2020年05月03日

大貫妙子/カイエ, using SL-6 & AU-D707X DECADE

大阪では16時頃から雨がパラパラと降ってきましたね。

大阪への移動中、愛用メモリプレーヤで聴いていた圧倒的な演奏、骨子も考えました。 自宅に戻って野菜中心の夕食後、CDを探しましたが… 2枚とも見つかりません??
なんで… 何処に… 落ち込みました。

探すことにちょっとヒートアップしましたが、ちょっと落ち着くことにし、
Black NIKKA Special のロックを片手に心和むようなレコードを、と探し、これをチョイス。
長く聴いてませんでしたけれど…

1984年6月5日発売、大貫妙子の8枚目のオリジナル・アルバム「カイエ」

アレンジはこの当時いつもの坂本龍一、日本とパリでレコーディングされた、映画音楽を標榜したインスト中心のアルバムです。 「若き日の望楼」「雨の夜明け」は4枚目のアルバム「romantique」、「夏に恋する女たち」はをフランス映画の映画音楽風なのはフランシス・レイのアレンジャーでも知られるジャン・ムジーが参加しているから。

オリジナルの「宇宙(コスモス)みつけた」は、NHKの番組のテーマソングだったそうですが、「ピーターラビットとわたし」の延長線のような感じ。

大貫妙子さん、10枚目の「Comin' Soon」まで、初期の3枚を除いて、リアルタイムで買ってましたけれど、再生産のような感じもし、やめてしまいました。 5枚目「AVENTURE」までが青春のアルバムですね。 帯広の学生時代。 7枚目の「SIGNIFIE」までは帯広入院時代ですけれど…

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P5032760 posted by (C)fronte360

Side A
 カイエ T
 Amour levant −若き日の望楼−
 輪舞
 Le courant de mecontentment(不満の暗流)
 カイエ U

Side B
 宇宙(コスモス)みつけた
 ラ・ストラーダ
 雨の夜明け
 夏に恋する女たち

posted by fronte360 at 20:52| Comment(0) | 17〜20-POPs全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

渡辺貞夫/Morning Island, using SL-6 & AU-D707X DECADE

今日は夜から雨の予報。

早朝散歩 with 買物(24h営業の大型ディスカウントスーパー、早朝に行くと人が少ないのですが、先日昼前に行ったらレジは30分待ち)、朝7時半には 10,000歩を確保して戻ってきました。
ゆったりとした朝食を採った後、洗濯をし、夕食の仕込みをし、玄関に置いている金魚の水槽の水交換もし、のんびりした休日ライフ。

コロナ禍で、気分はちょっとどんよりしてしまいがちですが、爽やかな音楽で気分を上向けましょう。

取り出したのは、渡辺貞夫。 ナベサダさん、御年87歳ですが現役で頑張っておられるようですね。
そのナベサダさんが一番輝いていたのが、デイブ・グルーシンと組んでいた時代でしょう。 その中より、今日の気分に近いのはこの「Morning Island」でしょうか。

「カリフォルニア・シャワー」や「マイ・ディア・ライフ」のようなインパクトは少ないですけれど、落ち着いた雰囲気で静かに盛り上がります。
調べていたら「ダウン・イースト」は資生堂化粧品ブラバスの宣伝(出演:草刈正雄)で使われていたようですが、印象に残ってませんでした。 ⇒ ココ

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P5032759 posted by (C)fronte360

Side A
 モーニング・アイランド
 ダウン・イースト
 セレナーデ
 ウィ・アー・ジ・ワン

Side B
 ホーム・ミーティング
 サダオのための小さなワルツ
 サンバ・ド・マルコス
 イナー・エムブレイス

 渡辺貞夫(as,sopranino,fl),Dave Grusin(p,elp,perc),
 Jeff Mironov(elg),Francisco Centeno(elb),Steve Gaod(ds),
 Rubens Bassini(congas,perc),Eric Gale(elg,A-2,B-1),with brass and strings
  1979年3月 A & R Recording Studios,New York City


posted by fronte360 at 12:31| Comment(0) | 17〜20-POPs全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カラヤン/BPO、メンデルスゾーン/交響曲全集(CD-3)

新型コロナで緊急事態宣言が出ていますので、せめてお家で良い音楽を♪

このところちょっと渋めなオトマール・スィトナーを聴いてきましたが、圧倒的な演奏へと回帰、カラヤン指揮によるベルリン・フィルの演奏よりメンデルスゾーンの交響曲全集。 CD−3です。

メンデルスゾーンの交響曲というと、第4番「イタリア」が有名で、続いて第3番「スコットランド」というイメージでしょうけれど、カラヤンのこのCDでは、この2曲は個人的にはあまりお薦めしません。 と書きましたが、決して悪い演奏ではなく、これまで書いてきたような重量感を持ったベルリン・フィルの響きによる豊穣な「スコットランド」、豊麗な「イタリア」です。 これが個人的な嗜好とちょっとズレているだけで、カラヤンの特質を出している巧い演奏には違いありません。

第3番「スコットランド」、第1・3楽章を遅いテンポで豊穣な響きで連綿と歌い込んでゆきます。 特に第3楽章はオケが止まりそうなほど遅いのが印象的です。 これと比した第2・4楽章の力感を持った響きが怒涛のように迫ってきます。 重厚な響きにスピード感があって、さすがベルリン・フィルとうなってしまいます。 この曲については、もうちょっとしみじみとした感じが欲しいんですけどね。

第4番「イタリア」、この曲についてはもっと颯爽として駆け抜けて欲しいのですけれど、カラヤンは冒頭より艶やかでゴージャスな響きを駆使して歌い繋いでゆきます。 第2・3楽章はやや遅めのテンポでじっくりと歌い、終楽章では緻密に響き合せた力感のある演奏として、巧いオーケストラの演奏を堪能できます。

ということで全曲を何度も聴きましたけれど、好みはあろうとも、いずれの曲もメンデルスゾーンがベートーヴェンの後継者としての位置付け、後期ロマン派への橋渡しを担っている、そんな魅力が分かる交響曲全集であると思いました。

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P5012752 posted by (C)fronte360

 CD−1
  メンデルスゾーン/交響曲第1番 ハ短調 Op.11
  メンデルスゾーン/交響曲第5番 ニ短調「宗教改革」 Op.107
 CD−2
  メンデルスゾーン/交響曲第2番 変ロ長調「讃歌」 Op.52 -*
 CD−3
  メンデルスゾーン/交響曲第3番 イ短調「スコットランド」 Op.56
  メンデルスゾーン/交響曲第4番 イ長調「イタリア」 Op.90

  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   エディト・マティス(S) -*、リゼロッテ・レープマン(S) -*、
   ヴェルナー・ホルヴェーク(T) -*
   ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団 -*

    録音:1971/1(3,4番),1971/2(5番),1972/9(2番),1972/11(1番)
       ベルリン・イエス・キリスト教会
posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする