きドナウ」作品314
ヨハン・シュトラウス1世/ラデツキー行進曲 作品228

   ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   キャスリーン・バトル (S) -*
     録音:1987年1月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

カラヤン/VPO、ホルスト/組曲「惑星」

新型コロナウィルス感染拡大防止のために外出を控えて、お家で良い音楽を♪

CD棚をひっくり返して、PILZや正体不明録音盤をアレコレとみていると泥沼に入ってしまうので、お口直しにメジャー・レーベルを。 キング・レコードが1996年に完全限定盤として1,000円でリリースした「LONDON SUPER COLLECTION」、これが出た当時、メジャー・レーベルの1,000円盤って珍しく、あれこれと買い集めたものです。 その中より、カラヤンがウィーンフィルを振って1961年に録音したホルストの「惑星」。 この曲をメジャーな曲にした歴史的名盤、などと書かれているものです。 そしてこのカラヤン/VPOの「惑星」、若いころのカラヤンってこんなに豪快な指揮をするのかと、とても面白く聴ける演奏ですね。

クラシック音楽を聴き始めた頃、小遣いが月1,000円だったので、買えるレコードは当時「1,000円盤」と呼ばれていた廉価盤ばかりでした。 そんなことより1,000円盤でよくお目にかかる指揮者には親近感を持ちましたが、1,000円盤に登場しない指揮者って疎遠どころかアンチな気持ちを抱いたものでした。 カラヤンはその筆頭でしたね。 目をつぶって指揮するのがキザ、レガートで音を繋いで甘ったるい、金儲け主義、などなど。

そんな時代が長く続きましたけれど、このCDが出ていた頃には封印も解けてきて、1970年以前に録音されたカラヤンの演奏って骨太で聴き応えあることに気付いてました。 だからこのキング・レコードのこのシリーズも色々と集めたのでした(これよりちょっと前、アナログLPでも、キング・レコードが1973年にロンドンレコード発売20周年謝恩特別企画盤として1,000円で売り出した KARAJAN BEST1000の中古レコードも見つけ次第買っていたので、レコード盤で持っていないものをCDで集めていました)。

「火星」冒頭からからグイグイと押し進めてゆきます。 あちこちで書かれていますけど、5拍子がきちんと取れていなくて、とにかく前向いて、勢いで進めている感じ。 当時のウィーンフィルにしたら「惑星」って現代音楽でしょうから、適当に演奏していたのかもしれません。 それにしても、カラヤンがグイグイと引っ張り、頑固なウィーンフィルを鳴らし切るドライブ感。 興奮します。 またこれは古いCDながら、ウィーンフィルらしい音も堪能できるなかなかの優秀録音ですね。 ティムパニも強打していますが、羊の皮を張ったタイコでしょうからドカドカっていう打音。 デッカらしい音造りとも相まってなかなかに面白い。 「金星」でのソロヴァイオリンは、当時のコンマスだったウィリー・ボスコフスキーでしょう、冒頭のホルンやオーボエ、クラリネットなどなどウィーンフィルの響きが満載ですね。 「木星」も弦アンサンブルやホルン斉奏などグラマラスな音楽。 全体的に、音楽の勢いを全面に出していて、聴き応え充分。 大ウケしたのも頷けます。 この演奏も NAXOS MUSIC LIBRALY で聴くことができます。

P6092991
P6092991 posted by (C)fronte360

ホルスト/組曲「惑星」Op.32
   ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                    ウィーン国立歌劇場合唱団
     録音:1961年9月、ウィーン・ソフェンザール

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

「隠し蔵」を飲みながら・・・

今日はコロナ騒ぎに便乗、6月末までの特別休日を消化してのお休みですが、
一昨年に亡くなった父親の祥月命日(三回忌)でもありました。

実家の仏壇を整え、60年来のお付き合いで母親と同年のお坊さんを迎え、
毎月来て頂いているけれど、当方にとっては久しぶりに法要に立会いました。
三回忌とはいえ、このコロナのご時世ですので、誰に知らせることもありません。
とにかく、あっという間に三回忌となってしまいました。

この後は、大阪ガスの法定点検が6月19日だったのを本日午後に変更して対応、
また黄ばんでいたタオル類を漂白したりし、午後2時前に実家を出ましたが、
大阪市立中央図書館に行って、オーダーしていた図書を受け取り、
食材の買物などして帰宅したら16時前でした。

シャワーを浴びてコロナを落とし、お供え物にしていた「隠し蔵」、
晩年の父親が好んで飲んでいたものを頂いています。

父がもっと若い頃はウィスキー、ハイニッカだったので、どっちを供えるか、
ちょっと迷いましたけれど(初盆はハイニッカでしたし)、今回は「隠し蔵」。
仏壇にはお湯割りで供えましたけれど、自宅でのお下がりは、ロックです。

P6122993
P6122993 posted by (C)fronte360

自宅でその「隠し蔵」を頂き、夕刻よりバート・バカラックを聴いています。
1970年代の音楽ですね。 この頃の父親の好みはハイニッカでしたけれど・・・

P6122994
P6122994 posted by (C)fronte360

もっとも両親は、洋楽やクラシックにはほとんど興味なかったようで、
あまり頓着していないと思います。

MAX20 バート・バカラック

Side A
 雨にぬれても raindrops keep fallin' on my head
 サン・ホセへの道 do you know the way to SAN JOSE
 ボンド・ストリート bond street
 恋するメキシカン mexican divorce
 エイプリル・フール april fools
 ウォーク・オン・バイ walk on by
 ワイヴス・アンド・ラヴァース wives & lovers
 ディス・ガイ this guy's in love
 エニー・デイ・ナウ any day now
 プロミス・プロミス promises, promises

Side B
 遥かなる影 (they long to be) close to you
 恋よ、さようなら I'll never fall in love again
 小さな願い I say a little prayer
 美しき人々 all kinds of people
 恋のおもかげ the look of love
 リーチ・アウト reach out for me
 悲しみは鐘の音と共に one less bell not a answer
 ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム a house in not a home
 アルフィー alfie
 愛を求めて what the world bneeds is love

1971年頃がバカラックのピークでしょうか?
実家の前、水色の Easy Rider のTシャツを着た丸坊主の当方の写真、
ふっと思い浮かびました。 みんな若かったんですね。



posted by fronte360 at 17:28| Comment(0) | 20-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クーベリック、モーツァルト/交響曲第40番・第41番

新型コロナウィルス感染拡大防止のために外出を控えて、お家で良い音楽を♪

今日は新型コロナ対策で急きょ付与された特別休日を取得して臨時休業です。

CD棚をひっくり返して、PILZや正体不明録音盤をアレコレとみていると泥沼に入ってしまうので、お口直しにメジャー・レーベルを。 CBSの輸入盤(CBS MASTERWORKS)です。

先日、クリップスのモーツァルトを聴いたので、今回はラファエル・クーベリックが手兵バイエルン放送交響楽団を振って録音したモーツァルトの後期6大交響曲集。 1990年頃に堂島ワルツ堂で捕獲したものでしょうね。 バラで3枚持ってますが、その中より第40番、第41番。 オーソドックスながらも細部まで磨き抜かれたこの演奏はこの曲の(自分にとっては)リファレンス。 充実した演奏です。

このCDを買う前、まだ結婚前だったので1987年頃かしら、たまたまCBSソニーのLPレコードで第40・41番を買いました。 あまり期待もせずに買ったのですけれど、針を落として吃驚。 耳に馴染んだというか、手垢にまみれた通俗名曲、特に第40番、目からウロコがポロポロと落ちるようでした。 しっかりとした構成感を持ちながらもなんと美しい自然体の演奏だろう、そんな新鮮な感動を味わったことを覚えています。 おって他の2枚のLPレコードも捕獲して後期6大交響曲集を揃えたのでした。 そして遅ればせながら、結婚してCDが聴けるようになり捕獲したのがこれでした。 

ちなみに結婚祝いで貰ったパイオニアのレーザディスク装置が長くCDプレーヤ兼用でした。 それまでポータブルCD装置(いわゆる DISCMAN)はいくつも買いましたが、据え置きのCDプレーヤって 2014年にヤフオクでジャンク品として 1,200円で落札(送料含め 2,500円)、自分で修理して使っている現行の SONY CDP-203 まで持ってませんでした。 オーバーサンプリングされる前の古い機種(1986年製)ですが、けっこうお気に入りです。

さて、クーベリック/バイエルン放送響による演奏の特徴はご存知のとおり、左右に振り分けられたヴァイオリンにコントラバスが左奥となる対向配置による演奏。 これによって各声部がくっきり浮かびあがってくるようですね。 そしてクリーベリックとバイエルンによる屈託のない瑞々しい響きでモーツァルトの旋律が歌い継がれてゆきます。 息のあった両者だからこそ、何度聴いても新鮮な感動に目覚めるのではないでしょうか。 とくに各声部が競い合いながら曲が展開・進行してゆく「ジュピター」の終楽章、決して煽らず声高に叫ぶことはありませんが、自然な高揚感を感じます。

世評では同じバイエルン放送響とのコンビによる1985年のライブ録音盤を推す意見が多くありますが、ライブで燃えるクーベリックも素晴らしいのですが、リファレンスとしては落ち着きながらもしっかりとツボを押さえているスタジオ録音も良いのではないでしょうか。 なおライブ録音の方は NAXOS MUSIC LIBRALY で聴くことができますが、スタジオ録音のはラインナップされていません。

P6092992
P6092992 posted by (C)fronte360

モーツァルト/交響曲第40番ト短調K.550
モーツァルト/交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
   ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団
     録音:1980年、ミュンヘン、ヘルクレスザール

posted by fronte360 at 05:43| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする