2018年03月06日

セント・マーティン・オーケストラ 第13回定期演奏会

日時:2018年3月4日(日) 14:00開演(13:30開場)
場所:川西市みつなかホール

曲目:ベートーヴェン/コリオラン序曲
   プロコフィエフ/古典交響曲
   ベートーヴェン/交響曲第7番
(アンコール)エルガー/愛の挨拶

指揮:河崎 聡

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P3050175 posted by (C)fronte360

セント・マーティンらしい覇気に満ちた演奏会でした。 弦楽器の編成が 9-7-6-4-3 での対抗配置ですが、終始力強い響きで押し寄せてくるような感じ。 弦楽器が少ない分、管楽器の音の透りも良くなっているのかしら、木管楽器の好演が手に取るように分かるのも魅力でした。

コリオラン序曲、冒頭より引き締まった響きの中でコントラバスの響きがくっきりと浮かび上がり、またヴィオラも中音をしっかりと締め上げているのが聴こえてきた筋肉質な音楽。 コンパクトにタイトに打つティムパニも相俟って曲をしっかりと支えていました。 ヴァイオリンはピリオド奏法だったでしょうかね、やや絶叫調にも聴こえたりもしましたが、覇気ある演奏を楽しみました。

とても面白く聴けたのは古典交響曲。 こちらは軽快かつカラフルな色彩感を持たせた演奏。 終始にこやかな河崎さんのリードのもと、多少のミスはあっても音楽を整えることよりも音楽を楽しく聴かせることを主眼に置いていたようです。 活き活きとした音楽が前に前にと推進してゆくのが心地よく感じられました。 河崎さんの指揮棒の振り幅も他の曲よりも大きかったように感じました。

メインのベートーヴェンの交響曲第7番では、繰り返しリズムが押し寄せてきたのと、キレの良い響き、弓を強く弦に押し付けるようにして出すストレートで大きな響き(弦楽器の人数がもっと多いと響きの厚みにもなるのでしょうけど)、このところお疲れ気味なロートル人間だったもので、少々聴き疲れしてしまいました。 自信に満ちた演奏であったのですが、ついてゆけなくてごめんなさい。

最後になりましたが、このオーケストラ。 開演時、左右より整列入場をしますが舞台上にメンバー全員が揃うまで起立したままで待ちます。 一番最後にコンミスが登場し、全員が揃ってからコンミスと伴に一礼して着席。 全員揃ったメンバーへの客席からの暖かい拍手が湧いて、気持ちいいですね。 礼に始まり礼に終わる・・・ 演奏される音楽ともどもちょっと独特な世界感を持って演奏活動されているようです。
とにかく、皆さんお疲れさまでした。 

posted by fronte360 at 05:13| Comment(0) | 18-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

奈良散歩20180217_酒蔵みてある記・長龍:牧野(ばくや)古墳

近鉄が主催するハイキング倶楽部「あみま倶楽部」に入りました。
第7回目のハイキングは、奈良の北葛城郡広陵町の長龍酒造です。
五位堂駅をスタートし、歩行者・自転車専用道路「かつらぎの道」を歩いて
牧野(ばくや)古墳に到着。 古墳時代後期の円墳だそうです。

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P2170042 posted by (C)fronte360

↑写真をクリックすると大きな表示で読むことができます。

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P2170043 posted by (C)fronte360

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P2170044 posted by (C)fronte360

南面に開口した両袖式の全長17.1メートルの横穴式石室となっていて、
巨石を積んだ石室は、明日香村の石舞台古墳に次ぐ規模だそうです。

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P2170045 posted by (C)fronte360

高さは約13m、直径は約50m
前方後円墳を作らなくなった時期としては墳丘規模が最大級であることより、
被葬者は大王に近い支配者層の墓と考えられ、敏達天皇の皇子押坂彦人大兄皇子
と推定されていると、書かれていました。

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P2170046 posted by (C)fronte360

墳丘の脇に花が咲いてました。
ウメかな、と思ってみましたが、どうもサクラのようですね。

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P2170047 posted by (C)fronte360

このボケ具合では、よくわからないとおもいますけど(失礼)

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P2170049 posted by (C)fronte360

次の「竹取公園」を目指します。


posted by fronte360 at 01:00| Comment(0) | 18-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする