2020年05月21日

奈良散歩20200419_宝山寺・多宝塔より遥拝所へ

新型コロナの緊急事態宣言が奈良県では解除されました。
12連休となったGW、誕生日のあと2日間のコロナ休暇中などステレオ稼働率も向上して久しぶりに音楽記事が増えましたが、今日から出勤、ブログ記事も平日プログラムに戻ります。

GW前の4月19日、実家への移動中に生駒で途中下車、久しぶりに生駒の聖天さんこと宝山寺に行ってきました。

生駒市が宝山寺への参道(市道宝山寺参詣線)約830メートルの改修を終えて、5月24日には、宝山寺へ続く石段約1,000段を登るイベントを計画している記事があったので、行ってみたくなったのでした。

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石仏を楽しみながら多宝塔のところまで降りてきました。
ここから境内、そして生駒の市街地を見下ろしました。

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多宝塔より引き返します。

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般若窟の弥勒菩薩さま

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見上げながら降りてくると、そこには遥拝所
遥拝所の裏手に回ってゆくと、登り口がありましたが、閉ざされてますね。

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2020年05月20日

奈良散歩20200419_宝山寺・大師堂より多宝塔へ

新型コロナの緊急事態宣言が奈良県では解除されました。
12連休となったGW、誕生日のあと2日間のコロナ休暇中などステレオ稼働率も向上して久しぶりに音楽記事が増えましたが、今日から出勤、ブログ記事も平日プログラムに戻ります。

GW前の4月19日、実家への移動中に生駒で途中下車、久しぶりに生駒の聖天さんこと宝山寺に行ってきました。

生駒市が宝山寺への参道(市道宝山寺参詣線)約830メートルの改修を終えて、5月24日には、宝山寺へ続く石段約1,000段を登るイベントを計画している記事があったので、行ってみたくなったのでした。

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大師堂より先・・・どこまで続くのかな???
ここから引き返すことにしました。 この先の奥の院・開山堂はまた今度。

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多宝塔へと向かいますが、石仏がたくさん♪

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お地蔵様、座像もあれば立像もあります。

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これはどなたでしょうか?? 羅漢さん??

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2020年05月19日

小澤征爾/トロント交響楽団、ベルリオーズ/幻想交響曲

新型コロナの緊急事態宣言、奈良県では解除されましたが、お家で良い音楽を♪

今日もコロナ対策で急きょ付与された休暇を取得して臨時休業です。

ドラティによる「春の祭典」のCDが行方不明になったとき、CD棚をひっくり返していたら、若き小澤征爾による幻想交響曲のCDも出てきました。

クラシック音楽を聴き始めた中学生時代(1970-72年)、小澤さんは海外の一流オーケストラを指揮する若手としてまさに上り調子。 1970年にはサンフランシスコ交響楽団の音楽監督(1976年まで)となり、1973年にはボストン交響楽団の音楽監督も兼務されました(2002年まで)。 その後はご存知のとおりで、2002年のウィーン・フィルのニューイヤーの指揮者として登場して、お茶の間にもその名が知れ渡ったと思われます。

さてそんな小澤征爾さんの音楽ですが、ニューイヤーで指揮している姿、楽器が出来ない僕にとっても、見ていても非常に判りやすく、演奏もしやすいのだろうなぁ、と思います。 また一生懸命に音楽に打ち込んでおられることも見てとれるのですが、出てくる音楽が琴線に響くかというと、神経質でちょっと堅苦しい気分になってしまいました。

しかし1967年、小澤さん31歳の録音。 1964年から68年にかけて音楽監督をされていた当時の手兵トロント交響楽団との幻想交響曲。 録音もあまり上等とは言えず、名演奏・名盤とは言えないと思いますが、若き日の小澤さんの情熱に充ちた演奏は聴き応えあります。 かつて書いた文章があります。

「若いって良いことですね、なんて思ってしまう幻想交響曲です。 自分はこう思っている、こう演りたい、そんなものがほとばしり出ていますね。 そしてそれが変な独り善がりの演りたい放題になってなく、誠実できちっと纏めてあげているところに小澤さんの手腕の高さを感じさせます。 時に1967年、小澤さん31歳の時の録音。 潤いやコクには欠けるけれど、それを上回る若い情熱をストレートに感じる幻想交響曲です。」

「この31歳の小澤さんによる幻想交響曲は実に面白いものです。 とにかく自己主張がはっきりした演奏です。 音楽の主要旋律を浮かび上がらせていて、その対になる旋律にもきちんとスポットライトを当て、常にこれらが絡みあうように音楽を進行させています。 冒頭から、おっ〜こんな旋律があったのか、とちょっと耳からウロコ状態です。 聴きなれた曲なのに新鮮で、ぐっと惹きこまれてしまいます。 第2楽章はハープを左右に振り分けて対比させ、第3楽章の前半の室内楽的なアンサンブルも実に面白く聴けます。 第4楽章から終楽章にかけてはもう一気に突き進むといった感じでしょうか。 句読点をきちっとつけているので安心感があり、ドライブ感のあるオーケストラ・コントロールはさすが世界の小澤を充分に予感させるものです。」

リズム感、キレの良さ、曲との相性も良かったのでしょうね。

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ベルリオーズ/幻想交響曲 op.14
  小澤征爾指揮 トロント交響楽団
    録音:1966年12月1,3日、トロント、マッセイ・ホール


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2020年05月18日

ドラティ、シモノフ、ライナー、チャイコフスキー/大序曲「1812年」

新型コロナの緊急事態宣言、奈良県では解除されましたが、お家で良い音楽を♪

今日はコロナ対策で急きょ付与された休暇を取得して臨時休業です。

ドラティによる「春の祭典」のCDが行方不明になったとき、CD棚をひっくり返していたら、ドラティ指揮の大序曲「1812年」のCDを見つけました。

これは録音年こそ 1958年と古いのですけれど Mercury LIVING PRESENCE による優秀録音です。 しかも、ニューヨークのウェストポイント(陸軍士官学校)が保管する 1775年製の大砲(BRONZE CANNON)の発射音。 また鐘の音は、ローラ・スペルマン・ロックフェラーの名で呼ばれているニューヨークのリバーサイド教会の鐘塔のカリヨンの音を使っています。 蛇足ですがここのカリヨンの総重量は 500,000ポンド (230,000kg) で世界一だと Wikipedia に記載されていました。 これらはチャイコフスキーが意図していたであろう当時の大砲や教会の鐘を使うというコンセプトによるものでしょうが、そんな超豪華な鳴り物とは別にしても、演奏そのものもドラティらしいきちんとした造形美でしっかりと奏でられた名演だと思います。

そして大序曲「1812年」といえば、ユーリ・シモノフ指揮のも忘れられませんね。 知る人ぞ知るのトンデモナイ大砲の乱れ打ちが凄い(スコア無視)、打ち上げ花火?も左から右へとヒュ〜と飛び、極めつけは曲の最後の音に合わせてドッカ〜ン! と大砲の音が被ります。 しかし、この最後の1分以外の演奏がとってもしっかりとしたもので、このギャップが何とも言えません。 なお「1812年」以外の収録曲の演奏もまたロシア的な雄大さや力強さ、ほの暗い情感もよく表現された素晴らしい演奏です。 ⇒ かつてこんな文章も書いてましたね。

大序曲「1812年」で一番最初に買ったのが、ライナー指揮シカゴ交響楽団によるもの。 RCAグランプリ"1000"クラシカルの1000円盤、大砲の音が実射音ではなく大太鼓だったので当時は正直ちょっとガックリきたものです(友人の家でプレヴィンのを聴いていましたので)。 キレの良い巧い演奏ながらも艶っぽさも感じるライナー/シカゴの演奏。 ショルティ/シカゴの巧さとはちょっと次元が違っていて、超絶技巧のアンサンブルのなかに深みや肌合いの良さを感じます。 特別なものは一切入っていないけれども、最後に戻ってくるのはこの充実した演奏ですね。 惜しむらくは演奏にちょっとカットがあることかな。

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 チャイコフスキー/大序曲「1812年」op.49
   アンタル・ドラティ指揮 ミネアポリス交響楽団、ミネソタ大学ブラスバンド
    録音:1958年4月、ミネアポリス、ノースロップ記念オーディトリアム

 チャイコフスキー/大序曲「1812年」op.49
   ユーリ・シモノフ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1994年

 チャイコフスキー/大序曲「1812年」op.49
   フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団
    録音:1956年1月7日、 シカゴ、オーケストラ・ホール


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2020年05月17日

岡本真夜/ハピハピ バースディ

I Wish あなたに もっともっと 幸せが増えますように
I Wish あなたが もっともっと 幸せになれますように

他人(ひと)の幸せを願わないと、自分の幸せも増えないものですが
今日17日は あなた を わたし に読み替えておきたい・・・
このように書いた最後が 2011年でした。

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今年はコロナ禍でスレテオの稼働率が上がって、久しぶりに 2002年3月20日にリリースされた岡本真夜さんの6枚目のアルバム「Dear」より「ハピハピ バースディ」を含む全曲を聴いています。
初回限定盤で PHOTO BOOKLET が付いてました( BOOK OFF で買ったけど)。

1. Dear …
2. Catch me
3. 愛を知る街へ
4. Tears
5. ハピハピ バースデイ
6. One Room
7. スタートライン
7. fu・ta・ri
8. Change my life
9. 愛しい人よ〜remember me〜
10. どんなに強い風が吹いてても
11. 笑ってるあなたがいい

   作詞/作曲:岡本真夜、 編曲:西垣哲二・岡本真夜

ウィスキーをチビチビと体内に注入しながら・・・ My Happy Birtday ♪


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カイルベルト、ブラームス/交響曲第2番、第4番

新型コロナの緊急事態宣言、奈良県では解除されましたが、お家で良い音楽を♪

CD棚をひっくり返していると、懐かしい演奏が出てきました。 キング・レコードの世界の名曲1000シリーズのLPレコード時代からご贔屓のヨーゼフ・カイルベルトによるブラームスの交響曲第2番、第4番。 レコード盤1枚に、この2曲も詰め込んだ超お買い得廉価盤を覚えている方も多いのではないでしょうか。

レコード盤では片面に詰め込むため録音レベルを絞ったこともあるでしょうが、飾り気の少ない質実としたブラームスの世界との印象でしたが、CDとなってもイメージはまったく同じですね。 古い録音ではありますが、聴きやすい音で、全体そして内声部もうまく捉えていると思います。

第2番、ベルリンフィルの巧さが光っていますが、オケの音色はカラヤン・カラーで洗練された響きになる前のドイツの田舎オケみたいな剛直な音色ですね。 奇をてらったところなどなく、内声部をしっかりと鳴らした過不足のない演奏。 この曲のリファレンスとなる演奏となっています。

第4番、ハンブルグ国立フィルとは、ハンブルグ国立歌劇場管弦楽団のメンバーによるオケ(ウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーンフィルと同じ関係)ですが、非力なオケ・上手くないなどとネットで書かれていますけれど、こちらの演奏の方が好きですね。 カイルベルトの取り組み姿勢は第2番と同じですが、テンポを速めてサクサクと進めてゆき、オケがそれに必死でついて行こうとしています。

いずれも虚飾を排したブラームスの交響曲、このCDも今では廃盤になっているようですが、隠れた名盤として長く伝えてほしい演奏だと思います。

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 ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 op.73
  ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  録音:1950年代後半〜1960年代前半
 ブラームス/交響曲第4番 ホ短調 op.98
  ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
  録音:1960年頃

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2020年05月16日

カール・リヒター、モーツァルト/レクイエム

新型コロナでの緊急事態宣言が奈良では解除されましたが、引き続きお家で良い音楽を♪

CD棚をひっくり返していると、懐かしい演奏が出てきました。 キング・レコードの世界の名曲1000シリーズのレコード時代からご贔屓のカール・リヒターによるモーツァルトのレクイエム。 バッハの筆致で演奏された峻厳なモーツァルトの死者のためのミサ曲。 とても格調高い演奏です。

死者のための音楽なので、微笑みや遊びは不要。 リヒターは、オーケストラ、合唱団、独唱者と一体となり、真摯に音楽に立ち向かっています。 とくに、冒頭の入祭唱、キリエそして怒りの日、オケと合唱が一体となって一気呵成に攻め込まれっぱなし。 もう、圧倒的な演奏です。

続く「奇しきラッパの響き」でのバス独唱(カール・クリスティアン・コーン)も存在感抜群。 一気に飛びますけれど、終曲「永遠の光」でのソプラノ独唱(マリア・シュターダー)も清楚です。 曲は冒頭の入祭唱、キリエの旋律に戻って大団円。 聴きごたえありますね。 これほどまでに力強いモーツァルトのレクイエムの演奏ってないのではないかな。

最近流行のピリオド楽器を使った古楽器奏法での神経質演奏とは真逆ですけれど、このような演奏の方が、心をワシ掴みに、されてしまいます。

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 モーツァルト/レクイエム K.626
  マリア・シュターダー(S)、ヘルタ・テッパー(A)
  ヨーン・ファン・ケステレン(T)、カール・クリスティアン・コーン(B)
  フランツ・エーダー(tb)
   カール・リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管弦楽団・合唱団
    録音:1960年


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2020年05月15日

奈良散歩20200419_宝山寺・多宝塔より五社明神・大師堂へ

新型コロナの緊急事態宣言が奈良県では解除されました。
12連休となったGWには、ステレオ稼働率も向上して久しぶりに音楽記事が増えましたが、GWが明けました。 会社では原則在宅勤務の継続を言われてたままですが、事務所管理の仕事もしているため出勤となります。 ブログ記事も平日プログラムに戻っています。

GW前の4月19日、実家への移動中に生駒で途中下車、久しぶりに生駒の聖天さんこと宝山寺に行ってきました。

生駒市が宝山寺への参道(市道宝山寺参詣線)約830メートルの改修を終えて、5月24日には、宝山寺へ続く石段約1,000段を登るイベントを計画している記事があったので、行ってみたくなったのでした。

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多宝塔のところで終わりかな、と思っていたらまだ先があるようです。
石仏に囲まれた小径、興味津々。

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石仏に囲まれた小径をちょっと進んで振り返りました。 多宝塔がちょっと見えてます。

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歩いてゆくと祠、五社明神と書かれてます。 立札には以下の文言がありました。
いずれも当寺中興草創のみぎり湛海律師をお助け下さった当山の地神様であります。

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さらに進むとお堂が出てきました。 大師堂。
弘法大師もこの地で修行されたそうですが、古図には大師堂跡と書かれていても、長く大師堂がなかったそうですね。 大阪の信者の方が昇天信仰50年を記念し、昭和42年(1967年)3月21日に建立されたのだとHPには書いてました。

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2020年05月14日

ホーレンシュタイン、マーラー/交響曲第4番

新型コロナで緊急事態宣言が出ていますので、せめてお家で良い音楽を♪

今日はコロナ対策で急きょ付与された休暇を取得して臨時休業です。

CD棚をひっくり返していると、懐かしい演奏が出てきました。 セラフィムの1000円盤レコード(青いジャケット)時代からご贔屓のホーレンシュタインのマーラーの第4番。 今では廃盤になっているようですが、ゆったりしたテンポでこれほどまでに耽美的、かつ力感を持った美しい演奏はないと思います。

第1楽章を 17:57 もかけて歌いあげてゆきます。 とても美しい音楽はゆるやかな起伏を持って自然体の様相で力を籠め、開放して歌う。 特に展開部、交響曲第5番の第1楽章冒頭のトランペットによるファンファーレ動機が顔を出す直前の部分の盛り上がり方、直前でテンポを落として緊張を溜め込んでからの爆発。 そして終結部もぐっとテンポを落とし込んでからの盛り上げて、ダメを押すかのような着地。 ホーレンシュタイン節が満喫できます。

第3楽章も 19:59 かけて変奏曲をじっくりと歌い込んでゆきます。 そして楽章の最後は壮大で急激な盛り上がり方もホーレンシュタインらしいところですね。 終楽章、マーガレット・プライスのやや硬めの声質が清涼感あります。 甘くない、とは缶チューハイの宣伝のようですが。

繰り返しになりますが、遅いテンポながら決して重くなることなく、また甘美なロマン性を持たせた奥行きの深い耽美的な演奏ながら甘っちょろくない。 豊かな表現力に感服します。 ロンドン・フィルも美しい音で貢献しています。 廃盤とは惜しい。

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P5102771 posted by (C)fronte360

 マーラー/交響曲第4番 ト長調
  ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  マーガレット・プライス(S)
   録音:1970年

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2020年05月13日

奈良散歩20200419_宝山寺・遥拝所前より多宝塔へ

新型コロナの緊急事態宣言が延長されましたが、奈良県もまた継続となっています。
12連休となったGWには、ステレオ稼働率も向上して久しぶりに音楽記事が増えましたが、GWが明けました。 会社では原則在宅勤務の継続を言われていますが、事務所管理の仕事もしているため出勤となります。 ブログ記事も平日プログラムに戻っています。

GW前の4月19日、実家への移動中に生駒で途中下車、久しぶりに生駒の聖天さんこと宝山寺に行ってきました。

生駒市が宝山寺への参道(市道宝山寺参詣線)約830メートルの改修を終えて、5月24日には、宝山寺へ続く石段約1,000段を登るイベントを計画している記事があったので、行ってみたくなったのでした。

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P4192703 posted by (C)fronte360

遥拝所前より進むと、道の両側にお地蔵様がびっしりと建ち並んでますね。

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P4192704 posted by (C)fronte360

先にある石段を上ったところに多宝塔がありました。
あまりスペースが無いので全貌を収めることができませんね。

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P4192705 posted by (C)fronte360

昭和32年(1957年)5月、おおっ当方と同じ生まれ年月に建立されたもので、塔の様式は鎌倉時代、細部の意匠は桃山様式。 内部の須弥壇や四天柱は藤原様式なんだそうです。
もともとこの場所には常楽殿があった所で、この地を開いたところ奈良時代の和同開珎5枚が出土した所だとHPには書いてました。

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