GWの大半を病院で過ごし、残り1日となってしまいました。
季節は立夏をこえ、外は夏のようだと連日言われてきましたが、
病室はエアコンが効いて寒いくらいだったし、退院した昨日は曇って時おり雨。
清々しいGWなしに今年は終えるのかしら。
清々しい初夏らしい音楽でも、と取り出したのが、これ。
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グリーグ/「ホルベルク」組曲(ホルベアの時代から)op.40
グリーグ/2つの悲しき旋律 op.34
グリーグ/「ノルウェー舞曲」op.35 (*)
グリーグ/「抒情組曲」op.54 (*)
ジョージ・ウェルドン指揮
フィルハーモニア管弦楽団
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団 (*)
カラヤンと同い年ながら60歳になる前に亡くなってしまったこともあるし、
芸風も外面的な効果を狙う指揮者でもなかったので知名度は高くないけれど、
このグリーグの演奏は知る人ぞ知る、といった隠れ名盤。
さわやかさの中に毅然とした美しさのある名演奏です。
「2つの悲しき旋律」は「ホルベルク」組曲同様、弦楽合奏曲ですが、
第2ヴァイオリンとヴィオラが2つに分けた弦楽7部の第1曲「胸のいたで」
更に第1ヴァイオリンとチェロも2つに分け9部とした第2曲「過ぎた春」
しみじみと心に滲み入ります。