新型コロナ禍、急きょ次週の月・火曜日が原則出社禁止になりました。
事務所の維持管理の仕事もしていて、事務所閉鎖にならない限り出社ですが
それは(自分より)若者に任せることにし、次の出社は5月7日となりました。
とはいえ、連日実家に行く用事もあり、しかも明日は廃棄物もあって、
10時には実家に行かなくてはなりません(今宵はあまり酔っぱらえない)。
先日、サブ・スピーカーを増強したステレオ・システム
このところCDを主に聴いていましたけれど、今夜はレコード!!
カートリッジを stanton に交換、ヴォーカルはこっちでないとあきまへん。
P4252741 posted by (C)fronte360
松原みき/彩 (1982年12月5日)
Side A
Change
作詞:大津あきら、作曲:亀井登志夫、編曲:梅垣達志
トランプのお城
作詞:小泉長一郎、作曲:林哲司、編曲:林哲司
予言
作詞:パンタ、作曲:浜田金吾、編曲:後藤次利
サラダ★SALAD
作詞:西尾尚子、作曲:松原みき、編曲:後藤次利
会えない夜には
作詞:来生えつこ、作曲:来生たかお、編曲:後藤次利
Side B
10cmヒール
作詞:松原みき、作曲:松原みき、編曲:松原みき
Sugar Me
作詞:小泉長一郎、作曲:佐藤準、編曲:佐藤準
ひとりぼっちが楽しくて
作詞:松原みき、作曲:梅垣達志、編曲:後藤次利
Bay City Romance
作詞:大津あきら、作曲:佐藤準、編曲:佐藤準
ミセス
作詞:竜真知子、作曲:松原みき、編曲:松原みき
2005年2月16日に以下の文章を書いていました。
「Myself」に続いて12月にリリースされた「彩」、ちょっと煮詰まってきたかな、というと熱狂的なファンの方には叱られるでしょうか。 たしかにどの曲も伸び伸びと歌っている松原みきさんの良さは感じますけど、個人的には好き嫌いがはっきりしてしまうアルバムです。
A面1曲目「Change」(大津あきら:作曲/亀井登志夫:作詞/梅垣達志:編曲)、4:34 の長い失恋の歌ですけど、ほの明るい声でしっとり歌って素敵です。 編曲の良さも光っているのではないでしょうか。
でも、このアルバムで一番のお気に入りは何なってB面1曲目の「10cmヒール」(松原みき:作詞/作曲/編曲)。 編曲まで手がけたみきさんのこの曲、ファンキーな曲の作りも見事です。 また「いつも私のお願いは/かかとの分だけ 届かない」の歌詞もイイ、もちろんちょっと粘って歌う魅力も溢れてますね。 これはホントいい歌です。
で、このアルバムを聴くときには、この2曲のどちらかを聴いたあとに続くのが「サラダ★SALADA」(西尾尚子:作詞/松原みき:作曲/後藤次利)です。 ファンキーな自作曲ということもあるのでしょう、これまた伸び伸びと歌ってます。 それに歌詞も面白い。
とにかくこのアルバム、B面最後の「ミセス」(竜真知子:作詞/松原みき:作曲/編曲)も含め自作曲が光っているアルバムです。 それだけ彼女の魅力を引き出す作品が乏しかったのかもしれないのかな、なんていう印象を持ってしまうアルバムです。(2005.2.16)
いま、振り返ってじっくりと聴くと、そんなに悪いアルバムではないですよ。
落ち着いて聴き込むと、色々と考えている感じもし、情熱持って、
アルバム制作されていたことが感じられます。
でも彼女のイメージとしては、「10cmヒール」
ここでリセットされてしまうのかな。
2020年04月25日
ポール・パレー/デトロイトSO、ベルリオーズ/幻想交響曲
新型コロナで緊急事態宣言が出ていますので、せめてお家で良い音楽を♪
このところ有無を言わさないような納得度の高い演奏を中心に聴いてますが、
ポール・パレーが Mercury LIVING PRESENCE に残した録音もその一群で、
集中的に聴いていますが、今回は、ベルリオーズの幻想交響曲です。
一言でいうならば、明るい音色ながら男性的で硬派な演奏ですね。
第1・2楽章、引き締まった低弦群による重低音で彩られ、木管や高音弦も
集中力の高い演奏。 精度が高いままグィグィと進めてゆくのが爽快です。
後半楽章になっても集中力の高さは衰えることなく、先のフランクでは
余計な思い入れを廃して緻密に音を重ねた、と書きましたが、
ここではギアを1段あげ、更にアクセルを踏み込んで加速させたかのようで、
熱っぽく一直線に駆け抜けてしまった感じ。
ワンポイント録音(メインマイクと2本のサブマイクの3トラック録音を
2chステレオにミックスダウン)のためでしょうかね、各ソロ楽器には
スポットライトを当てたようで判りやすく、あれよあれよと進んでゆき、
この曲こんなに短かったっけ・・・と思ってみたり。
カプリングされた小曲もまた集中力の高い演奏で聴き応えあります。
P4242739 posted by (C)fronte360
ベルリオーズ/幻想交響曲
ベルリオーズ/劇的物語「ファウストの劫罰」から「ハンガリー行進曲」
ベルリオーズ/歌劇「トロイアの人々」から「トロイ人の行進曲」
ベルリオーズ/序曲「海賊」
ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」
ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団
録音:1959年11月(幻想),1959年4月(行進曲),1958年3月(序曲)
このところ有無を言わさないような納得度の高い演奏を中心に聴いてますが、
ポール・パレーが Mercury LIVING PRESENCE に残した録音もその一群で、
集中的に聴いていますが、今回は、ベルリオーズの幻想交響曲です。
一言でいうならば、明るい音色ながら男性的で硬派な演奏ですね。
第1・2楽章、引き締まった低弦群による重低音で彩られ、木管や高音弦も
集中力の高い演奏。 精度が高いままグィグィと進めてゆくのが爽快です。
後半楽章になっても集中力の高さは衰えることなく、先のフランクでは
余計な思い入れを廃して緻密に音を重ねた、と書きましたが、
ここではギアを1段あげ、更にアクセルを踏み込んで加速させたかのようで、
熱っぽく一直線に駆け抜けてしまった感じ。
ワンポイント録音(メインマイクと2本のサブマイクの3トラック録音を
2chステレオにミックスダウン)のためでしょうかね、各ソロ楽器には
スポットライトを当てたようで判りやすく、あれよあれよと進んでゆき、
この曲こんなに短かったっけ・・・と思ってみたり。
カプリングされた小曲もまた集中力の高い演奏で聴き応えあります。
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ベルリオーズ/幻想交響曲
ベルリオーズ/劇的物語「ファウストの劫罰」から「ハンガリー行進曲」
ベルリオーズ/歌劇「トロイアの人々」から「トロイ人の行進曲」
ベルリオーズ/序曲「海賊」
ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」
ポール・パレー指揮 デトロイト交響楽団
録音:1959年11月(幻想),1959年4月(行進曲),1958年3月(序曲)