先日、愛用のメモリプレーヤで久しぶりにクルト・ザンデルリングさんが
ベルリン交響楽団を振った新盤のブラームスの交響曲全集を聴いて、
遅いテンポと深い呼吸で丹念に描きながらも弛緩することのない演奏に接し
いたく感動しました。
そんなことがあって、このところクラシックは室内楽中心でしたが、
今朝は久しぶりにブラームスの交響曲を・・・と出してきたのがこれです。

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ブラームス/交響曲第1番 ハ短調 op.68
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
盤質やジャケットの状態も良くない輸入盤、スクラッチノイズもあります。
2000年頃にどこかの中古屋さんより何気なく連れて帰ったと思いますが、
オーマンディに対する個人的な評価を大きく変えたレコードです。
2001年に書いた文章がサイトに残っています。
詳細は参照して頂くとして(→ ココ)、器はフィラデルフィアサウンドですが
重厚でケレン味のない誠実な演奏に、今もまた感動しました。
しかしあの頃は丹念に音楽を聴いて文章にしていたのだな・・・