2020年04月28日

エマーソン・レイク&パーマー/恐怖の頭脳改革

中学生時代にタイムスリップしたあとは、自然に高校生時代にスリップ!
1973年発売、エマーソン・レイク&パーマーの「恐怖の頭脳改革」

高校生時代、京都市交響楽団では山田一雄や福村芳一が指揮していて、
朝比奈/大阪フィルよりも聴きに行くことが多かったようにも思いますが、
友人の影響でロック、プログレッシヴ・ロック(通称プログレ)に傾倒。
当時、同年代のクラシック音楽好きはプログレもよく聴いたものです。

が、潤沢ではないお小遣いのため、FM放送のエア・チェック(死語)、
カセットテープで楽しむのが精一杯、レコードは後年中古で買求めました。
レコードを買っても、レコードが減るのが勿体ないので聴くのはカセット!

久しぶりにレコードをターンテーブルに載せて聴く「悪の経典#9」、
エモーショナル、緻密で圧巻ですね。 交響曲や管弦楽曲を聴いてるみたい。
EL&P、出て来る音こそエレキ(死語)・電子音ですけれども。 すごいね。

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P4282749 posted by (C)fronte360

ジャケットも凝っていて、インレートカードも豪華です。

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P4282750 posted by (C)fronte360

Side A
 聖地エルサレム
 トッカータ
 スティル…ユー・ターン・ミー
 用心棒ベニー
 悪の経典#9 第一印象パート1

Side B
 悪の経典#9 第一印象パート2
 悪の経典#9 第二印象
 悪の経典#9 第三印象

 
posted by fronte360 at 22:38| Comment(0) | 17〜20-POPs全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

THE BEST BURT BACHARACH

早朝散歩2時間、朝8時には 12,000歩超で大人しくしていたらいいものを
昼過ぎに最寄駅反対側の警察署に行って運転免許証の更新が出来ないので
延長手続きをし、駅に戻って大阪の実家まで行ってきました。
33,500歩超、今日も(人との接触を避けながら)よく歩きました。

テレビも面白くないのでアンプに火を入れ、今宵はバート・バカラック!

クラシック音楽に目覚める直前、ラジオで流れるバカラックが好きでした。
雨にぬれても」(サントラ盤)、「恋よ、さようなら」(D.ワーウィック)
当時400円だったシングル盤を、月1,000円の小遣い叩いて買ったものです。

このレコード、10年以上前の出張時、お茶の水のディスクユニオンで
クラシック・コーナーに紛れ込んでいたのを救出したきたものです。

キング・レコードが1971年に8曲1,000円で出したベスト盤ですが、
スーパーのダイエーが企画したシリーズだったように記憶していますが…
それはともかく、バカラックの音楽は今でも新鮮に心に響きます。

そのバカラック、御年91歳(5/12で92歳)になりますが現役で頑張っておられ、
今年4月には JAPAN TOUR として大阪・東京・横浜のビルボードでライブが
予定されていましたけれど、コロナ騒ぎで中止になってしまいました。

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P4282747 posted by (C)fronte360

Side A
 雨にぬれても
 サン・ホセへの道
 遥かなる影
 恋するメキシカン

Side B
 エイプリル・フール(「幸せはパリで」より)
 恋よ、さようなら(ミュージカル「プロミス・プロセス」より)
 恋のおもかげ
 愛を求めて

MAX 20 の20曲入りレコードも持ってますが、手軽に聴くにはこちらです。
そして多感だった中学生の頃も思い出します。 タイム・マシーン!


posted by fronte360 at 20:46| Comment(0) | 17〜20-POPs全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スィトナー/SKB、ブラームス/交響曲第1番

新型コロナで緊急事態宣言が出ていますので、せめてお家で良い音楽を♪

このところ圧倒的な演奏を中心に聴いてましたが、今回ちょっと渋めですが、
オトマール・スィトナーを集中的に聴いています。

ブルックナーのロマンティックでは、自分の個性よりも、曲の本質を掴み、
曲の自身の持つ良さを引き出し、派手さないけど・・・と書きましたけれど、
このブラームスの交響曲第1番は、この指揮者が時として表出する強烈に
燃える面を魅せた演奏です。

冒頭、分厚く強靭な響きが快速なテンポでグィグィと進めます。
起伏を持った音楽、途中雷鳴のように轟くティムパニにも驚かされます。
あと第1楽章、主題の繰り返しをやってますので、タイムを見ると 16:24 と
長く感じますが、決して遅い演奏ではありません。

そしてティムパニが最も凄いのが、第4楽章。
コントラバスの引き締まった分厚いピチカート、それを押しのけるように
ロールして入ってくるティムパニがクレッシェンドして超強烈。
超を3つ程つけたいくらいで、何が起こった(怒った)かっ、って感じ。

SKBは全体的に響きを深めにとって渋い暗めの音色ですが、木管や金管の
ソロは端正で繊細です。

第4楽章の強烈なティムパニのあとに吹かれるホルンのソロ、続くフルート
もまた固めな響きで、ゆったりと歌われるのもまた感興をそそられます。
弦アンサブルも低弦の太い響きを軸にして懐深いおごそかな音楽。
それを打ち破る激しい盛り上がり、これが交互に現れるフィナーレが圧巻。

ブラームスの交響曲第1番って、4曲ある彼の交響曲の中で一番苦手です。
とっつきにくい感を持っていましたが、スィトナーの演奏を久しぶりに聴き、
大いに感動しました。 これはお薦めです。

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P4272745 posted by (C)fronte360

 ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 op.68
  オトマール・スィトナー指揮 シュターツカペレ・ベルリン
  録音:1986年1月20-24日 ベルリン・キリスト教会

このCD、新星堂より1991年に税込1,000円(当時消費税率 3%, 税抜971円)
で発売された SHINSEDO 1000 CLASSICS のドイツ・シャルプラッテン1000

posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする