今年も「絵金まつり」に行ってきました。
4年連続ですが、いつ見ても惹き込まれるものがあります。
源平布引滝 松波検校琵琶(げんぺいぬのびきのたき まつなみけんぎょうびわ)
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(C)fronte360 平清盛によって鳥羽の離宮へ押し込められている後白河法皇のもとに、平重盛の命によって琵琶法師松波検校、実は多田蔵人行綱が出仕する。清盛の謀を阻止するため娘小桜、妻待宵も共に屋敷に忍び込み働いていたが、行綱は小桜から待宵が清盛を討ち損じて、既に殺されたことを聞く。無念やる方ない行綱は、今宵仇を討とうと小桜に案内させ、屋敷の奥へ通る。
法皇の3人の仕丁(宮廷の雑役にたずさわる人々)らは寒さの余り寵愛の紅葉を焚いてしまい、お咎めを恐れていたところへ、案に相違して許された上、酒を賜り飲むほどに平次は怒り上戸、藤作は笑い上戸、又五郎は泣き上戸の様子をあらわす。
平次は怒りにまかせて小桜を捕え、父の名を明かせと責めさいなむ。そこへ通りかかった行綱は驚きとりなそうとするが、その正体を知る平次は小桜を折檻するか、琵琶を弾くかどちらかにせよと迫る。仕方なく行綱は琵琶を奏でるが、娘の折檻を目前に、糸が乱れるのを抑えきれない。3人の仕丁は実は平重盛の家臣で平次は難波六郎、藤作は越中次郎、又五郎は上総介忠清であった。3人は正体をあらわにした行綱に切りつけるが、行綱は小桜を小脇に抱えて紅葉山へ逃れる。
絵金蔵「蔵通信」より
https://www.ekingura.com/upimage/13457050690.pdf
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18-高知散歩
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