2017年06月04日

オーケストラ・アンサンブル・フォルツァ 第21回定期演奏会

日時:2017年5月28日(土) 14:00開演(13:30開場)
場所:八尾市文化会館・プリズムホール・大ホール

曲目:ヴォーン=ウィリアムズ/ノーフォーク狂詩曲 第1番 ホ短調 (*1)
   アッテルベリ/交響曲第4番 ト短調 op.14 (*2)
   シベリウス/交響曲第1番 ホ短調 op.39
   (アンコール)シベリウス/「カレリア」組曲より第3番「行進曲風に」

指揮:菊 正憲、周藤 英(*1)、大塚洋平(*2)

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P6036797 posted by (C)fronte360

「北欧の自然と人々」をテーマにしたちょっと珍しいプログラムを団内指揮者でやってしまう意欲的な演奏会でした。 プログラムノートには、ヴォーン=ウィリアムズ→アッテルベリ→シベリウスとプログラムが進むごとに響きが充実してゆく構成、と書かれていたとおり、シベリウスの交響曲第1番の腰の据わった充実したサウンド。 今年聴いた演奏会の中で一番じゃないか、と感じました。 素晴らしい演奏でしたね。 またこの前のプログラムもまた指揮者とオケが一体となった演奏で、指揮者がオケをリードするのではなく、オケ全体が団内指揮者とともに意を一つにして自分たちの音楽を届けようという意欲に溢れた清々しい演奏を堪能しました。 またアンコールも良かったですね。 お馴染みの曲ですが足取り軽やかに明るい気分で会場を後にすることが出来ました。 月並みな表現ですが、いい演奏会でした。

シベリウスの交響曲第1番、ソリッドに打って更に追い込みもかけるティムパニ。 勇壮に吹く金管楽器とともに、これらが全然邪魔にならないのは、高音弦から低音弦に至る弦楽器群の充実したサウンドで下支えられているからですね。 ワーグナーやチャイコフスキー、ベートーヴェンを目標としたシンフォニストたらんシベリウスの第1番らしさが満載。 そしてまた管楽器や弦楽器のソロも巧かった。 これらをあげればキリがないほどですが、指揮者・奏者全員が持ち場をしっかりと固めてすべてを混然一体とし、ここにコクやタメもある腰の据わったサウンドですから、もうのめり込むように聴いていました。 惚れ惚れとしました。

これに先立つアッテルベリの交響曲第4番も、指揮者・奏者全員が一丸となって自分たちの音楽を届けようという意欲を感じました。 第6番のドル交響曲は単身赴任時代に図書館で借りてよく聴きましたが、こちらは初見参(のはず)。 ちょっと手探りで聴き始めましたが、冒頭より充実した弦楽器群に支えられ、また金管もよくブレンドされた響きでしたね。 第2楽章では木管楽器のソロがやわらかくフュチャーされてのどかな雰囲気もよく出てました。 そして終楽章フィナーレ、機動力を持ってリズミカルに進めたあと大きくタメを作っての着地。 曲の面白さは十分に使わってきました。

冒頭のノーフォーク狂詩曲、こちらは曲本来の持つ判りやすさというのかな馴染みやすさをそのままうまく引き出していました。 指揮者の周藤さん、指揮姿がぐいぐい引っ張っていく感じには見えず、喧騒の場面でも派手さを抑えてオケと指揮者が一体となって快活な盛り上がり、といった感じ。 全体的に伸びやかで透明感ある高音弦を主体とした弦楽アンサンブルが素敵でした。

いずれも素敵な演奏でしたけど、でも演奏会全体の印象はシベリウスの交響曲第1番の腰の据わったサウンドと明るく快活に進めたアンコール曲の印象に大きく染まってしまったみたい。 とにかく充実したいい演奏会でした。 次回は11月のオータムコンサート、「ピーターと狼」とストラヴィンスキーの交響曲ハ長調。 こちらも期待しますが、ひとまず皆さんお疲れさまでした。

posted by fronte360 at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

老化現象、すっかり忘れていたなぁ

今日は大阪ガスの人がやってくるので、見える部分のみお掃除をしてお出迎え。
馬齢を重ねて色々なことが本当に億劫になってきましたね。

ガス器具の調子がここ数年悪いものの、だましだまし使っていました。
還暦を機会にコンロと湯沸し器交換と電気も大阪ガスにするかの相談でした。

大阪ガスには記録が残っていて、まず吃驚したのはコンロが10年選手、
なんと湯沸し器は15年選手だったこと。 そんな昔に買ったのかと・・・
気が遠くなりますね。 すっかり忘れてました。 いやはや。

ところで、お掃除をやっているときに携帯にやってきたメールを発見。

先日の高槻フィルでのマーラー版を取り入れたシューマンのラインについて、
そんな版があるのか知らなかった、とのお話でしたので、CD棚を漁って、
アルド・チェッカート指揮ベルゲンフィルのマーラー版のCDを探していたら・・・
よく似たCDが出てきましたよ。

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P6036853 posted by (C)fronte360

シベリウスのヴァイオリン協奏曲の初稿版(1903-4年)とともに、
1905年に改訂された通常版が入ったCDじゃないですか。
レオニダス・カヴァコス(Vn)、オスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団の演奏。

昨年6月に京都フィルムジカの定期演奏会でこの初稿版が演奏されたのを聴き、
感想文に「CDも持っておらず初めて耳にしたのですけれど・・・」
なんて書いちゃってますよ。 恥ずかしい。

そして今、マーラー版のシューマンの交響曲を聴いています。
こちらは感想文に「あまり好きな演奏ではなかったのでどんな演奏だったか
忘れてしまっていて・・・」と書きましたがそんなに悪い演奏でもないかな。
印象に残っていた覇気の無さとはなんか違うみたい。 大味だからかな・・・

とにかくこうして色々なことすっかり忘れてしまうのかしら?
それが幸せなことなら良いのでしょうけどね、色々と考えた一日でした。


posted by fronte360 at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

6月の関西アマオケコンサート情報(追加3)

6月に、京阪神奈滋で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※追加(6/3)
 6/11:けいはんなフィルハーモニー管弦楽団 演奏会
 6/24:オーケストラ・プリモ 第8回定期演奏会

ともに高い理想を掲げて活動されているアマオケで、意欲的なプログラミングです。 興味ある方は是非いらしてください。

 
posted by fronte360 at 05:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-関西アマオケ演奏会情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月02日

奈良散歩20170521_大渕池公園へ

5月21日早朝、良い天気に誘われて久しぶりにご近所散歩を出かけました。
ウグイスの鳴き声を聴きながら建て替えが進んでいるご近所団地より秋篠川へ。
秋篠川の散歩を続けます。

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高知では3月末より田植えをしているはずですが、
奈良の田んぼはまだ土を起こしただけで水も張ってないのですね。

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このまま歩いても変化も少ないので、県立大渕池公園に寄り道です。

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開門の9時前ですが、中に入ります。

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子どもたちはここを「タコ公園」と呼んでいて、

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P5216751 posted by (C)fronte360

その名の「タコ」に似た滑り台。

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子どもたちが大きくなってからできた船のカタチをした遊具。

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P5216752 posted by (C)fronte360

GWはここもにぎわったことでしょうね。
お弁当もって遊びにくるとお金もかからなくて良いところなんです。



posted by fronte360 at 04:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

奈良散歩20170521_秋篠川で見ぃつけた

5月21日早朝、良い天気に誘われて久しぶりにご近所散歩を出かけました。
ウグイスの鳴き声を聴きながら建て替えが進んでいるご近所団地より秋篠川へ。
秋篠川でさっそく見つけました。

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シラサギの子供かな、と思いましたが、コサギという種類かもしれませんね。

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なんとなく警戒してますね。

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P5216744 posted by (C)fronte360

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P5216743 posted by (C)fronte360

エサとなるザリガニやカエルとかがいるのでしょう。
生物の多様性、豊かな自然を守る活動されている方に感謝。


posted by fronte360 at 04:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする