2017年06月30日

バルビローリ、春を告げるカッコウ、デリアス/管弦楽曲集

1年の折り返し、6月30日。
夜半に強い雨が降ったようですが、いまは梅雨時らしいしとしと模様の天候。
今日は計画的な有給休暇を取得しています。

夕方には大阪の診療所に月1回の定期メンテに行く予定ですが
それまで片付けものをしたりして、朝からゆったりと過ごしています。
先日よりこの季節に似合っているかも、とディーリアスを聴いています。

P6306902
P6306902 posted by (C)fronte360

ディーリアス/夏の庭園で
ディーリアス(ビーチャム編)/ハッサンより、間奏曲とセレナーデ -*
ディーリアス/暁の歌
ディーリアス(フェンビー編)/ラ・カリンダ(歌劇「コアンガ」より)
ディーリアス/春を告げるカッコウ
ディーリアス(フェンビー編)/季節はずれのつばめ
  ジョン・バルビローリ指揮 ハルレ管弦楽団、 ロバート・ティアー(T) -*

このレコードが出た1972年当時、ディーリアスではなく、デリアス表記でした。
デリアスとの出会いは高校生時代、パイ原盤によるテイチク盤、
同じくサー・ジョン/ハレ管による演奏、解説も三浦淳史先生でしたね。

このレコードは社会人になって、ここ20年ほどの間に捕獲したものでしょう。
購入の記憶が飛んでしまってますね。 数寄屋橋ハンターだったかも。

サー・ジョンの演奏はここでも縦の線にこだわらず響きを重ねた美しさ弾き出す
なんともノスタルジックな演奏です。 ゆるゆると過ごすにはいい感じ。
しっとりとしたこの季節の空気ともよく合ってますね。

オーボエは夫人のロスウェル女史でしょうね。 夫唱婦随。
調べてみると女史も2008年に鬼籍に入ってしまわれたようです。
97歳かな、天寿を全うされたようですが、季節らしく少々しめっぽくなりました。


posted by fronte360 at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

奈良散歩20170624_大和郡山・柳町商店街(その2)

6月24日(土)午後、ヤボ用があって久しぶりに大和郡山に行ってきました。
蒸し暑い日でしたが久しぶりなので、柳町商店街をちょっと散策。
更に柳町商店街の歩みを進めますと・・・

P6246888
P6246888 posted by (C)fronte360

昭和レトロな衣料品店。
そしてここをよ〜く見てみると・・・

P6246889
P6246889 posted by (C)fronte360

給食用エプロンとか体操着とか売っているじゃないですかっ。

P6246891
P6246891 posted by (C)fronte360

もう少し先には、金魚休憩所。
ここにもタライが置いてますね、衣料品店にもありましたけど、
タライを使った市「たらい市」をやっているようですね。

P6246892
P6246892 posted by (C)fronte360

こちらのお店にもタライがならんでますよ。



posted by fronte360 at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

奈良散歩20170624_大和郡山・柳町商店街

6月24日(土)午後、ヤボ用があって久しぶりに大和郡山に行ってきました。
蒸し暑い日でしたが久しぶりなので、柳町商店街をちょっと散策。
更に柳町商店街の歩みを進めますと・・・

P6246882
P6246882 posted by (C)fronte360

金魚のマンホールもあります。

P6246883
P6246883 posted by (C)fronte360

酒屋さん、この角を曲がって進むと近鉄郡山駅ですが、まだ南下します。
このあたりには呉服屋さんがあちこちにありますね。
落ち着いた商店街です(自動車が頻繁に来るのがうっとおしいけれど)。

P6246884
P6246884 posted by (C)fronte360

この呉服屋さんのショーウィンドーにも金魚がいますね。

P6246887
P6246887 posted by (C)fronte360

P6246886
P6246886 posted by (C)fronte360

ネコちゃんが水槽を覗き込んでますよ。
金魚ちゃんには大きなストレスかもしれませんけど、楽しいですよね。

P6246885
P6246885 posted by (C)fronte360

きんぎょのまち、うまくやってますね。


posted by fronte360 at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

奈良散歩20170624_大和郡山・きんぎょのまち

6月24日(土)午後、ヤボ用があって久しぶりに大和郡山に行ってきました。
蒸し暑い日でしたが久しぶりなので、柳町商店街をちょっと散策。
菊屋より柳町商店街の歩みを進めますと・・・

P6246877
P6246877 posted by (C)fronte360

電車の自動改札機に似せた金魚の水槽があるじゃないですかっ!!
「きんぎょのまち」の駅名表示板も素敵です。
ここは「さくら倶楽部」といって、近隣の農家さんのお野菜や
福祉作業所で作られた無添加のパンなどを扱っているお店なのですね。

P6246881
P6246881 posted by (C)fronte360

このあとパンやお野菜を調達させていただきましたが、
パンは国産材料で無添加、しっかりとした自家製パンで食べ応えありました。

なおこのお店の向かいにあるカフェ「彩食キッチンBon
ランチタイムをとっくに過ぎていたのにランチメニューを提供して下さって、
しかも追加100円のドリンクもOK、安くて美味しかった。

P6246879
P6246879 posted by (C)fronte360

美味しかったので、日替わりの自家製ケーキセットも追加注文。
この日はシフォンケーキでしたが、これがまたしっとりとしてて絶品でしたね。
あとで判りましたがここも福祉サービス事業所でした。

P6246878
P6246878 posted by (C)fronte360

綺麗で親切だし、また来たいお店です。


posted by fronte360 at 05:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

奈良散歩20170624_大和郡山・菊屋

6月24日(土)午後、ヤボ用があって久しぶりに大和郡山に行ってきました。
蒸し暑い日でしたが久しぶりなので、柳町商店街をちょっと散策。

P6246876
P6246876 posted by (C)fronte360

商店街の始まる柳1丁目の角にあるのが、奈良の老舗和菓子店・菊屋本店
天正13年(1585年)、豊臣秀長公に連れて来られた、とありますが、
さらにそれ以前より10代ほど更にさかのぼる創業らしく700年ほど続く
(詳細はお店でも分からないみたい)老舗。

P6246874
P6246874 posted by (C)fronte360

御城の大門を出て町人街の1軒目に位置していたことより、
「城の入り口で売っている餅」→「城之口餅(しろのくちもち)」
という通称が付けられたそうです。 看板が奥にありますね。

P6246873
P6246873 posted by (C)fronte360

店頭にはお茶のお湯を沸かすのに用いた茶釜がありますね。
今は使っていないそうですが、16枚の菊花の紋、天皇家の拝領品みたい。

P6246872
P6246872 posted by (C)fronte360

ここからスタートします。


posted by fronte360 at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

大阪市立大学交響楽団 June Concert 2017

日時:2017年6月17日(土) 18:30開演(17:30開場)
場所:いたみホール

曲目:グラズノフ/祝典序曲 Op.73 -*
   チャイコフスキー/バレエ組曲「眠りの森の美女」
    序奏とリラの精、パ・ダクシオン〜バラのアダージョ
    長靴をはいた猫、パノラマ、ワルツ
   カリンニコフ/交響曲第1番
(アンコール)チャイコフスキー/エフゲニー・オネーギンよりポロネーズ

指揮:井村誠貴(客演)、西原貴彦(学生-*)

P6186855
P6186855 posted by (C)fronte360

学生オケらしい清新さとやる気を強く感じた演奏会でした。 いつもはホール後方よりオケ全体を眺めつつ鑑賞させていただくのですが、今回は前から3列目での鑑賞。 指揮者の井村さんとオケの反応を間近で見させていただきました。

チャイコフスキーの「眠りの森の美女」、井村さんらしくよく気持ちを乗せた音楽造りが染みわたっていたようですね。 演奏者が楽しさを伝えようとする想い、そんな意気込みを強く感じで気持ちよかったですね。 もちろんスペクタクルなオケの機動力も発揮した巧さがあってこそで、学生オケらしいフレッシュなパワーがありました。

カリンニコフもまた井村さんらしく美しさの中に粘り気というか情熱を持った熱く濃い音楽造りでした。 芯のある低弦と艶やかでパワーのある高音弦がブレンドされた重量感のあるサウンドに、管楽器もまたよかったですね。 前の席なのでお顔は見えませんでしたが、オーボエやコールアングレも奮闘されてエキゾチックな雰囲気をよく出されていましたし、ホルンの遥かな響きもまた素敵でした。 終楽章にかけて目の前で奏される艶やかな第1ヴァイオリンが熱気を孕んできて、惹きこまれました。

これに先立って学生指揮の西原さんによるグラズノフの祝典序曲は、冷静で落ち着いた指揮でオケを牽引。 まさにオケと指揮者が者一丸となってきちんと制御された音楽、中低弦もしっかりと鳴らせて聴きごたえを感じました。

久しぶりに前の席で指揮者とオケの反応を見ながら聴く音楽も面白いものですね。 そして演奏終了後にきりっとして立つ学生さんを見上げていると若いっていいな、と素直に感じた次第。 フレッシュな演奏を堪能しました。 皆さんお疲れさまでした。



posted by fronte360 at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

ウェラー弦楽四重奏団、ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10,11番

長くそして怒涛のようだった1週間を終えてようやく迎えた休日。

色々な会社行事が並行して進行中なのに監査や棚卸も加わっておりました。
監査と棚卸、体力測定なんていう行事を終えた昨日は余裕も出るはずでしたが、
ランサムウェアの緊急対応、関係ないけど本社筋より個人的になんとかせいと
ケツを叩かれて事務所内を走るはめに…、疲れ切った1週間でした。

そんなことより酒量も増えて気怠い朝、本日は昼から大和郡山にヤボ用もあり、
先週行った演奏会感想文を書こうと思いつつも、まずは命の洗濯をせねばと…
2013年の年末に高知で捕獲した「ウィーンの室内楽・名盤1300」より
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲

P6246871
P6246871 posted by (C)fronte360

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95「厳粛」
  ウェラー弦楽四重奏団
    ワルター・ウェラー(vn)、アルフレード・シュタール(vn)
    ヘルムート・ヴァイス(va)、ルートヴィヒ・バインル(va)

第1楽章でのピチカートがハープのアルペジオを連想させる「ハープ」
原譜に「まじめな四重奏団、1810年10月ズメスカルに捧ぐ」と書かれた事より
「厳粛(セリオーソ)」という呼び名を持つ2曲。

16曲あるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中央に位置する2曲であって、
壮年ベートーヴェンの旺盛な創作意欲と情熱が注ぎ込まれています。

このところ通勤時間にモーツァルトの後期弦楽四重奏曲を繰返し聴いていて
弦楽四重奏というフォーマットが最近のお気に入りとなってきました。
といってもまだ古典派止まりですけれど。

CDではズズケ・カルテット(ベルリン弦楽四重奏団)で聴いていますが、
ウェラー・カルテットはウィーンフィルのメンバーであるので、
しっとりとした梅雨時期には似合っているかもしれませんね。


posted by fronte360 at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-LP/CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

持ち物雑感20170623_携帯電話_isai vivid LGV32

ネタ切れです。
昨年5月に購入した携帯電話の写真を貼っておきます。

P6186865
P6186865 posted by (C)fronte360

入院中に暇だったので壁紙をシックなピアノにしてみました。
韓国LG電子製のスマホですが、LG SmartWorld というアプリを入れると
いろいろと綺麗なものが手に入ります。

P6186866
P6186866 posted by (C)fronte360

でもこのスマホ、最大のお気に入りは背面の本革でできた裏蓋。
昨年10月に本体交換したのでまだ1年たってませんが、
使い込むほどに年季も入ってくるのも楽しみ。

P6186867
P6186867 posted by (C)fronte360

電池交換も簡単に出来るので長く使いたいアイテムです。



posted by fronte360 at 04:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

持ち物雑感20170622_メガネ

ネタ切れです。
昨年12月に購入したメガネの写真を貼っておきます。

P6186868
P6186868 posted by (C)fronte360

仕事柄、パソコンを使う時間が多いので、中近両用メガネです。
またパソコンのブルーライトをカットするコーティングもかけました。

以前のメガネは6年程使ったかしら、やはり中近両用でしたが、
さすがに度が進んでパソコンを見る時、顔をやや上に向けないといけなくて、
思い切って若者のメガネを扱う zoff に飛び込んで作ってみました。

P6186869
P6186869 posted by (C)fronte360

フレームには緑や茶色などの迷彩模様が施されています。
大き目のレンズにしたのは、度が進んでも顔を上げる角度が大きくとれるため、
ですが、最近の細身のレンズってあまり好きじゃないんですよね。

そして何より軽いのがいいですね。
この前のはデュポンのフレームでしたが、ちょっと重かった。
軽くなったこのメガネ、中近両用なので町中を歩くのには不適切なんですが、
しょっちゅうかけていたります。 最近のお気に入りアイテムの一つです。




posted by fronte360 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

奈良散歩20170618_ご近所

梅雨に入ったもののほとんど雨が降らなかった関西地方も今朝は、大雨。
今日は一日大雨らしい。 梅雨だから雨なのは仕方ないけれど・・・

さて、ネタ切れ状態なので18日の日曜日、カメラを持って出かけましたが、
あっという間にカメラが電池切れ・・・ 電池切れまでの写真は以下。

P6186856
P6186856 posted by (C)fronte360

かつては公団住宅と呼ばれていた建物ですが、こんな瀟洒な建物に変身。
以前の建物もよく見ると1棟1棟微妙に大きさなどが異なってましたけどね、
整列して建っていたので同じに見えました。

P6186857
P6186857 posted by (C)fronte360

傾斜などをつけて、同じような建物なんだけれども、
それぞれがきちんと別の建物のような主張も感じますね。
これなら酔って帰っても迷わないかな。

P6186858
P6186858 posted by (C)fronte360

敷地内の外周に面した遊歩道を設けてあります。
「つむぎの小径」 何をつむぐのかは定かではありませんが・・・

P6186859
P6186859 posted by (C)fronte360

と、ここで電池切れ・・・ おしまい。

今日は雨に濡れてもいい化繊のズボンで出社しましょう。 では・・・


posted by fronte360 at 04:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-奈良散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

大阪散歩20170603_土佐稲荷神社(その7)

6月3日(土)午後、大阪ガスの方と器具交換の相談などで半日潰れたので、
買い物に出るついでに大阪市立中央図書館まで足を延ばすことにし、
久しぶりに土佐稲荷神社にも行ってきました。

P6036844
P6036844 posted by (C)fronte360

石灯籠の中にお昼寝しそうなネコちゃんを邪魔しても何なので
当方も退散して、図書館に向かいましょう。

P6036848
P6036848 posted by (C)fronte360

こちらの参道脇の石灯籠は、山内豊敷公奉納のもの。
写真では1つしか写ってませんが、ちゃんと左右に対になって残っています。

P6036849
P6036849 posted by (C)fronte360

いったん境内の外に出て本社殿を望みました。

P6036850
P6036850 posted by (C)fronte360

お参りの親子連れがいらっしゃっいました。
現在でも地元の方に篤く信仰されているようですね。

P6036852
P6036852 posted by (C)fronte360

ちょっと気持ちも軽やかになって図書館に向かいました。 おしまい。



posted by fronte360 at 04:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月19日

大阪散歩20170603_土佐稲荷神社(その6)

6月3日(土)午後、大阪ガスの方と器具交換の相談などで半日潰れたので、
買い物に出るついでに大阪市立中央図書館まで足を延ばすことにし、
久しぶりに土佐稲荷神社にも行ってきました。

P6036841
P6036841 posted by (C)fronte360

末社・石宮神社
海上安全の守護神とあがめられているそうです。

P6036840
P6036840 posted by (C)fronte360

のけぞるほどの狛犬さん、なぜかこの1基しかありません。
社殿を離れてふりかえると・・・

P6036846
P6036846 posted by (C)fronte360

石灯籠の中に、さっきの猫ちゃんがいますっ。

P6036847
P6036847 posted by (C)fronte360

日差しが強かったので日陰でお昼寝でしょうか。

P6036845
P6036845 posted by (C)fronte360



posted by fronte360 at 04:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

オーケストラ千里山 第25回演奏会

日時:2017年6月11日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:ザ・シンフォニーホール

曲目:マーラー/交響曲第2番 ハ短調「復活」

独唱:坂口裕子(S)、福原寿美枝(A)
合唱:オーケストラ千里山特別合唱団

指揮:井村誠貴

P6176854
P6176854 posted by (C)fronte360

オーケストラ・合唱・独唱に加えバンダが絡みあうこのスペクタクルな曲をダイナミックかつ真摯に演奏されたオーケストラ千里山と合唱団の皆さん、そしてオペラ指揮者らしく起伏をつけてドラマティックかつ緻密に演出された井村誠貴さんによる素晴らしい演奏会を堪能しました。 創立20周年を記念するのにふさわしい充実した演奏会でした。

今回、左サイド LD-6席からの鑑賞。 弦楽器は対向配置で 15-14-13-10-8 の編成、コントラバスの上あたりから井村さんの指揮姿もつぶさに見ることができました。 またコントラバスを除くオーケストラ奏者もよく見えて、より一体感を持ってこの大好きな曲を聴く機会に恵まれました。

まずは指揮者の井村さん、いつもながらの大きな体躯を更にのけぞるように伸び上がらせた渾身の第1音より最後の1音まで、常に手綱を握って全身全霊でこの大曲に奉仕されていたのが強く印象に残りました。 そしてこの指揮を受けるオーケストラもまた、各奏者が全体を見据えたかのようで、よい演奏を創り上げるという思いを感じさせる誠実な演奏をしていました。 金管の咆哮や打楽器が打ち鳴らされて音量を上げたとしても野放図になることなく、木管楽器や弦楽器、なかでもヴィオラや第2ヴァイオリンの音もしっかりと聴こえてきて、この曲での色々な発見もあり、とても充実した時間となりました。

第1楽章冒頭では求心力を高めて放たれた冒頭の弦楽アンサンブルより聴き手の心を鷲掴み状態。 大きな起伏をもってダイナミックかつドラマティックな物語の始まりが見事でした。 しっかりと鳴るヴィオラの奮闘ぶりが心に残りました。 あとコールアングレの音色も良かったですね。

この楽章が終わると独唱者2名が登場、コントラバスとフルートの間に着席するちょっと珍しい配置。 独唱者もまたオーケストラの響きの一部といった考えでしょうか。 その前にオルガニストも登場しました。 合唱団は最初からクワイア席で着席していましたが、1席の空きもなくきちんと席が埋まっていて視覚的にも綺麗になってましたね。

第2楽章でもヴィオラと第2ヴァイオリンがしっかりと鳴る充実した弦楽アンサンブルが素敵。 これに寄りそう木管楽器も好演でした。 ハープのアルペジオがかなりハッキリと聴こえてきたのにちょっと驚きました。

第3楽章、リズム感良く奏られた音楽を楽しみました。 最初はちょっと早めのテンポだったかしら、次から次へといった感じで進められましたが、後半では響きをうまく内包させた充実した金管の響き、これが素晴らしかった。

第4楽章の原光、福原さんの深い声の響きがおごそかで、また落ち着いた金管がホールを埋めていました。 そして怒涛の終楽章は圧巻。 何よりバンダの演奏が素晴らしく、この曲の立体感をよく演出して惚れ惚れと聴いていました。 坂口さんの歌唱もまた柔らかな美声ながらオケにも負けずよく透っており、そして合唱団がよく訓練されていたのも印象に残りました。 そしてまた演出も良かった。 最初は座ったまま厳かに歌っていた合唱団、最後は立ち上がって歌いましたが、この時、オルガン奏者の左右にトランペットを2本づつ4本を配し、祭礼といった雰囲気。 そしてオケ・合唱・ソロ歌唱も一体となった壮麗かつ粘り強い響き、強く心を揺さぶれた感動的なフィナーレでした。

この日はマーラーの「復活」の1曲のみのプログラム。 アンコールもなし。 すべてをこの曲に捧げた意気込みがダイレクトに客席に伝わってきました。 素晴らしい演奏会でした。 またこのような素晴らしい演奏会に今回もまたご招待いただきありがとうございました。 皆さんお疲れさまでした。


posted by fronte360 at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

7月の関西アマオケコンサート情報(追加2)

7月に、京阪神奈滋で開催されるアマオケ関連の演奏会について追加投稿します。

※追加(6/17)
 7/9:やまなみグリーネ管弦楽団 第32回定期演奏会

gakuさんより情報いただきました。
長く伺えていませんが、京都府南山城村の「やまなみホール」を拠点に活動しているアマオケ・やまなみグリーネ。 関西本線、加茂駅からディーゼルカーに乗り、渓谷の景色を楽しめますし、ホールでは抹茶席、ホール隣では農産物の直売などもあります。 興味ある方は是非いらしてください。

 
posted by fronte360 at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-関西アマオケ演奏会情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

大阪散歩20170603_土佐稲荷神社(その5)

6月3日(土)午後、大阪ガスの方と器具交換の相談などで半日潰れたので、
買い物に出るついでに大阪市立中央図書館まで足を延ばすことにし、
久しぶりに土佐稲荷神社にも行ってきました。

P6036831
P6036831 posted by (C)fronte360

岩崎家旧邸跡の碑より、朱塗の鳥居をくぐって石宮社のほうに行きますと・・・
ネコちゃん発見。

P6036834
P6036834 posted by (C)fronte360

手水舎の水を飲んでいるようですね。

P6036835
P6036835 posted by (C)fronte360

ちょいと小汚いドラ猫ちゃんのようです。

P6036837
P6036837 posted by (C)fronte360

池のほとりにはウサギの石像

P6036839
P6036839 posted by (C)fronte360

このウサギちゃん、何なんでしょうね。 ぽつんとたたずんでおりました。



posted by fronte360 at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

喜界島 荒濾過

疲れた失敗あせあせ(飛び散る汗)下矢印2
色々な仕事が来週に向かってパラレルで走っているのでちょっと限界だな、、
日本で最も美しい長寿の島で愛されている黒糖焼酎を買って来ました。
命の洗濯します。
1497523930537.jpg1497523944157.jpg
posted by fronte360 at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大阪散歩20170603_土佐稲荷神社(その4)

6月3日(土)午後、大阪ガスの方と器具交換の相談などで半日潰れたので、
買い物に出るついでに大阪市立中央図書館まで足を延ばすことにし、
久しぶりに土佐稲荷神社にも行ってきました。

若宮社の隣には神馬

P6036826
P6036826 posted by (C)fronte360

P6036827
P6036827 posted by (C)fronte360

そして神馬の前には石碑

P6036828
P6036828 posted by (C)fronte360

「千代までも くちぬ命と この石を まつる願いは 神も守らん」

P6036829
P6036829 posted by (C)fronte360

大阪商船初代「摂津丸」建造者で船手頭領「兵安」こと兵庫谷源次郎という方が
風害の折り、この石に身を寄せて一命をとりとめたことに感謝して
隠居した明治32年に建立したものとのこと。

P6036822
P6036822 posted by (C)fronte360

元に戻ってきたので、今度は南側に目を転じると、ここにも石碑。

P6036831
P6036831 posted by (C)fronte360

岩崎家旧邸跡の碑です。

P6036832
P6036832 posted by (C)fronte360

本来は東側の集合住宅のところにあったものを再開発で境内に移した、
と記されていますね。


posted by fronte360 at 04:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

大阪散歩20170603_土佐稲荷神社(その3)

6月3日(土)午後、大阪ガスの方と器具交換の相談などで半日潰れたので、
買い物に出るついでに大阪市立中央図書館まで足を延ばすことにし、
久しぶりに土佐稲荷神社にも行ってきました。

P6036819
P6036819 posted by (C)fronte360

社殿に向かって右側(東側)にも参道、鳥居があります。

P6036820
P6036820 posted by (C)fronte360

集合住宅が建っているあたりが土佐藩邸、岩崎家旧邸跡のようです。

P6036821
P6036821 posted by (C)fronte360

石の鳥居のところより北側に朱塗りの鳥居が連なっていて
そこを進むと、若宮社。

P6036823
P6036823 posted by (C)fronte360

P6036824
P6036824 posted by (C)fronte360

若宮社は諸芸上達、合格祈願、縁結びに参詣する人が多いそうです。

P6036825
P6036825 posted by (C)fronte360



posted by fronte360 at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

吉野杉の樽酒

今日は昼から会社を退けて、あちこち行って疲れました。
明日は社長と常務がやってきます。疲れを癒すため、奈良の広陵町の長龍酒造の吉野杉の樽酒を買ってきました。
今宵は早めに沈没します。
1497349118062.jpg1497349141294.jpg
posted by fronte360 at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大阪散歩20170603_土佐稲荷神社(その2)

6月3日(土)午後、大阪ガスの方と器具交換の相談などで半日潰れたので、
買い物に出るついでに大阪市立中央図書館まで足を延ばすことにし、
久しぶりに土佐稲荷神社にも行ってきました。

P6036813
P6036813 posted by (C)fronte360

社殿を良く見ると・・・土佐山内家の三ツ柏の紋がありますね。

P6036814
P6036814 posted by (C)fronte360

そして屋根には三菱のスリーダイヤ

P6036815
P6036815 posted by (C)fronte360

創業者岩崎弥太郎の岩崎家の家紋は菱形を上に三つ重ねた三階菱で
山内家の紋と岩崎家の紋を合わせた、という説もありますね。
それはともかく、社殿前の堂々とした狛犬さん

P6036816
P6036816 posted by (C)fronte360

P6036817
P6036817 posted by (C)fronte360

岩崎弥之助奉納の狛犬です。
弥太郎の弟で、現在の多角化された三菱グループの基礎を築いた人物。



posted by fronte360 at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 17-大阪散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする