早朝より先日捕獲した宗教曲など聴き、まったりした一日の始まりを味わい、
ずぅ〜と気になっていた事もあったので、ご近所病院にも行ってきました。
さて、このところ懐古趣味というか原点回帰。
クラシック音楽を聴き始めた頃の懐かしいレコードを再聴しています。
当時の1,000円盤ブームに乗り、1972年9月5日に一挙40枚が発売された
「RCAグランプリ1000クラシカル」シリーズで最初に買った1枚ですね。

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チャイコフスキー/大序曲「1812年」
リスト/メフィストワルツ
ムソルグスキー/交響詩「はげ山の一夜」
チャイコフスキー/スラヴ行進曲
グリンカ/歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団
このレコードのタイトルは、”大序曲「1812年」”ですけれど、
個人的に「ルスランとリュドミラ」序曲、この演奏の凄さにハマってました。
「1812年」は、期待していた大砲の音が入ってないじゃないか・・・
そんな単純な理由でがっかりした記憶もあったりします。
これより先、ロックなどの音楽も積極的に聴き始めることになりますけれど、
クラシック音楽のドライヴ感もロック以上じゃないか、なんて思えてたのも、
このレコードとの出会いがあったからでしょう。
当時の貧弱なステレオ環境、今でもそんなに良い環境ではありませんが、
一糸乱れない引き締まった演奏に興奮しながらスピーカーの前でエア指揮・・・
お恥ずかしながら、今でも腕が動いてしまいますけどね。
そしていま聴き返しても、通俗名曲ながら底光りする演奏に興奮します。
何より演奏に冷たさを感じさせないところが凄いですね!!
スラヴ行進曲など珠玉の名演奏ではないでしょうか。
あと今回、久しぶりにレコードをターンテーブルに載せましたけど、
レコード盤がずっしりと重く感じられました。
別に重量盤ではないのですけど、オイルショック前のレコード盤ですしね。