2020年01月27日

奈良散歩20200119_酒蔵みてある記・御代菊:今井町

近鉄ハイキングの大人気企画「酒蔵みてある記」、本年第1回目は1月19日
橿原神宮前駅よりスタート、畝傍御陵前駅近くの喜多酒造を目指しました。
なんと、この日は 2,000名を超える参加があったそうで、ぞろぞろ歩いて、
まずは、橿原神宮より神武天皇陵・綏靖天皇陵を経て今井町に入りました。

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 かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄した今井町。
現在も町の大半の町家が大切に保存され、江戸時代の姿を残しています。
 橿原市の中部、飛鳥川の流れにかかった蘇武橋を渡ると、現在も江戸時代そのままの情緒と風情を残す町、今井町があります。
 多くの古民家が現存している今井町の町並みは、歴史的風致を形成している伝統的な建造物群の中でも特に価値の高いものとして、平成5年に「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。東西約600m、南北約310m、面積にして17.4haの地区内には、全建物数約1500棟弱のうち、約500棟の伝統的建造物が存在しており、これは地区内の数としては日本一を誇ります。また、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財が5件と、町内には多数の文化財が存在しています。当時の地元の建材を用い、職人の緻密な技術を施して建てられた家々は、土地の風土や自然、歴史を色濃く反映しており、民家建築の貴重な財産だといえます。
 また、そういった家々が立ち並ぶ様子、地区を取り囲むように設けられていた環濠跡、屈折している通り、牛馬をつなぐための駒つなぎなど、今井町の造り自体にも、商業が繁栄し、外部からの侵入者を拒絶し独立した自治都市を築いた歴史が表されています。
 現代にはない重厚な雰囲気の町の光景は、まるでタイムスリップしたかのよう。はるか昔の生活に思いを馳せながら散策すれば、きっと時間もあっというまに過ぎるでしょう。
(橿原市HP、かしはら探訪ナビ「今井町」より)

ここでは、郵便局もこんな感じで、赤の丸いポストも立ってます。

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銀行だって景観に配慮した建物となってます。
ここに「両替商」の看板とあれば、なおいいんですけどねぇ。

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薬局がありました。 澤井薬局。 

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新しい建物も景観に調和させるように佇んでいますね。
そして河合酒造の河合家住宅。 「出世男」を造っている蔵です。

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河合家住宅(昭和51年5月20日指定重要文化財)
中尊坊通りの西よりにあります。東および南側の道路に接して、東妻入母屋造、西妻切妻造、南東に土庇(どびさし)が付き、本瓦葺となっています。外観の2階は白漆喰塗籠めとし、丸窓を開け、優れた意匠を示しています。今井町では比較的早い時期の2階建町家で2階に座敷などが設けられており、豪商の片鱗がうかがえる建物です。
江戸時代初期頃、上品寺村より移住し、古くより「上品寺屋(じょうぼんじや)」の屋号で酒造業を営んでおり、現在も造り酒屋を営業しております。
(橿原市HP、かしはら探訪ナビ「河合家住宅」より)

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3/22の「酒蔵みてある記」はここがゴールとなります。

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その時また訪れるとして、次を目指します。 

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飛鳥川にそって、近鉄電車のガード下をくぐり、おふさ観音を目指します。

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posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 20-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする