2017年10月18日

高知散歩20170924_野根山二十三士・福田寺(顕彰碑、お墓)

24日(日)、今回の高知散歩のメインイヴェント・東部の旅!!
「ごめんなはり線」を利用して終点奈半利より村営バスで中岡慎太郎館を堪能。
一駅戻った田野町・岡御殿より「野根山二十三士」巡りで福田寺(ふくでんじ)

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P9248331 posted by (C)fronte360

銅像は、彼らが釈放を願った武智半平太。 後方の石碑は二十三士顕彰碑。
石碑はかつての海援隊士で、明治30年当時の高知県知事・石田英吉によるもの。
石田英吉については、次回の高知旅行で調べてくる予定です。

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P9248332 posted by (C)fronte360

薬師堂の脇に、二十三士のお墓がありました。
清岡道之助の遺言によって福田寺境内に埋葬された23人。

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明治24年、贈位を受けた際に道之助の妻静によって修築されました。
大正2年、静が私財を投じ、現在の墓碑を立てて再改築して今に至っています。
墓前の石碑は、清岡静の歌碑
よしやこの土にかばねは埋むとも 千歳の松に名をばとどめん

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P9248333 posted by (C)fronte360

これらのお墓には戒名は書かれず、また墓石上部も平らではありません。
明治政府によって神道形式にするような指導があったそうです。
軍人墓地の墓石も同様なのですね。

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P9248336 posted by (C)fronte360

薬師堂の壁に野根山二十三士について書かれた説明板もありました。

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2017年10月17日

高知散歩20170924_野根山二十三士・福田寺(ふくでんじ)

24日(日)、今回の高知散歩のメインイヴェント・東部の旅!!
「ごめんなはり線」を利用して終点奈半利より村営バスで中岡慎太郎館を堪能。
一駅戻った田野町・岡御殿より「野根山二十三士」巡りで福田寺(ふくでんじ)

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P9248327 posted by (C)fronte360

奈半利川の河原で打ち首になった二十三士は、リーダーの清岡道之助の遺言で
ここ浄土宗福田寺に葬られています。

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浄土宗西山派、境内に建つ薬師堂には平安時代末期の作と思われる破損仏など
数体の仏像が安置されているそうです。

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境内に入ると、小さな銅像と石碑がありますね。

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2017年10月16日

有川浩「阪急電車」読了

この前の土曜、休日出勤だったけど早めに退けたので大阪市立中央図書館へ。
楽しく読ませてもらった「県庁おもてなし課」の続きとして「阪急電車」

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PA168469 posted by (C)fronte360

こちらはTVで映画となった「阪急電車」を先に見ていたので、
映画のストーリーを追っかけるように読んで早々に読了となりましたが、
結論から言って、やはり面白かった。 満喫しました。

筆致と視点がいいですね、ノリで書く、と作者は言っておられますが、
軽やかに現代を活写していますね。

じっさいの現実はもっとえげつなく悲惨な事件の多い毎日なのだけれど、
その現実の世の中で、その上澄みを軽やかなタッチですくい取っているのは
作者の人柄の良さに違いないと感じました。

posted by fronte360 at 21:37| Comment(0) | 17-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高知散歩20170924_野根山二十三士・佐渡屋跡

24日(日)、今回の高知散歩のメインイヴェント・東部の旅!!
「ごめんなはり線」を利用して終点奈半利より村営バスで中岡慎太郎館を堪能。
一駅戻った田野町・岡御殿より「野根山二十三士」巡りを始めました。

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P9248323 posted by (C)fronte360

福田寺(ふくでんじ)へ行くことにし、岡御殿を辞去しますと、
受付のお姉さんが岡御殿を出て道の角まで見送ってくださいました。
そしてその時に教えてもらった、トリビア的情報の場所がここになります。

ただの住居跡の空地です。
何の案内板もなく、目印は向かい側の家。 「花月楼」という料亭が目印・・・
そうお姉さんに教えてもらいました。

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P9248324 posted by (C)fronte360

「花月楼」の向かい側の空き地に、かつて「旅亭佐渡屋」があったそうです。
「旅亭佐渡屋」については、岡御殿でいただいたパンフレット
「野根山二十三士、行動始末。」に書かれています。

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P9248325 posted by (C)fronte360

7月25日、安芸郡同志がここ「佐渡屋」に集合して宴会、深夜解散して、
奈半利川を越え街並みを抜け野根山街道を・・・と行動が開始される起点です。
まさしく地元の人しか知りえない場所!! 教えていただきました。
有難うございました。

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P9248326 posted by (C)fronte360

佐渡屋跡をすぎ、そしてまたお姉さんに教えてもらった「野村鮮魚店」の前。
ここを曲がると福田寺(ふくでんじ)です。



 

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2017年10月15日

カール・リヒター、ハイドン/交響曲第94番・第101番

青春をすごした街・帯広より今季全国初の「初氷」の便り。
管内の幕別や足寄、池田などでは、氷点下1.8〜1.6度であったようで、
いずれも懐かしい地名です。

この時期の寒さ、異郷に住んでいる、一種の疎外感を感じつつも
好んで移住した身としての自虐的な優越感、ここに住んでないと経験できない、
そんな感情を持って冬への身構えをしていたのを思い出します。
まぁ若いから何でも楽しかったのですけどね。

そんな帯広時代より使っているレコードプレーヤー TRIO KP-7300 は健在。
同じくスピーカー Technics SB-X1 を使って今朝も音楽鑑賞中。

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PA158468 posted by (C)fronte360

ハイドン/交響曲第94番 ト長調 Hob.I:94「驚愕」
ハイドン/交響曲第101番 ニ長調 Hob.I:101「軍隊」
  カール・リヒター指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1961年録音、グラモフォンのRESONANCEシリーズの1,500円盤だから
帯広市内で最大のレコードショップ・オイカワに置いてあったはずですが
これは後年大阪の中古屋DISC-JJで捕獲したもの。

カール・リヒターは好きな指揮者でしたが、帯広時代に亡くなってしまい、
市内のレコードショップより彼のレコードが消えてしまって呆然とした、
そんな記憶があります。

そんな当時でも彼が指揮するハイドン、しかもオケがベルリンフィルで、
食指がまったくわかなかったのは、若気の至りですね。
いかにもドイツ的、リヒター的な背筋をピンと伸ばした演奏ながら、
バロック音楽の流れを汲んで爽やかで生命感のあるハイドン。
聴いていて軽やかに心が踊ります。

謹厳実直なモーツァルトのレクイエム、バッハの受難曲を愛好していた当時、
あの頃、若い時分ではこの良さはやはり判らなかったんじゃないかな。
ハイドンそのものの良さも判っていなかったしな・・・

寅さんみたく、深く反省の日々をおくっております(笑)


posted by fronte360 at 06:17| Comment(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

有川浩「県庁おもてなし課」読了

じつは縁も所縁もない高知LOVEとなっている当方ですが、
高知出身者による高知LOVEの小説をとても楽しく読ませていただきました。
まだ頭の中で高知弁が渦巻いてますきに。

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PA148467 posted by (C)fronte360

9月23日に行った高知県立文学館
そこの展示で今さらながら興味を持った有川浩さん。
久しぶりに大阪市立図書館に行ったときにこの本を借りてきたけんど、
なっかなか読む時間がとれんと、通勤時間を使って読んだきに。

次の高知では馬しか通えない路ちゅうて言われてた馬路村に行く予定なんで、
ええ予習になりました。 映画も観たくなってきたなぁ。

posted by fronte360 at 17:12| Comment(0) | 17-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(2017年)11月の関西アマオケコンサート情報(追加2)

11月に、京阪神奈で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※追加(10/14)
 11/11:高槻市室内管弦楽団 第12回定期演奏会
 11/21:神戸女学院大学音楽学部 定期演奏会2017
 11/26:草津チェンバーオーケストラ 第23回定期演奏会

我太呂さんより情報いただきました。 いつもありがとうございます。



posted by fronte360 at 05:05| Comment(0) | 17-関西アマオケ演奏会情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月13日

高知散歩20170924_岡御殿

24日(日)、今回の高知散歩のメインイヴェント・東部の旅!!
「ごめんなはり線」を利用して終点奈半利より村営バスで中岡慎太郎館を堪能。
一駅戻った田野町で「二十三士展」をやっている岡御殿にやってきました。

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P9248313 posted by (C)fronte360

野根山二十三士はちょっと置いて、この岡御殿のことを紹介しましょう。
いわゆる豪商・岡家の建物で、高知県東部で唯一当時を偲ばせる書院造、
貴重な建造物です。 上の写真は殿様が出入りする門。

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P9248319 posted by (C)fronte360

藩主が東部巡見を行なう際の宿舎や休憩所となっていました。
その殿様が座る上段の間より門を見るとこんな感じ柱がありますが・・・
殿様の席がこんな具合にあって・・・

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P9248316 posted by (C)fronte360

ここより門を見ると、柱が1本になって視界が広がるのですね。

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P9248320 posted by (C)fronte360

こんなことも教えてもらいながら、話はまた二十三士となって、
お墓のある福田寺(ふくでんじ)の場所を教えてくださいました。

そしてお姉さんがご丁寧にも岡御殿を出て、道の角まで見送ってくださって
(他のお客さんはやってくる気配もなかったけどちょっとヒヤヒヤ)
トリビア的情報も教えてくださいました。 本当にありがとうございました。

※追伸

受付のお姉さんの話によると、前夜はおばけの催しが町内であったそうで、
仮装した若者が高知市内からやってきたり、また23日にちなんで
二十三士の手拭いが先着二十三人に配布されていたのでお客さんは多かった
とのことでした。
おばけの催しに参加された方にも手拭いを配っていたそうです。

手拭いの件は知ってましたが、前日はしんどかったのでパスしましたけど、
でも人の少ないときに行ったことでお姉さんとお話ができて正解でした。


 


posted by fronte360 at 04:44| Comment(0) | 17-高知散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月12日

高知散歩20170924_岡御殿(二十三士展)

24日(日)、今回の高知散歩のメインイヴェント・東部の旅!!
「ごめんなはり線」を利用して終点奈半利より村営バスで中岡慎太郎館を堪能。
一駅戻った田野町で「二十三士展」をやっている岡御殿を目指します。

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P9248307 posted by (C)fronte360

案内板にそって近くまで来ましたが、ちょっと行き過ぎたことに気づいて、
発見しました、岡御殿。

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岡御殿は、その名が示す通り、岡家により建てられたものです。 1844年、岡家当主米次郎の時完成しました。 江戸時代の田野はとても商業がさかんな場所でした。 米屋、福吉屋、蔦屋、常盤屋、虎屋などの豪商が存在し、田野五人衆と呼ばれました(ちなみに、蔦吉屋、綿屋を加えて七人衆とすることもありました)。 中でも米屋(岡家)は、最大の豪商で、藩の要請する多額の御用銀に見事に対応していました。 そんな功績が認められ、12代藩主豊資(とよすけ)、13代藩主豊煕(とよてる)が東部巡見を行った際に、休憩所や宿として使われました。
(「web高知」より)

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P9248322 posted by (C)fronte360

誰も居なくて、呼び鈴を振ったらふくよかなお姉さんが出て来られました。
入館料払って見始めたら、説明しましょうか、と言われたのでお願いしましたが、
土佐弁のお姉さんがとってもアットホーム。 ファンになっちゃいました。

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P9248310 posted by (C)fronte360

二十三士展を見に来たと言ったら「野根山二十三士、行動始末。」パンフレット、
ここに詳しく書かれているので、沢山持って帰ってもいいので興味ある人に
配ったらいいと言われました(が、なかなか知っている人いないのよね)。

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P9248311 posted by (C)fronte360

観たあとにお茶をどうぞ、熱いのが良いか冷たいのが良いかと言われて、
いつもは飲まないけど冷たいお茶を所望、飲みながら興味を持ったのは
タレントの劇団ひとりさんが野根山二十三士の末裔であることを言うと・・・

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P9248312 posted by (C)fronte360

川島総次さんね、と即答。

川島総次友利(かわしま そうじともとし)
享年41歳 岩佐番所番士頭 従五位・明治31年
妻は中岡慎太郎の長姉。 事前に阿波国の穴喰や牟岐などの情勢を10日余り探査した。
(「野根山二十三士、行動始末。」より)




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2017年10月11日

高知散歩20170924_田野駅前

24日(日)、今回の高知散歩のメインイヴェント・東部の旅!!
「ごめんなはり線」を利用して終点奈半利より村営バスで中岡慎太郎館を堪能。
次は 12:05発 オープンデッキの付いた「しんたろう号」にて一駅戻りました。
四国で一番小さな町、田野町の田野駅。

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P9248385 posted by (C)fronte360

田野駅のマスコットキャラクターは「田野いしん君」
世間ではあまり知られていませんが「いしん君」は「野根山二十三士」
これをイメージされています。

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P9248384 posted by (C)fronte360

野根山二十三士は、投獄された武市半平太を救い出そうと決起した23人。
清岡道之助をリーダーとして、16才から41才の若き23人が決起しましたが、
戦火を交えることなく捕らえれ、取り調べなく奈半利川で全員斬首されました。
詳細は wiki の「清岡道之助」をご覧ください。

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P9248386 posted by (C)fronte360

そして今回の高知散歩の最大の目的こそ、この「野根山二十三士」です。
「志国幕末維新博」の企画の一環として「二十三士展」が催されている岡御殿
道の駅・田野駅屋の探索は後に、まずは岡御殿を目指します。

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P9248306 posted by (C)fronte360


 


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