2017年07月02日

ヤニグロ、ハイドン/交響曲第44番、第45番

今日も湿度の高い朝。 天気予報では気温は昨日より更に高くなるとのこと。
今は日差しがありますが、大気の状態は不安定で午後から急な雨に注意・・・
とは、この時期の常套句ですね。

昨夜は震度5弱の地震が北海道と熊本で続いて発生、地盤も不安定でしょうか。
震度6になると報告義務が発生して所属メンバーの報告も注視せねばならず、
ことに深夜は酔っていることが常なので震度6でなければホッとします。
こんな心配も9月末でオサラバしたいものです。

さて昨日、スークの美音をたっぷりと堪能してレコード棚に仕舞ったとき、
ふっと見つけたのがアントニオ・ヤニグロによるハイドン。
これも流麗なアサンブル、とてもいい演奏です。

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ハイドン/交響曲第44番「悲しみ」
ハイドン/交響曲第45番「告別」
  アントニオ・ヤニグロ指揮 ザグレブ放送交響楽団

疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドランク)期の交響曲らしいドライブ感、
アンサンブルがぴったりと決まってホルンや木管楽器のバランスも見事。
それまでときに退屈さを感じていたハイドンの交響曲ですけれど、
面白さを気づかせてくれたのがこのレコード。

アントニオ・ヤニグロはもう忘れられた存在かもしれませんね。
1918年イタリア・ミラノ生まれ、チェリストとしてキャリアをスタート、
成功を収めたのち、指揮者そして教育者となってゆきました。
1970年頃より手の神経症となりこのようなキャリアを歩んだようですが、
忸怩たるものがあったのでしょうね、アルコール依存症であったようです。

ヤニグロの名前は、中高生時代よりキングの廉価盤のバロック音楽シリーズなど
時折見かけていましたが、特段に優れた指揮者というイメージはなく、
また購買意欲をそそるような曲を演奏しているわけでもなかったのですが、
偶然買ったこのレコードでイメージは一変。

ここで聴かせるハイドン、バランス感覚の素晴らしさに惹き込まれます。
特に第44番の終楽章が秀逸。
そっけなく吹かせるホルン、ちょっと重量感を持たせて切り込む弦楽アンサブル。
緊張感を持った一糸乱れぬ流麗な演奏は弦の国ザグレブ、面目躍如の名演奏です。



posted by fronte360 at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする