2018年09月30日

嵐の前のブラームス

台風がやって来る前に早朝散歩
今日も長弓寺までやって来たよ。ブラームスの交響曲第4番をフルで1曲聴きました。
カイルベルト指揮ハンブルグ国立管❗ 中学時代からのお気に入り
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(2018年)11月の関西アマオケコンサート情報

2018年11月に、京阪神で開催されるアマオケ関連の演奏会について投稿します。

まだまだあると思いますけど、気付いたところで、個人的に興味あるところをピックアップしています。

この他にもありましたら、本家サイトの掲示板やコメントにて投稿をお願いします。こちらにも転載したいと思います(が、なかなか意気込みに反して動けないのが実情ですが)


11/4:京都市民管弦楽団 第98回定期演奏会
11/4:芦屋交響楽団 第90回定期演奏会
11/4:吹田市交響楽団 ファミリーコンサート2018
11/10:大阪音楽大学ホルンアンサンブル 第31回ホルンアンサンブルの夕べ
11/17:高槻室内管弦楽団 第13回定期演奏会
11/18:近畿フィルハーモニー管弦楽団 第14回ファミリーコンサート
11/24:川西市民オーケストラ 第7回定期演奏会
11/24:アンサンブル・ラ・ピアチェーレ 第4回定期演奏会
11/24:NON管弦楽団 第5回定期演奏会
11/25:セント・マーティン・オーケストラ 第14回定期演奏会


  

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2018年09月29日

桃の里

岡山県赤磐市の赤磐酒造の「桃の里」を頂いてました。
頂いたあと実家の仏壇に供えていたので、本格辛口は先週実家で呑んで来たので空ビンですけどね。
台風もやって来るので、家に引きこもって飲んだくれるかな〜
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同志社OB祝日管弦楽団 第2回定期演奏会

日時:2018年9月24日(月・祝) 14:00開演
場所:高槻現代劇場・中ホール

曲目:メンデルスゾーン/交響曲第5番「宗教改革」
   シューマン/交響曲第1番「春」

指揮:鈴木啓哉

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1980年代に同志社交響楽団に在籍されたOBを中心に昨年4月に発足したオーケストラ。 毎年学生が入れ替わるオーケストラなのに、こうやってOBの人たちが集まって演奏されるのを聴かせていただくと、同じ釜のメシを食った仲間、皆さん同じような音色や雰囲気を持って演奏されているのに驚きます。

そしてこの良い点がうまく出たのがメンデルスゾーンの「宗教改革」だったでしょう。 鈴木啓哉さんの指揮のもと、じっくりと構えた奥行きを感じさせる演奏でした。 同じ同響OBの流れをくむ紫苑交響楽団で先日聴かせてもらった「スコットランド」は後期ロマン派の響きを持っていましたが、こちらの「宗教改革」は古典派の流れを汲んでいるような感じ。 金管も打楽器も豊かに響くのですが、弦楽アンサンブルと響きを同じにした落ち着いた色合いがとても素敵でした。

第1楽章冒頭よりじっくりと構えた音楽づくり、徐々に楽器が増えても音色が同じなので奥行きがあります。 主部も堂々とした響きの弦アンサンブル。 重心を低くとりながらも鈴木さんの軽快な棒捌きにぴったりついて素晴らしい演奏でしたね。 正直こんな充実した演奏が聴けるとは(全員が揃わないのにチューングを始めようとしたり、積極的な集客活動もされていないようだし、同窓会の延長かな、とちょっとナメてかかってました。 すみません)。
第2楽章は、ちょっと早めのテンポ設定だったかな、明るい響きで華やいだ雰囲気で進みます。 そしてたっぷりとした木管や中音弦、軽快さと力強さのバランスも絶妙でした。 第3楽章、指揮棒を置いて振る鈴木さん、落ち着いたトーンの第1ヴァイオリンを導き、第2ヴァイオリンとヴィオラの抒情的な響きに乗せら弦アンサンブル。 木管もしみじみと歌って、小編成オケならではの纏まりの良い演奏。 指揮棒を持ってアタッカで終楽章に突入。 木管の端正な響きの序奏より盛り上げてゆきますが、やや明るめの響きでの一体感を保って見事。 じっくりと腰の据わったサウンドでのコーダ。 充実した幕切れに大きな拍手を贈りました。
この曲、初めて聴いたサヴァリッシュ/ニュー・フィルハーモニアのCDよりお気に入りなのですが、なかなか演奏会でかからないですね。 素敵な体験をさせていただきました。 ありがとうございました。

20分間の休憩をはさんでシューマンの「春」、この曲は中学時代(もう45年も前かな)にTVで見た、たぶんサヴァリッシュ/NHK交響楽団以来のお気に入り。 演奏会でも何度も耳にしていますが、今日の演奏は気合が入りすぎたのでしょうか、一所懸命がそこらじゅうで出ている感じで少々疲れた演奏に聞こえました。 指揮者の鈴木さんも各パートに指示を出して進めてましたが、前曲のように抑えるとか纏めることはあまりしなかった印象を持ちました(そう聞こえたからかも)。
第1楽章、堂々としたトランペットとホルンのファンファーレより、弦楽アンサンブルも力強く、キレよく進みます。 前曲では響きを深くとっていたティムパニもここでは強打で切り込んできました。 パワフルな音楽として進みます。 ただそれぞれのパートが一所懸命で、前に前に・・・という感じ。 しかも早めのテンポで進むので、終わるころには疲れてしまいました。 第2楽章、鈴木さんが指揮棒を置いて振り始め、たっぷりとした弦のアンサンブル。 低弦の上に中音弦そして高音弦がのって上々の滑り出し。 粘り強い響きの木管も良かったのですが、ここでも各パートがそれぞれ前に前に・・・って感じ。 ミスは無い(と思う)けど、練り込み不足なのかな(お前の修業が不足している、と言われるかもしれませんが)。 指揮棒を持った鈴木さんより、トロンボーンの落ち着いた響きを導きだして第3楽章へ突入。 フレーズを短く切ってタイトな音楽となりました。 弦と管楽器が呼応しながら力を更に増してゆきますと、さらに重厚かつ力強い音楽ですが、弦楽器の編成は 7-8-7-4-3 なのに、管楽器が 12 や 14型のオケの響きのように感じました。 終楽章、ここも打点を明快にして足早に進んでいった印象。 スピードを上げて力強いフィナーレでした。
シューマンって、オーケストレーションが下手なので響きが重なって鈍い響きになる・・・などと書物などに書かれていますけれど、その渋い響きにも魅力を感じている当方としては、直線的で剛直な音楽となってしまっては、ちょっとギブの気分でした。

いつもはこんな風には書かないけれど、前半の「宗教改革」がとても素晴らしい演奏だっただけに正直戸惑いました。 終演後、鈴木さんも難しい曲だったのでアンコールはありません、と言われていましたが、決して下手な演奏ではありませんでした。 鈴木さんによく喰いついていましたし、目立ったミスも1ヵ所だったかな。 同じ釜のメシを食った仲間、皆さん同じような音色や雰囲気をお持ちですが、その良い面がよく出て纏まったのが「宗教改革」、まじめに正直に曲にぶつかったのが「春」だったのではなかったかな、そんな風にも思いました。 とにかく、みなさんお疲れさまでした。

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2018年09月28日

奈良散歩20180923_案山子ロードを訪ねて

近鉄主催のハイキング倶楽部「あみま倶楽部」への参加記録です。

第22回目は9月23日、「飛鳥の古代ロマンと案山子ロードを訪ねて」
飛鳥駅より約 1.8Km歩いて亀石へ。 そして更に 0.6Km歩くと橘寺に到着。
ここより更に 1.1Km 歩いて石舞台古墳。 古墳前にはライトアップの筒が多数。

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飛鳥光の回廊、と書かれたステージ前を横切って男綱(おづな)を目指します。
このあたり棚田が綺麗ですね。

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赤い縁取りは彼岸花。
遠くで見るぶんにはいいですが、近くで見る彼岸花は少々怖い感じですよね。

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かんじょうばしを潜って案山子ロードに突入

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明日香村稲渕の案山子ロード。 かかしコンテストの出品作品を見物しながら、彼岸花の咲く棚田風景を満喫してください。「これぞ飛鳥」という楽しみ方ができる案山子ロードの魅力です。
(ハイキングマップより)

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石舞台より約 2.0Km そして案山子ロードを登って飛鳥駅まで 3.1Km。
日差しも強くなって、しょうしょうきつかったハイキングでした。 おしまい。


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2018年09月27日

奈良散歩20180923_飛鳥の古代ロマン・石舞台

近鉄主催のハイキング倶楽部「あみま倶楽部」への参加記録です。

第22回目は9月23日、「飛鳥の古代ロマンと案山子ロードを訪ねて」
飛鳥駅より約 1.8Km歩いて亀石へ。 そして更に 0.6Km歩くと橘寺に到着。
ここより更に 1.1Km 歩いて石舞台古墳に向かいます。

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橘寺の向かいの川原寺跡、前回はここがコースで橘寺を眺めただけでした。
そう、こんな感じ、だから橘寺に行ってみたかったのですね。

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飛鳥川にそって石舞台を目指して歩きました。

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前回も来ているので省略。 石舞台古墳に入りました。
ここもハイキング参加者には割引券が配布されていて、250円 → 200円で入場。

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ライトアップのイベントをやっているようでした。
そして向こうの丘の上では石舞台カフェ・・・手作り感満載ですね。

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苦笑しつつ石舞台を見学

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でっかい石、どうやって運んできたのでしょうね。

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太古のロマンを感じる飛鳥路のシンボルで、日本最大級の横穴式石室を持つ飛鳥を代表する古墳のひとつです。 築造は7世紀の初め頃と推定され、元々は1辺約55メートルの方墳だったとされていますが、早い時期に古墳上部の盛土が失われ、現在は巨大な石室が露出した姿となっています。
(ハイキングマップより)


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2018年09月26日

奈良散歩20180923_飛鳥の古代ロマン・橘寺(その2)

近鉄主催のハイキング倶楽部「あみま倶楽部」への参加記録です。

第22回目は9月23日、「飛鳥の古代ロマンと案山子ロードを訪ねて」
飛鳥駅より約 1.8Km歩いて亀石へ。 そして更に 0.6Km歩くと橘寺に到着。
太子堂に入ったあと、境内を散策しました。

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太子殿の脇にある「二面石」
以下が右面(善面)

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こちらが左面

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右善面、左悪面と呼ばれ、我々の心の持ち方を現わしたもので、飛鳥時代の石造物の一つである。
(案内板より)

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観音堂、このご本尊は如意輪観音さまでした。

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ゆっくりしすぎました、次へと向かうことにしました。

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2018年09月25日

奈良散歩20180923_飛鳥の古代ロマン・橘寺

近鉄主催のハイキング倶楽部「あみま倶楽部」への参加記録です。

第22回目は9月23日、「飛鳥の古代ロマンと案山子ロードを訪ねて」
飛鳥駅より約 1.8Km歩いて亀石へ。 そして更に 0.6Km歩くと橘寺に到着。

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別格 佛頭山 橘寺 は田んぼの向こうにありました。

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ハイキングに参加者には割引券が配られていて、
350円ところ 300円で拝観することができました。

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西門より入ります。 入ってすぐ右側に本堂・太子殿、聖徳太子がご本尊。
そう、ここは聖徳太子生誕地なのですね。

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聖徳太子生誕の地とされ、聖徳太子建立七大寺のひとつです。 現存する伽藍は江戸時代以降のものですが、美しいタチバナ形の塔心礎が当時を物語っています。 境内にある「二面石」は人間の善悪2つの心を彫ったものと言われています。
※聖徳太子建立七大寺
  法隆寺、広隆寺、法起寺、四天王寺、中宮寺、橘寺、葛木寺
(ハイキングマップより)


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2018年09月24日

奈良散歩20180923_飛鳥の古代ロマン・亀石

近鉄主催のハイキング倶楽部「あみま倶楽部」への参加記録です。

第22回目は9月23日、「飛鳥の古代ロマンと案山子ロードを訪ねて」
このところ秋雨前線の影響で雨が多かったのですが、久しぶりの晴天ともあり
飛鳥駅前はすごい人・人・人・・・

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ハイキングマップを貰うにも長蛇の列

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ここは4月にも来ているので、詳細は省略・・・
天武・持統天皇陵

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良い天気に恵まれて、勢いつけて登ってみました。

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このコースをたどって、最初のポイント「亀石」に向かいます。
自動車が多いですね、あとサイクリングも・・・当然、歩きの人もいっぱい。

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この白い花はソバみたい、ソバの畑もあったのですね。
そして「亀石」に到着

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亀に似ていることから、亀石と呼ばれています。 伝説では、奈良盆地が池だった時に、川原の鯰と当麻の蛇が池の水をめぐって争いをし、鯰が負け池の水を蛇に取られてしまいました。 そのため、多くの亀が干上がって死んでしまい、その亀たちの霊を慰めるために亀石が作られたそうです。 亀石は以前北を向き、次に東を向き、現在は南西を向いていますが「西の方を向いた時、大和一円は泥の海と化す」、という伝説があります。
(ハイキングマップより)



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2018年09月23日

飛鳥の古代ロマン、案山子

案山子ロード散策中
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飛鳥の古代ロマン、石舞台

石舞台古墳、ここもライトアップするみたい。
秋雨の合間、いい天気ですね。
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飛鳥の古代ロマン、橘寺

聖徳太子が生まれた橘寺、ここに来たかった!
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飛鳥の古代ロマン、亀石

やっぱり人出がすごい
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飛鳥の古代ロマン

今日は飛鳥駅からハイキングにスタートです。
しかしエライ人出や!
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2018年09月22日

墨染交響楽団 第24回定期演奏会

日時:2018年9月17日(月・祝) 14:00開演(13:00開場)
場所:文化パルク城陽・プラムホール

曲目:モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
   モーツァルト/交響曲第36番「リンツ」
   ブラームス/交響曲第3番
(アンコール)ブラームス/セレナード第1番 第4楽章「メヌエット」

指揮:大島正嗣

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35才、気鋭の指揮者・大島正嗣さんを迎え「清新」という言葉がピッタリときた演奏会。 オーソドックスに振る大島さんでしたが(3曲ともに暗譜でした)、オケとの相性も良かったように思います。 指揮者とオケが一緒になってフレッシュで美しく響かせたモーツァルト(ホルンは2本ともナチュラル・ホルンでしたね)、正攻法でバランス良く鳴らしたブラームスは重厚でもあり、とても聴き応えありました(指揮者の手が完全に下がるまで沈黙を守った客席にも拍手)。

文化パルク城陽で開催されていたフリーマーケットを見てから(けっこうコレ楽しみなのです)10分前にホールに入場したら、お客さんがたくさん入ってました。 2・3階席は締め切られているので、今回もまたステージ近く、前から4列目 D-14 に落ち着くことにしました。 目の前は1st.ヴァイオリンの3プルト目かな、指揮者の表情もよく見えます(今月これまでの3回の演奏会、いずれも前方の席で聴いていて、右側・中央・左側に座ってますね)。 今回は周りにお客さんが少ないのと、座席が身体を包み込むような形状なので、のびのびと音楽に浸ることができました。

まずはモーツァルトの歌劇「魔笛」序曲。 指揮台に上った指揮者の大島さん。 長身でスリム、カッコ良いオトコですね。 指揮台の上でしばし沈思黙考したあと、さっと振って明るく透き通るようなファンファーレで開始。 冒頭こそ慎重でやや手探り感もありましたが、キビキビとした音楽として波に乗ります。
そしてファンファーレ、ここは明るくもおだやかな表情が良かったですね。 ここから不安げな雰囲気も滲ませながら、また快活な音楽としますが、低弦がうまく絡んで曲を支えているので軽薄にはなりません。 しっかりとした構成を保ちつつも、最後まで快活で美しい音楽としていました。 気持ちのいいモーツァルト、よかったですよ。

演奏が終わり、いったん奏者全員が楽屋に引き上げましたが、なんとホルン奏者の2人ともナチュラル・ホルンを持ってました(トランペットは、ロータリーでもなくピストン式でしたけど)。 ファンファーレのおだやかな表情もここから出ていたのかもしれませんね。

続いてモーツァルトの交響曲第36番「リンツ」、ここでもナチュラル・ホルンを持って奏者の2人が席に着きました。 弦楽器の編成は、先と同じく 10-8-6-6-6 の通常配置。

モーツァルトって聴きやすいけれど、そのように演奏するはとっても難しいと思っていますが、「リンツ」もまたとても気持ちの良いモーツァルトとなっていました。
第1楽章冒頭の充実した和音、堂々としながらも軽快さと落ち着きをも併せ持って進めてゆきます。 しなやかで弾力のある弦楽アンサンブル、落ち着いたトランペットや木管。 響きのキレの良さよりも、音のすき間を作らないよう、巧く各楽器の響きで埋めている感じかなぁ。 第2楽章、大島さんここでもていねいで几帳面に振り、落ち着いた響きでもって美しさを演出していたのじゃないかな。 第3楽章、ここでも響きのキレよりも響きの美しさをたっぷりとさせていたみたい。 終楽章、ここでぐっと力をこめてパワフルになりましたが、まろやかな響きによる音圧。 ていねいに音を紡ぎ、バランスよくオケを鳴らしていました。 若い指揮者と若いオケメンバーの一体感でしょうね。 各パートが主張しながらもよく纏まっており、清新なモーツァルト、気持ちいいモーツァルトとなっていました。

20分間の休憩をはさんでメインのブラームス。 オーケストラの編成が 12-10-9-8-7 に拡大しました。 その分、オケの響きに厚みと馬力が出ましたね。 正攻法でバランスのよく響かせた音楽として、終楽章のフィナーレではキレもあって十分に熱い音楽となりました。 熱く盛り上げ、そして静かに終わるエンディング、大島さんの腕が完全に下り切るまで拍手を待った観客もまた良かったですね。 若い熱気に縁どられた正攻法のブラームスをたっぷりと楽しませて頂きました。

第1楽章、力強いホルンなど管楽器と弦楽アンサブルに、強打のティムパニも交えてそれぞれの響きが綺麗にブレンドされた堂々の開始。 しっかりとタメを作り、若いオケらしくやや明るめの響きでした。 大島さん、しっかりと手綱をとってていねいに曲を進めますが、クラリネットなどやや大きめの音だったりして、オケからは覇気ある響きが垣間見えてきました。 第2楽章、ここでもクラリネットの響きがやや大きめだったかな。 落ち着いたヴァイオリンと、ヴィオラ・チェロの響きが左右よりステレオ効果で届いてきました。 第3楽章、チェロの深い響き、ヴァイオリンの旋律は憂いを秘めていますが、泣きが入るほど臭くなりません(この楽章、泣きを入れて演歌のようにするのが、けっこうお気に入りだったりしますが、若いオケと指揮者ではこうはなりませんね)。 ホルンは柔らかく素敵な響き。 ていねいにバランスとっていたのが印象的でした。 終楽章、分厚い響きながら見通しの良い開始、じっくりと溜めて、鋭く切り込む、充実した開始。 大島さんのコントロールのもと熱い音楽が整然と進み、ヴァイオリンがちょっとタメを作ってから冷静に熱くピークを形成。 そして明るい響きがなだらかに下りて(しみじみ感がないのが若さですね)静かに着地。 音が無くなり、大島さんが高く掲げた腕がゆっくりと下りて、十分に下がったところから拍手。 この静寂も良かったですね。 清々しい演奏でした。

若い指揮者と若いメンバーの多いオーケストラですが、常に正攻法であったように思います。 「清新」という言葉がピッタリときた演奏会でした。 聴かせていただいて、とても気持ちよくなりました。 有難うございました、そして、皆さんお疲れさまでした。


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2018年09月21日

和歌山散歩20180908_岡公園のSLと路面電車

青春18きっぷの残りが1つあったので和歌山に行ってきました。
道成寺を拝観したあと、和歌山駅に戻って和歌山城を通り抜けて
和歌山県立近代美術館と博物館を鑑賞。 満足しました。 これより帰路。

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岡口門と和歌山城天守閣を望む位置に「旧大村家住宅長屋門」

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ですが、この脇の岡公園にSLが静態保存されているのを発見。

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C57−119
紀勢線独特の右側につけた準急「くまの」ヘッドマークが付いてます。

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そしてもう一つ、南海電鉄和歌山軌道線 モハ321

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和歌山軌道線車両の特徴、オデコの2つ目ヘッドライト

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昭和38年(1963年)製造で昭和46年(1971年)廃止、
わずか9年間しか走らなかった電車というのも寂しいな。

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色も塗りなおされて、状態良いのが救いですね。


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2018年09月20日

和歌山散歩20180908_和歌山県立近代美術館・博物館

青春18きっぷの残りが1つあったので和歌山に行ってきました。
道成寺を拝観したあと、道成寺駅より和歌山駅に戻り、和歌山城へ。
でも和歌山城は通過点、城内の新裏坂を下って不明門より城外に出ると目的地。

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黒川紀章による設計で、県立近代美術館と県立博物館との一体建築。
公共建築百選に選ばれているそうです。

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この日より、近代美術館で開催される上記展覧会に来たかったのです。

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そして、このあとは博物館で上記も観たい。 仏像の展示があるのですね。

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こちらは博物館。 まずは近代美術館より入りました。
和歌山―日本 和歌山を見つめ、日本の美術、そして近代美術館を見つめる

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ちょうど15時より、館長さんによる作品案内もありました。
そのお話を聴きながら、作品を堪能。 なかなか良い展示でしたよ。
また来たいな。


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2018年09月19日

和歌山散歩20180908_和歌山城天守閣

青春18きっぷの残りが1つあったので和歌山に行ってきました。
道成寺を拝観したあと、道成寺駅より和歌山駅に戻り、和歌山城へ。

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表坂を登りましたが、バリアフリー化をしててもけっこう急ですね。
上り切ると、平坦な道が続きます。

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左側の崖下は、動物園になっているのですね。

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大正時代 の開園以来、無料で運営され、現在は、ほ乳類 13種 39点、 鳥類 17種 64点、合計 30種 103点の動物を飼育しています(平成 30年 3月末時点)。
和歌山城ホームページより)

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ようやっと天守が見えてきました。
見えると何故か急ぎたくなる・・・ 汗も噴き出してきました。

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「天守閣再建60周年」と書かれてますね。

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1931年(昭和6年)に国の史跡に指定され、1935年(昭和10年)には、天守など11棟が国宝保存法に基づく国宝に指定された。しかし、1945年(昭和20年)7月9日のアメリカ軍による大規模な戦略爆撃(和歌山大空襲)により天守などの指定建造物11棟すべてを焼失した。
wikiペディア 和歌山城より)

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実は初めて和歌山城に来ましたが、目的地はここではなく通過点、
先を急ぎます。

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2018年09月18日

和歌山散歩20180908_和歌山城へ

青春18きっぷの残りが1つあったので和歌山に行ってきました。
道成寺を拝観したあと、道成寺駅より和歌山駅に戻りました。
紀伊田辺も魅力的だったのですが、時間的な制約より和歌山駅に戻って、
まずは和歌山城まで歩きました。

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P9082114 posted by (C)fronte360

徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城・和歌山城。 国の史跡です。
一の橋・大手門より中に入りました。

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P9082115 posted by (C)fronte360

この頃、また小雨が降ってきましたが、かまわず先に進みます。

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和歌山城キャラクター「吉宗くん」(C)のしさやか  と書いてますね。

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ちょっと歩くと「伏虎像」

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和歌山城の建つ山は、海上から見ると虎が伏せたように見えることから、虎伏山と呼ばれ、城も虎伏竹垣城という別名があります。和歌山城の別名にちなんで、昭和34年に作られたのが2代目となる虎の像です。
ニッポン旅マガジン 和歌山城・伏虎像より)

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このまま真っ直ぐ進んで、天守閣を目指しました。

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先の台風の影響で、城内はチェンソーの音で満ちてました。


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2018年09月17日

ご近所散歩、駅前

駅前の銅像は、最初のと同じく白コンクリート製だったようですね。2000年の駅前の再開発で、ブロンズになったと書いてました。
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